リバーマンの川歩き日記

リバーマンが見て歩いた川をご紹介します。

北川&前川探検隊

2005-02-28 11:42:01 | Weblog
 柳瀬川とその支流を歩く旅(って程でもないが)も佳境に入り、ついに準用河川北川と普通河川前川を歩いた。 〔二瀬橋〕で柳瀬川と合流する北川は、さらに〔勝陣場橋〕手前で前川と合流する。 今回は北川から先に歩くことにした。『となりのトトロ』の舞台になった八国山緑地にほぼ沿って流れる北川だが、水源の多摩湖と前川の合流地点とはかなり近い。でも短いながらも見所が多い川なのだ。 さて北川を上るが、〔将陣場橋〕、〔山下橋〕、〔平成橋〕、〔弥生橋〕、〔保生橋〕を過ぎた。この後は西武西武園線を越えて北山公園から流れてくる川を追いかけたいのだが、八国山から北山公園へ通じる道が1本もないため、かなりの距離を迂回した。八国山緑地も北山公園も東村山の名所である。どちらも線路を挟んで隣同士なのに、何故大きく迂回しなければならないのだろう? そんな不満も抱えつつ、北山公園に到着。公園内を北川は流れており、〔善行橋〕と〔関場橋〕が架かっている。 公園を出てさらに水源である多摩湖を川沿いに進むが、〔大関橋〕、〔堺橋〕を過ぎしばらくすると、西武多摩湖線架橋を過ぎてから狭山自然公園内に入る。それまでは典型的な都市河川のスタイルが、公園内は自然と調和した流れである。 しばらく歩くと多摩湖の堤防から流れ落ちた水が川へと変貌を遂げるのが一目で分かる。  北川を終え、今度は前川を歩くことにするが、実はどちらの水源もかなり近い位置にある。狭山自然公園を出て坂を降りてすぐの所に前川の水源はあった。住宅街に突然現れる前川だが、西武多摩湖線武蔵大和駅付近まではコンクリート水路を流れる。駅を過ぎてから住宅街の中を蛇行して流れるが、そのスタイルは柳瀬川との合流地点まで変わらない。東村山駅が近くなって、〔弁天橋〕があるが、赤く塗られた橋に驚かされた。 その後は市立化成小学校の横を流れ、西武西武園線を過ぎて〔与一橋〕、〔小瀬川橋〕、〔徳蔵寺橋〕と過ぎ北川と合流する。

空堀川探検隊(とりあえず最終回)

2005-02-27 11:40:53 | Weblog
 さて、今日も午後から出かけた。空堀川の源流部と、奈良橋川の全区間を踏破してきた。 西武拝島線玉川上水駅からバスに乗り武蔵村山市役所前で下車。直ちに昨日の終了地点〔新薬師橋〕から歩き始めた。中流域から下流域は水が少ない空堀川も、上流域はけっこう水量が多い。多分川幅が狭いため、そう感じているだけかもしれないが....。 〔日吉橋〕、〔中村橋〕支流との合流地点を過ぎ「村山大島紬水洗場跡」、吉祥院最寄の〔吉祥院橋〕、そして上流端の表示もある公式(?)の起点〔横田橋〕に着いた。近くには多摩湖・狭山湖建設時に使われた軽便鉄道のトンネルを利用した「横田トンネル」があるが、このトンネルは後で通るため素通りする。 〔横田橋〕の先はコンクリート蓋水路となり、しばらくすると「都立野山北公園」に入り、石垣で作られた水路を流れてくる。水路沿いを上ると大きな池があるが、さらに奥へ進むと実習用の水田があり、その奥からも水が流れてくるのが分かる。水田からまた奥へと進むが、ここから先は断念した。どうやら水田奥の森が水源ではないかと推察するが、公園を管理している方によれば諸説あるらしい。池の北側にある通称「千歳の泉」からも水が湧いていて、さらに池の南側には滝状に流れ出る湧き水もあり、どれが本当の水源なのかは分からない。でも「野山北公園」が空堀川の源であることは間違いないのだ。 公園を出て、実は密かに楽しみにしていたのが「村山温泉かたくりの湯」に入ることだったのだが、かなり混雑しているようなので断念した。 まあ改めて来ればいいやと次の奈良橋川に向かう。

