カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

武蔵の池に行ってきた。割引券を使って段底練習

2020-11-18 21:00:00 | へら
2020年11月15日(日)

週末に釣行をするので、起床時間を普段から週末の釣行で起きる時間に合わせておけば生活のリズムも狂いにくくなります。昨今のコロナ禍で,通勤も時差通勤が推奨され早く起きて始発電車に乗れば密を避けることができる利点もあります。リモートでも朝イチに通信量が多い仕事をしておけば、ネットも混雑せずに快適に仕事ができるという正に早起きは三文の徳というのを実感しています。
それでカッパは朝4時に起きています。

昨日,むげんさんとさくら湖で天々段底を楽しんだので、本日も段底を楽しみたいと思っていました。これは昨日むげんさんと一緒に釣りをしている最中から電車釣行できる釣り場で天々段底が楽しめる場所をいろいろ考えておりました。11月末期限の500円割引券があるので期限が切れるまでに使っておこうと思いまして、武蔵の池に行くことに決めていました。

6時5分大塚駅発の山手線で池袋に行き、埼京線に乗り換えて指扇駅に到着すれば、始発のバスで武蔵の池に7時20分前に到着できます。荷物は昨日と同じですので準備は終わっています。

4時は目を覚ますカッパは,起床してから出発まで十分な時間がありますので、昨日のさくら湖のブログを書いて出発時間まで過ごすことにして,PCは奥さんが使用したままでしたので、今回の相棒はiPadにMagic Keyboardの組み合わせとしています。単語予想で誤変換が時々あるのが玉に瑕ですが、便利ちゃぁ便利。
出発時間まで書けるところまで書いてから家を出て,電車で移動しながら昨日あったことを思い出しながら、Androidのスマホで残りの文をなんとか書いて形にだけはしておきます。あとは時間を見つけて修正しておきます。
こうして、移動時間も飽きることなく武蔵の池に向かって行ったのです。

武蔵の池の最寄りの停留所(根岸団地)に到着する直前,バスの車窓から見えた武蔵の池には釣客がそこそこ入釣しており混雑して見えています。いい場所に座れるかどうかちょっとだけ心配になって焦っています。未だにどこがいいか分かってもいないのも事実ですが・・・気が気ではなくバス停を降りてから急足で事務所に向かって行ってしまいます。




500円の割引券を使って入場し、中央桟橋の東側北向という、カッパのほぼほぼ定番の釣り座が空いており習慣としてその釣り座の方へ行ってしまいます。運よく両隣が空いた席(80番)にお邪魔することにしたのです。


【釣結果】
釣り方は言わずもがな段底です。
竿:シマノ皆空 11尺
浮子:クルージャン ウィンターバージョン 段底 PCムクトップ 4番 ボディ11cm
道糸:バリバスプロバージョン グリーン 0.6号 15cmバカ出し
ハリ、ハリス
 上:角マルチ5号、0.5号 8cm
 下:角マルチ3号、0.35号 60cm

バラケ
 段底 200cc
 セット専用 100cc
 サナギパワー 50cc
 粒戦細粒 100cc

 よく粉をかき混ぜてから
 水 150cc

クワセ
 ダイワ タピ匠 6.25
 富澤商店 特選わらび 1.25cc
 水 15ccとしたものと 水 23ccとしたのもを用意
昨日のタピ匠と一光園のブレンドで柔らかいものも持って行きます。






底立てをすると高低差は1目の違いとフラットと言っていいくらいです。本当に底は取りやすいです。

下ハリが底から10cm位話したところでエサ落ちをとってみると、12目中11目出しと出し過ぎているので、ご自慢のスイッチシンカーの交換をしてみたら,3目半沈みと1目半余計に沈んでしまうのです。1目半を沈めるために調整オモリを入れようかと思いましたが、巻いているオモリが古くなっているため新しい板オモリを巻き直すことにします。
オモリを丁寧に焦らず少しずつ削るように板オモリを調整したのですが、予想以上に20分も時間が掛かってしまいました。

8時過ぎにエサ打ち開始となりました。

バラケは昨日使ったものと同じブレンドですのでバラケの調整感覚は掴めています。手水でバラケを柔らかくボソ感を減らして,先ずは馴染ませるようにするのですが,浮子を毎回同じ位置に落としているのに浮子が立つ位置は右に行ったり左に行ったりと約20cmの範囲で前後左右変わってしまいます。水流かヘラブナのあおりか分かりません。

