ドーナツを子供に買い与えた。
「明日食べていいけど、穴は食べないでね。」と伝えた。
子供なりに考え、「穴は無いから、食べたくても食べられない。だから食べていない。」とか、「穴は食べないから先に持って行って。」とか、悩みながらもなかなか楽しい回答。
細かく千切ったドーナツはドーナツ。細かく千切ったケーキはケーキ。では、その細かく千切った両方だけを比べたらどちらがケーキで、どちらがドーナツなのか? 本当に細かく千切ったドーナツはドーナツなのか? とか、抜けた髪の毛は自分か?、腕が抜けたら腕が自分なのか、残った体が自分なのか?、とか、体が半分に分かれてどちらも生きていたら、どちらが本当の自分なのか、とか、そんなことを楽しみながら会話できた。
穴は有るのに、でも本当は無いのだ、ということを知った子供たち。
「明日食べていいけど、穴は食べないでね。」と伝えた。
子供なりに考え、「穴は無いから、食べたくても食べられない。だから食べていない。」とか、「穴は食べないから先に持って行って。」とか、悩みながらもなかなか楽しい回答。
細かく千切ったドーナツはドーナツ。細かく千切ったケーキはケーキ。では、その細かく千切った両方だけを比べたらどちらがケーキで、どちらがドーナツなのか? 本当に細かく千切ったドーナツはドーナツなのか? とか、抜けた髪の毛は自分か?、腕が抜けたら腕が自分なのか、残った体が自分なのか?、とか、体が半分に分かれてどちらも生きていたら、どちらが本当の自分なのか、とか、そんなことを楽しみながら会話できた。
穴は有るのに、でも本当は無いのだ、ということを知った子供たち。
“レンコンの穴が嫌いだという農学者はいつも穴だけ残してレンコンを食うのだという。
レンコンの天ぷらを前歯で齧るように食べてゆき、箸を虚空にあげるようにして、「ほーら、これ、レンコンの穴です」というのが常なのであった。”
実は子供のころに、僕みたいな親から、レンコンを食べていいけど穴はダメ、だよ、と言われたトラウマだったりして・・・