奈良橋川探検隊

2005-02-27 11:39:36 | Weblog
 「横田トンネル」、「赤堀トンネル」、「御岳トンネル」を抜けると奈良橋川の水源である「番田池」はあった。柵に囲われ何やら不気味な雰囲気だったが、水源だから仕方ないか。もう一つの水源である「赤坂池」も同じような雰囲気だったが、雑木林のはずれにひっそりと存在しているから、こちらの方が不気味かもしれない。 「赤坂池」を下って間もなくすると2つの流れが合流し、しばらくはコンクリート水路が続き、青梅街道を交差してからはコンクリート蓋水路となる。〔大橋〕を過ぎても実はまだ公式には奈良橋川ではない。その先の東大和市に入ってから上流端の標識があって、ここが正式には起点である。 その後奈良橋川は青梅街道に平行するような形で流れるが、蛇行を繰り返しながら〔元村山橋〕、〔村山橋〕、〔八幡橋〕を過ぎて〔奈良橋〕に到達する。 ここから空堀川との合流地点までは住宅街を流れるが、ようやく都市河川の雰囲気となる。 狭山丘陵沿いを静かに流れる川だが、けっこう魅力的な川であることを認識した次第。

空堀川探検隊(第3回)下砂橋~新薬師橋

2005-02-26 11:37:36 | Weblog
 今日は手抜き(?)川歩きである。歩くんじゃなくて、車で空堀川の橋を巡ってぃた。本当は歩きたかったのだが、体調が悪く、やむなく車での踏査となった。 昨日の終了地点〔下砂橋〕から新青梅街道と青梅街道の間を上ったり下ったりしながら、途中道に迷いながらも〔新薬師橋〕まで終了した。でもやはり川は歩くものだということを実感した次第。明日はいよいよ源流部に突入する。

空堀川探検隊(第2回)野行橋~下砂橋

2005-02-25 11:36:14 | Weblog
 今日も午前中で仕事を終らせ、雪景色の空堀川を上った。 昨日の終了地点〔野行橋〕からスタートする。昨日はほとんど空に近かった水量も、今日は雪が降った後ということもあって、かなり増えていた。空堀川の東村山市内区間はほぼ両岸に遊歩道が設けられているようなので、かなり楽に歩けたので、〔野行前橋〕、〔下堀橋〕、〔達麻坂橋〕、〔御成橋〕、東村山5中最寄の〔なかよし橋〕、〔土橋〕、〔石橋〕、大袋小学校最寄の〔丸山橋〕、〔ふれあい橋〕、〔第三天王橋〕、〔第二天王橋〕、西武新宿線久米川駅最寄の〔天王橋〕と、かなりのハイペースで歩けた。

 新青梅街道栄町陸橋、西武新宿線橋梁をくぐって〔久米川橋〕、〔天王森橋〕、〔上堀橋〕と来て府中街道に架かる〔野口橋〕まで到達。新青梅街道と府中街道がクロスする野口橋交差点の近くで、かなり交通量は多い。人通りも多いせいか、橋の近くにローソンがあり便利だ。 府中街道を渡り、西武国分寺線橋梁をくぐり〔前野橋〕、〔第二砂川橋〕を過ぎてすぐあるが、新青梅街道に架かり、東村山浄水場前の〔浄水橋〕、そして〔馬頭橋〕まで到達。 ここから西武多摩湖線を挟んで大規模な工事を行っていて、川と平行して渡れる橋が架かっていない。そのため美住陸橋を大きく迂回して〔中橋〕(現在付け替え工事中)、〔上橋〕を過ぎて東大和市に突入。 この辺りの区間も大規模な改修工事を行っていて、流路が変わる区間もある。 東大和に入って〔清水橋〕、〔新清水橋〕、〔上砂二の橋〕、改修後には付け替えられそうな〔上砂一の橋〕、狭山・高木河道調整池が見える〔狭山橋〕、奈良橋川との合流地点がある〔高木橋〕、〔下砂橋〕までなんとか踏破した。この先はまたの機会に歩いてみたいと思うが、今日は雪景色の空堀川を歩くことができてよかった。なかなか気温が上がらずかなり寒かったが......。

