鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

病院システム番外編その2

2017年09月14日 00時00分01秒 | 紹介

 年齢を重ねることで身体も老化する。体内細胞は、再生を繰り返しているが、新たな細胞が得る情報に間違いや転写ミスが起こることによって起こる異常というべき細胞が蓄積し、次第に量が増え、腫瘍や癌を誘発することは知られている。癌化には加齢ばかりではなく、遺伝的体質、生活習慣やストレスなど多くの要因が係わっているといわれているが、症状がある以上、原因を究明し、患部を取り除き、正常化に戻す等の役割を、病院システムが担っているといえるであろう。

 

 高齢者・障害者の支援では障害の程度により、自助、共助、公助といわれ、最近耳にする言葉である。高齢者・障害者は誰でもが同じ障害や健康状態でないため、一律に同じことを行うのではなく、障害等の程度によって、差があってしかるべきで、本人に合った対応を行う必要があるとの考え方である。当たり前といえばそれまでだが、行政はそこのきめ細やかな対応ができていなかったから問題視されたのである。病院においても自助だけでは限界があり、そこに医学的な知見で関与している。

 

 自分の健康状態は、自分が一番わかるとも自負してきたが、そうでもないようである。健康管理も専門家に任し、適切なアドバイスをもらうことが必要になってきた。医師へかかるには症状が出て、病状悪化する前に、早めの診断が必要になっているといえる。医学の進歩は一段と加速していて、血液検査一つであっても、多くの測定値や分析結果を検出できるようになっている。これによって、体全体の症状を診断できるようになっているのである。

 

 現職の時には組織後持つ健康保険組合の定期的な成人病検診や脳ドック等があったが、退職後は、市区町村が行う健康診断のお世話になっている。これはぜひとも受診した方が良い。年に1回の受診を習慣づける。そういう自分もしばらくぶりの受診であり、しばらく放置していたことを今になって悔やんでいる。幸い今回の検診で大腸ポリープの切除が終わった。

 

 セカンドオピニオンを含め、できるだけ多くの診断機器や、専門医のそろった病院にかかる方が良い。子供のころから通っている地域の個人病院も捨てがたいところはあるが、そこが窓口なり、地域の総合病院を持つ医療体制が整いつつあるが、やはり信頼できる医療機関にかかることも重要である。そのためには、信頼たりえるアドバイザーやコンサルタントの意見が聞けるような窓口も必要で、公的機関がそのような情報発信を持っているところも多い。区役所等の市民相談窓口や、インターネットでの検索によってもよい。