NPO法人 風の道塾

愛犬・愛猫との共生から学び、そして自然療法の啓蒙普及を

動物病院NORIKO メルマガ 2017.9.26配信-1

2017-09-27 16:19:39 | メルマガ

こんにちは。

Dr.NORIKOのメルマガです。


2017年9月26日火曜日

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友引
彼岸明け

 


DR.NORIKOのワンポイント

ご自分の体質を調べましょう。
知りたい人はご連絡下さい。 

<Angel News Vol.37より引用>
DR.NORIKOからの言葉

近年、何年もしないうちに、必要な職種が変化します。
仕事がなくなり、仕事がしたいという声も出てくるでしょう。
AI(人工知能)がほとんど世の中を支配します。
人力が入らなくなる時代がくるのです。
年金や社会保障もあてにはなりません。
そんな時代に、仕事をするなら、生き残れる職種を選択しましょう!

こんな言葉があります。

「道一筋に打ち込むのは美しいが、でも道が2本、3本あっても、このような生き方もよいのかもしれない」

何が自分に合って、やりたいのかもう一度考えてみましょう。

この長夏から秋は、身体と心が病む時期です。
ご家族皆様に、次のようなスープがおすすめです。
弱った胃の修復や消化吸収を助けます。

◆人用:重ね煮
【材料】
 玉ねぎ/キャベツ/カボチャ/人参

【作り方・飲み方】
 同量を細かく切って、鍋底に玉ねぎから順に入れる。
 材料の3倍の水を入れ、フタをせず弱火で30~40分煮る。
 ※塩分は入れないこと。

 スープのみを冷蔵庫で保存する(3日間まで)。
 飲む前に少し温め、食欲のない人はカップ1杯、
 食欲があって消化を助けるときは、食事の10分前にカップ4分の1~5分の1の量を飲む。

◆犬・猫用:重ね煮
【材料】
 キャベツ/カボチャ/人参/ゴボウ

【作り方・飲み方】
 同量を細かく切って、鍋底にキャベツから順に入れる。
 材料の3倍の水を入れ、フタをせず弱火で30~40分煮る。
 ※塩分は入れないこと。

 

参考:国際発酵食医膳教会資料

 

今月のお話『HMB(ロイシン代謝産物)』

近年、家族の皆様が高齢になって足腰が不安定です。
もちろん家族の犬猫にも同じことがいえます。
この状態をロコモティブシンドローム(運動器症候群)といい、今とても問題となっています。
通称「ロコモ」といわれることが多いですが、これは骨や関節、筋肉など運動器の衰えにより、歩行障害や転倒など日常生活に障害を来たす状態のことをいい、その中で特に、筋肉量が減少する症状を「サルコペニア」といいます。

今回はこの加齢に伴う筋肉量減少をいかに抑えるかについて解説したいと思います。

なぜ筋肉量が減るのか

人間の体は、体重の30~40%は骨格筋でできています。筋肉は人間のすべての動きにかかわり、体を支えています。また、代謝機能、持久力、筋力の重要な要素であり、健康的な生活を送るためには不可欠なものです。

 しかし、その筋肉量は年とともに減少していきます。筋肉量は平均的な人で20~80歳の間に35~40%減少し、筋力も20~40%低下するといわれています。筋肉量が減る原因は、加齢のほかに、病気またはケガ、身体的ストレス(過剰なトレーニング)、ダイエット(カロリー制限)、たんぱく質摂取量の減少などが挙げられます。

 筋肉は、運動やたんぱく質(アミノ酸)の摂取によって増加します。そのため、サルコペニア対策としては、適度な運動とたんぱく質の摂取が重要となります。

しかし現実問題として、高齢化に伴い運動をするのは難しくなっています。そこで、必須アミノ酸の一つである「ロイシン」が世界中から注目されています。アメリカは20年前から多くのアスリートや高齢者が使用しています。

◆ロイシン代謝産物が筋肉合成に関与

たんぱく質が分解されてできるのがアミノ酸です。アミノ酸には、さまざまな種類がありますが、大きく分けて、体の中で作り出すことができる「非必須アミノ酸」、体の中で作ることができず食事などで摂取しなければならない「必須アミノ酸」の2種類があります。

 このアミノ酸の中で、筋肉の合成に重要な役割を果たしているのが、必須アミノ酸のひとつである「ロイシン」です。

 ロイシンを摂取すると、筋肉や肝臓でHMB(β―ヒドロキシ―β―メチル酪酸)というロイシンの代謝物が生成されますが、このHMBが筋たんぱく質の分解を抑え、合成を促進する働きをしています。つまり、筋肉量が減少しないということです。また、筋肉の量が増えると、基礎代謝が上がりますから、脂肪が燃焼し、体脂肪が減るということにもつながります。

 しかし、このHMBは、体内に入ったロイシンの約5%しか転換されません。研究報告によると、筋肉を維持・増加するためには、1日の摂取目安量は約1.5~3gといわれています。

体重70Kgの人の場合、HMBは1日あたり約0.2~0.4gが生成されますので、3g分生成させるためには、ロイシンなら60g、たんぱく質なら600gを摂取しなければなりません。ちなみに、厚生労働省が定めている「日本人の食事摂取基準」において、一日のたんぱく質摂取推奨量は、成人男性60g、成人女性50gです。食事からHMBを補給しようとするのは無理があることがおわかりいただけるかと思います。

 

★<動物病院NORIKO メルマガ 2017.9.26配信ー2>へ続く・・・

 

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TEL:03-3405-4155(平日9時~17時)
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