空堀川探検隊(第1回)柳瀬川合流地点~野行(やこう)橋

2005-02-24 11:35:06 | Weblog
 今日から空堀川へ突入する。先ずは柳瀬川との合流地点近くに空堀川の旧流路を利用して作った「清瀬せせらぎ公園」に立ち寄った。まさに自然の宝庫という趣で、けっこう見るべきものが多い。 公園を出て〔境橋〕からスタート。近くには「清流園」という住宅街があるが、柳瀬川と空堀川に挟まれるような形になっているのだが、橋が3つしかないため、かなり不便だろうな。 さらに上って〔くるまや橋〕、清瀬4小近くの〔石田橋〕、柳瀬川通りに架かり明治薬科大学最寄の〔三郷橋〕と続く。明薬は母の母校で、よく田無にあった校舎へは連れて行かれたことはあって馴染み深い。 さらに上るとしよう。 川の右岸に広がる緑地保全地域を抜け〔梅坂橋〕、〔薬師橋〕、〔柳原橋〕を過ぎて西武池袋線架橋に達する。線路下の川べりには通路が設けられているが、落書きだらけで美観を損ねている。西武線を過ぎて〔前原橋〕、志木街道に架かる〔野塩橋〕まで来てトイレに行きたくなった。橋の近くにはコンビニ(ミニストップ)があり、トイレを借りる。〔野塩橋〕を過ぎると水の流れがまったく無くなってしまい、空堀川の名前の通りだが、雨でも降れば川らしくなるのかもしれない。東村山市内へ入って〔大沼田橋〕、〔曙橋〕、〔栗木橋〕、〔秋津南橋〕を過ぎ〔新空堀橋〕へ到着。橋の近くには空堀橋という名のバス停があるが、かつては〔空堀橋〕という橋があったが、84年の水害で落ちてしまったとのこと。(「空堀川に清流を取り戻す会」「東京西北部の中小河川」参照)橋の形跡はあるが、現在旧流路上は遊歩道になっているため、その面影はない。 次の〔野行橋〕で今日の踏査は打ち切り戻ることにする。

東川探検隊(第4回)源流部を再踏査

2005-02-23 11:33:58 | Weblog
 午前中に仕事を終らせ、どうも納得いかなかった東川の源流部を再踏査することにした。朝から気温が上がり、なかなかの川歩き日和になったが、風が強いのが難点だった。 西武池袋線小手指駅から早稲田大学行きのバスに乗り、狭山湖口バス停で下車。まずは日曜日に残しておいた区間から始める。バス停から程近い〔下田橋〕、〔狭山湖橋〕、北野総合運動場周辺をチェックし、いよいよ源流部に向かう。 先へ先へと進むと、「東京西北部の中小河川」で示していた起点(所沢市三ヶ島1-372)が見つかった!何故前回見逃したのだろう? まあ、何はともあれ東川踏破である。

東川探検隊(第3回)所沢浄化センター~境橋

2005-02-22 11:32:40 | Weblog
 東川を歩いて3日目となるが、どうも中途半端な歩き方になってしまう。 今日は東所沢駅にほぼ近い所沢浄化センターから上ってみた。 この区間は川に沿って道があるので、かなり歩きやすいのだ。〔松郷橋〕、〔弘法橋〕、所沢市立東中学校の前にある〔川端橋〕、工事中の〔あけぼの橋〕、古刹長栄寺最寄の〔長栄橋〕、〔中橋〕、〔加美橋〕と続く。東川はほぼ全区間川幅が狭いため、橋が多い。そのため住宅専用の人道橋もやたらあるのだ。また、名称不明の橋も多く、後日調べなければならないなあ。 先を急ごう。〔加美橋〕からさらに上ると支流からの合流が見えた。合流点には〔牛沼橋〕が架かっているが、「東京西北部の中小河川」によれば国道463号線あたりから流れてくるとのこと。〔牛沼橋〕を渡りしばらく歩くと〔境橋〕が架かる。名称不明の人道橋を過ぎて「所沢陸橋通り」に架かる〔新東橋〕、平行して〔東橋〕も架かる。この地点から所沢駅は近いのだが、まだのどかな雰囲気に包まれている。 次の橋は判読不明だが、たぶん〔富田橋〕だろうか? 橋のたもとの梅が印象的な〔学校橋〕、〔松井橋〕、名称不明の人道橋、〔千歳橋〕、熊野神社前にある〔宮前橋〕、名称不明の橋を2つ過ぎて〔新旭橋〕、西武新宿線架橋を挟んで〔旭橋〕に到達。ここから旧市役所方面に上るが、下町的な雰囲気の中を東川は流れる。 〔旭橋〕から次の〔鳥居橋〕まで川の上に市営駐車場を設置しているが、著しく川の雰囲気を壊しているような気がするが、適当な駐車場スペースがなかったための苦肉の策か? 〔井筒橋〕、薬王寺最寄の〔三浦橋〕、〔境橋〕でようやく日曜日に残した区間をクリアした。 それにしても同じ川で名称が重複した橋があるのは如何なものか。 それはともかく、東川もあと源流部と、下流部を残すだけである。 