バラケは先ずはしっかり馴染ませるようにしたのです。
徐々に圧を弱くして馴染む量を調整したいと思っていたのですが,そう簡単には上手くいかず数投バラケを甘くし過ぎたようで,落下中に溶けてしまいバラケの馴染みがでないこともありました。
これで,うわずっているのではないかと不安になります。

周りの釣りの状況が見えてきます。
浅棚でバシバシ釣り上げている人をみると、その人が上手いのもありますが、ヘラブナの活性がいいようです。

本日の段底のアタリはどうでしょう。活性が良いとはいえ今日のアタリは小さいかもしれないと聞きアワセで変化のアタリにもアワせてみるのです。変化のアタリは何度も空振りをしてしまいましたので、本日のアタリを待ちます。

手水したバラケにちょっと圧をかけて丁寧に丸め棚に入ってからスッと抜くように数発調整に入ります。バラケの練習の一環で上手くいくこともあるのですが,ちょっとした圧の掛け方,バラケの大きさのわずかな違いで浮子が沈没したりとなかなか難しいものです。
それでも何投か打った後で、カツっと浮子が1目入って満足のアタリが出てくれたのです。バカ出し,ロングハリスということで、取り込みには少々苦労しましたが、何とか1枚引き上げました。

続いて釣れればいいのですが,バラケが合っていないようでアタリが遠く食わせるまでに時間が掛かってしまいました。
その時の様子はといえば,トップ3目沈みでチリチリとバラケが抜けた後で,ヘラが寄ってきた浮子に抑えの動きが出てきます。
ここで,独り言で「落とせ!」ゆっくり誘います。「落とせよ。こらぁ~」と独り言。そして,送り誘いをした瞬間,カツッと1目鋭く入り快感のひと時を味わってニコニコしながら竿を絞っています。
ついつい「段底面白れぇ~」と独り言。隣に仲間が居れば会話になるのに・・・

この後1枚追加を含めて,開始1時間過ぎで3枚と数はまだ少ないのです。

続いて,ようやくバラケの調整が上手くいくようになり,しかも棚が出せたようで,ポツ,ポツ釣れ3連荘もありホクホク顔で10時頃までに9枚をカウントして,いい感じのペースです。

しかしこの後からアタリが出にくくなるのです。浮子の返りから棚をズラして行っています。少々多めにズラしていたのですが馴染んだ後の浮子の返りを見ると早く掘れているにしても大きすぎるような感じです。ズラシを少し浅めにしてみても,きちんとエサ落ち+1目が出るのでこれで大丈夫でしょうか。
これで釣りを続けてみると,ただ待っているとアタリが来ず誘いを多用して何とか12時前に14枚まで枚数を増やしました。

だんだんと暖かくなり,空はピーカンで気持ちいいです。
お昼になったので,晴天の下おにぎりを頬張って午後の釣り方を考えてしました。

バラケは少なくなったので,せっかく武蔵の池用に7尺の竿を買ったので,浅棚セットで使おうかとも頭をよぎりましたが,本日は段底練習ですので,浮気はせずに段底を続けます。
続けるにしても段底で釣れるペースが悪かったので,何とかしたいと思っています。

バラケは少ないとはいえ,小一時間ほど使えるだけのバラケは残ってはいるのですが,調整したエサは少々粘り過ぎ,残った基エサは乾燥していきましたので,早めに基エサを作り,ボールに蓋をして乾燥を防いではいます。

釣れていたクワセは,昨夜作った硬めのウドンと一昨日の夜作り昨日使用した柔らかいウドンのあまりを本日も使っていますが,硬いウドンはイマイチで大半は柔らかいウドンの方に食ってきています。なお,カッパは,ウドン絞り器は2台だけ釣り場に持って来ていますので,硬めと柔らか目を交互に使うようにしているのです。
柔らかいウドンが良かったので硬いウドンのおかゆポンプをウドン絞り器から外して,昨夜作ったより柔らかいウドンに替えたのですが,昨夜作ったウドンは軽いような感じく,餌付けをしても柔らか過ぎている感じがします。その軟らかさはクワセを大きく付けると,自重でハリから落ちそうな感じなのです。

