アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

芝蘭で本格坦々麺

2010-05-04 05:08:08 | グルメ
以前大岡山で坦々麺を食べたことを紹介したことがあるが、坦々麺といえば、知る人ぞ知る四川料理の隠れた名店の「芝蘭」(ちーらん)がお勧めだ。


 場所は板橋区の赤塚にある。川越街道から少し裏手に入ったところで、知らないとまず通り過ぎてしまうはず。ところがこのお店、ただの中華料理屋ではない。
 料理の鉄人でおなじみ、陳建一の父、陳建民の下で修行したシェフが開いているお店。つまり鉄人陳建一と兄弟弟子ということになる。

 よって、ここの四川料理は住宅街の一角にある小さなお店とは思えないほどの超本格的なものが味わえる、まさに隠れた名店なのだ。
 その芝蘭に、先日久しぶりに出かけてきた。実は以前住んでいたところから行きやすかったこともあり、ここにはよく出かけていたのだ。

 久しぶりとはいえ、お店の佇まいはまったく変わらず。いつものように迷わず汁無し坦々麺をオーダーする。一緒にいた愚娘には麻婆豆腐セットをオーダーさせる。
 そう、愚娘の麻婆豆腐を少しシェアしていただこうという狙いだ。といいつつ、お目当ての汁無し坦々麺が出てきた。トップ写真のこれだ(ランチセット)。


 まずは一口すする。ズルッ・・・うお~っ、か・辛い・・・だが、美味い! 文句なしに美味い。強烈な辛さの次に、うまみがドッと押し寄せてくる。
 そして、とどめに強烈な痺れ感が口の中一杯に・・・(汗) そう、日本語でいうと「辛い」という言葉になるが、中華でいうと「麻」と「辣」に分かれる感覚、つまり最初にドッと来る「辣」に続き、舌がしびれる感覚の「麻」が来るのだ。

 うーむ、大満足・・・と、ここで愚娘の麻婆豆腐を食す。これまた美味い。辛いのに甘い、しっかりした食材の旨みがはっきりとしている。
 もちろん全体の辛さ水準で行くと汁無し坦々麺ほど辛くはなく、辛いのが苦手な人でもおそらく大丈夫であろう。

 小生行ったことはないが、銀座や神楽坂にも支店があるという。
 地理的に、なかなか行きにくい方も多いはず。いわゆるラーメン屋ではないが、本格的な中華料理がリーズナブルな値段で味わえる芝蘭は、一度訪れる価値のあるお店である。
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