東川探検隊(第2回)三ヶ島源流部

2005-02-21 11:31:29 | Weblog
 昨日は中途半端な終り方をしてしまったので、今日は再度源流部を少し歩いた。歩いたと言っても車で回ったので歩いた内に入らないのだが、仕事ついでに立ち寄った。 こうなったら東川の起点を探さなければ気が済まなかったので、あらゆる地図で調べ、「東京西北部の中小河川」を参考にした結果、ようやく見つけることができた。起点さえ探し出せば後は楽なのだ。 早稲田大学の所沢校舎に程近い狭山湖入口交差点からさらに奥に入ったあたりに狙いを定め、ようやく起点らしき場所を見つけた!ただ、ここで本当にいいのか不安ではあるが、多分ここで間違いない。  帰宅してから東所沢周辺だけチェックし、後は源流部の一部と中流域と河口部を残すだけとなった。まああと3日もあればチェックできそうだが、あとで調べなければならないことが山積している。橋の名称だったり、起点の根拠だったり、一つの川を調べあげるのはけっこう大変かもしれない。(後日調査した結果起点ではなかった!)

東川探検隊(第1回)

2005-02-20 11:30:09 | Weblog
 多少天候に不安があったが、恒例の川歩きに出かけた。 柳瀬川はだいたい終ったので、今度はやはり所沢市内を流れる東川を歩くことにした。 西武池袋線の小手指駅から椿峰ニュータウン行きのバスに乗り宮後バス停で下車。目の前に橋があり行ってみる。東川の起点は地図上ではもう少し東にあるはずなのだが、なんと東川の起点はまだ西へ上った場所にあるらしい。バス停近くの〔神明橋〕から雑木林を抜け、〔第1泉橋〕と〔第2泉橋〕の先には北野総合運動場があるが、そこから先へは次回にすることにする。「東京西北部の中小河川」によれば、やはり起点はもう少し先にあるとのこと。残念! 仕方なく川沿いを所沢駅方向に下ることにする。起点近くからしばらくは小川という雰囲気ながら生活排水が流れ込むため、水はかなり汚れている。所沢の市民団体が「東川にほたるを」と呼びかけてはいるが、これじゃあ当分無理だな。 しばらく川沿いを歩くと国道463号線バイパスに架かる〔大沢橋〕に着く。そこから住宅街を抜け、工事中の橋(第2新井橋)と調節池を抜けまだ真新しい〔大六天橋〕に着く。柳瀬川の上流部と違って、ほぼ川に沿って道があるため、追いかけやすいのはありがたい。しかし名も無い小橋がやたらにあるため、また名前を調べなくてはならないな。川幅が狭い個所には住居用の橋も架かっているが、さすがに名前はないだろう。 〔無名橋〕を抜け、いくつかの小橋を過ぎると西武池袋線の架橋が見えてくるが、手前左手に「六所神社」がある。西武線の架橋をくぐり、〔新川橋〕を過ぎると右手に西友が現れるが、西友裏には弘法大師を祀る小堂がある。近くには弘法大師所縁の「三つ井戸」があるためだ。ここで雨が降ってきてしまい急ぐことにしよう。〔弘法橋〕から下流側は工事中のため東川は一旦視界から消える。「新光寺」境内の下を流れ、旧鎌倉街道に架かる橋(名称不明)を抜け〔開明橋〕を過ぎると旧市役所前に架かる〔新生橋〕、〔琴平橋〕まで到達。しかし雨が強くなってしまい今日はここで断念する。 ここから先はけっこう楽なので次回柳瀬川との合流地点まで踏破できそうだ。源流部を後回しにしたのが心残りだが、またチャレンジすることにしよう。