『カヤネズミの四季』の著者であり、日本のカヤネズミ研究の草分け的な研究者である、九州大学名誉教授の白石哲先生が今月21日にお亡くなりになった。
2年前に『すぐそこに、カヤネズミ』をお送りして以来ご無沙汰していたので、今日の夜、白石先生の奥様からお電話をいただいて訃報に接し、ただただ、驚いている。
最近体の調子が思わしくなく、ここ2年ほどは入退院を繰り返しておられたとのこと。
今日が初七日だったそうで、奥様が仏壇の整理をしていたところ、不思議なことにカヤネズミが1匹、仏壇の前に出てきたそうだ。
奥様は「カヤネズミもお参りにきてくれたのかな」と思ったそうで、「このことをぜひ畠さんに伝えたいと思って連絡しました」とおっしゃって下さった。
カヤネズミは、普段家の中に入り込むことはめったにないが、ここ数日の寒波で屋内に入り込んできたのかも知れない。
ただ、そういう科学的な解釈は別にして、私もカヤネズミが白石先生のところにお参りにきたのだと信じたい。
白石先生のご冥福を心よりお祈りします。
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