そでも,昨夜作った軟らかいウドンをクワセに使ってみますと,小さく付けて2投目で1枚釣れたのです。これはいけそうと思ったのですが・・・

2時間以上凸になるとはこの時は思ってもみなかったのでした。

何がいけなかったと言えば・・・
反省を込めて今思うところは

① 棚がダメだった。
実は水位が上がって池から水が溢れていたが,浮子の動きから這わせていたが棚を軽くしてしまっていた。ギリギリだがエサ落ちは出るので気にせずに釣りをしていた。

② バラケがダメだった
気候の変化で暖かく若干粘りやすくなり,乾燥しているのでバラケ餌の水分調整が難しくなり,調整して粘り過ぎたバラケを無理に使い続けた。
(勿体ないと思ってつい・・・結局無駄使い・・・)

③ クワセ
クワセは柔らかいものが良かったが、昨夜作った柔らかい方のクワセは、どうやら粉の量が少なくハリ保ちがよくなかったのに待ち続けていた。気温と直射日光で僅かにダレて水中で長時間保たないくらいまでダレていたように感じた。

④ エサの落とし込み
浮子が左右、前後と動き毎投同じ場所に入れても浮子が立つ位置が変わったので、穂先で押さえながら浮子を強制的に同じ場所に馴染ませてしまい、途中でバラケを落とすことがあった。

⑤ 思考力低下
カッパは食後、お腹も少し満たされ、気温も暖かいのもあり、また、水面のギラつきから眠気に誘われてしまい思考力が低下した。
そのため変化に対応することなく,エサを打つ→浮子を馴染ませる→馴染まなくてもしばらく待つ→誘う→自分の動きが止まる→仕掛けを回収するという一連の動作を機械的に繰り返すだけになってしまっていた。

こんなんじゃあ、当然釣れる訳はありません。

それで、何をしたかと言えば・・・全てしました。

先ず、目を覚まします。
それから、棚を深くするように這わせを大きくして、バラケは粘ったものは別のボールに入れて,まったく新しいものを使い直しました。
クワセは硬いウドンに戻し、エサを落とす位置は若干沖目にして道糸にテンションを掛けるようにしたのです。
バラケはほんの僅かな力加減で圧を変えて,必ず馴染むようにしました。

これを2時半過ぎに実施したら、サワリが出ました。
サワリがなかったのが、ヘラブナのサワリがようやく出てきたのです。
久しぶりに見る浮子に現れた生体反応。

ヘラ師なら分かって貰えると思うのですが、全く無反応だった浮子に生体反応が出たときのワクワク・ドキドキ感はたまりません。

しばらくすると・・・カッと入って1枚

すぐさまもう1枚。ヘラは暴れバカ出しロングハリスで取り込むまでの格闘を楽しみ玉網にすくい上げて満足して笑顔が戻ってきました。
スレもありましたが、浮子にヘラブナの反応が現れています。

残り10分前に1枚追加してこれを上がりベラにしようかとも思いましたが、練習はまだまだ。

最後まで粘りましたが、このまま納竿時間となりました。



結果:18枚・・・今日のヘラブナの活性から惨敗としか言えません。
段底はシステマチックなところがあるので、キチンと出来ればもっと釣れたのでしょう。問題はカッパの帽子の中と右肩の先でしょうが・・・

色々な方のブログなどにもありましたが、段底大会、納竿大会は中止とのことでした。
両日は入場料が安いので、行こうかどうか?
有効期限が12月末までの500円のサービス券はあと1枚あるので、両日とは限らず武蔵には行くでしょう。

リモートワークで太った身体を強制的にウォーキングできるから鍛えるために,帰りは駅まで歩きましたが、その分電車で爆睡したのは言うまでもありません。



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2 コメント

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Unknown (「や」)
2020-11-19 09:07:43
おはようございます。
連荘で・・・
若いっていいですね!!
自分は絶対無理です。
このくらい釣ればこの時期としてはまあまあの釣果だと思います。
武蔵・・・自分達今年が最後で来年からは例会がなくなりました。
Unknown (kawano_kappa)
2020-11-19 23:05:20
「や」さんへ

例会がなくなるのは寂しいですね。
武蔵の池は千葉方面からだと渋滞などもあり下道だと時間が掛かかり、高速だとお金が掛かり、例会や大会がないと行きにくいと思います。

前日が釣れたので欲が出ましたが、「や」さんの言われる通り、上出来ですね。

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