第36話 杏果②
市大会団体戦1回戦終了。
強敵・万原中を相手に、苦戦を強いられたこの1回戦。
だが、湯町中は3回のトップを奪い、更に杏果さんたちの活躍によって総合得点でも1位を逆転。
終わってみれば、完勝の形で次戦進出を決めた。
最初は、自らの勝利を実感出来ずにいた杏果さんが、
電光掲示板をその目で見て、「よかった………」と呟く姿は愛らしい。
しかし、杏果さんが圧勝した事で、閑無ちゃんの頭には一つの疑問が浮かぶ。
それは、今まで杏果さんが手を抜いていたのではないかという疑問。
そんなつもりのない杏果さんは、閑無ちゃんの言葉を即座に否定。
だが、改めて自らを見つめ直すと、こう付け加えた。
「今回は 自分だけのことじゃないから
絶対に負けられないっていう真剣さ みたいなものは いつもよりあったかもね」
手を抜かずに打つのと、絶対に負けられないという思いで打つのは、似ている様でも違うもの。
杏果さんが麻雀部に入ったのは、恐らくは閑無ちゃんと一緒に居たいがため。
そんな杏果さんにとって、今日みたいな気持ちで麻雀を打つのは初めてだった様だ。
やっぱり、同じ麻雀でも、団体戦と個人戦は違うなぁ。
そして、この杏果さんの言葉は、閑無ちゃんにとってはショックだったらしい。
地雷を踏んだ事に気付いた、杏果さんの表情が素敵。
でも、閑無ちゃんは、小学生の頃の様に当たり散らしたりはしなかった。
石飛閑無は成長している!
ただ、トばされた自分と、大逆転劇を演じた杏果さんを比較し、大分落ち込んではいる模様。
そんな閑無ちゃんの態度に、こんな事を考えてしまう杏果さんは甘優しいなぁ。
そして、自分の頬を叩いてセルフツッコミする杏果さんと、ビクッとするシノチャー可愛い。
さて、辛くも初戦を突破し、次はいよいよ決勝戦!!
……決勝戦?
何だ、このトーナメント表(笑)。
慕も言ってるけど、1回戦が準決勝だったのかよ。
もっとも、団体戦を1日で終わらせようと思ったら、こうするしかないのか……。
そして、県大会に行けるのは、決勝の上位2校なんだね。
去年も万原中と湯町中が県大会進出してたから、そうだろうとは思っていたけれど。
決勝戦。
決勝戦は、閑無ちゃん、はやりん、慕の3連続トップでストレート勝ちで優勝したそうだ。
慕、自動卓に72400点と表示されてるけど、荒稼ぎしたなぁ……。
先鋒、次鋒とトップを取ったからには、他校は湯町中だけにはトップを取られまいとマークしていただろうに。
まぁ、1校が2位勝ち抜けを狙い、敢えて慕に大トップを取らせた可能性もない訳ではないが。
優勝し、県大会進出を決めた湯町中。
だが、万原中に苦戦した慕たちは、無邪気に喜んでばかりはいられなかった。
「ポップコーン食ってる場合じゃねぇ」
ショックを受ける李緒ちゃん可愛い。
閑無ちゃんの言葉は、曖奈ちゃんも肯定する。
「他の市の代表はかなり手強いから 気を引き締めるにこしたことはないわね」
「引き締めろ! 気!!」
悠彗、お前、曖奈ちゃんの子分みたいになってるぞ(笑)。
それはそうと、悠彗の倒置法に、何か聞き覚えがあると思ったら、
灼の「引きしめて 気…」だった。
菰沢中学校
7年連続島根県代表で、去年は万原中も負けたという菰沢中。
今回は、その菰沢中の生徒2人が登場。
永見知子。
咥えているのは、煙草か、飴か、ポッキーか?
椋千尋。
愛称が「ちひ」というのが良いね。
全国常連校で1年生エースを務める逸材。
ただ、小学生大会には、会場の松江市が遠いために参加していなかった様だ。
実力がありながら、同じ理由で大会に出なかった子は彼女以外にも少なからずいるらしい。
なお、dreamscapeでは、2人のカラーリングが公開されていた。
あの夏
夜、杏果さんの家に、一本の電話が入った。
電話は石飛家からで、何でも閑無ちゃんが家にいないのだという。
閑無ちゃんの行き先に心当たりのある杏果さんは、真っ直ぐにそこへと向かう。
ここから、前回言っていた「あの夏」の話に繋がるのか。
あの時、杏果さんが思い出していたのは、小学2年生の時のエピソードみたいだね。
閑無ちゃんも関わっているみたいだけど、何があったんだろう?
次回掲載は、次の9月24日発売号。
市大会団体戦1回戦終了。
強敵・万原中を相手に、苦戦を強いられたこの1回戦。
だが、湯町中は3回のトップを奪い、更に杏果さんたちの活躍によって総合得点でも1位を逆転。
終わってみれば、完勝の形で次戦進出を決めた。
最初は、自らの勝利を実感出来ずにいた杏果さんが、
電光掲示板をその目で見て、「よかった………」と呟く姿は愛らしい。
しかし、杏果さんが圧勝した事で、閑無ちゃんの頭には一つの疑問が浮かぶ。
それは、今まで杏果さんが手を抜いていたのではないかという疑問。
そんなつもりのない杏果さんは、閑無ちゃんの言葉を即座に否定。
だが、改めて自らを見つめ直すと、こう付け加えた。
「今回は 自分だけのことじゃないから
絶対に負けられないっていう真剣さ みたいなものは いつもよりあったかもね」
手を抜かずに打つのと、絶対に負けられないという思いで打つのは、似ている様でも違うもの。
杏果さんが麻雀部に入ったのは、恐らくは閑無ちゃんと一緒に居たいがため。
そんな杏果さんにとって、今日みたいな気持ちで麻雀を打つのは初めてだった様だ。
やっぱり、同じ麻雀でも、団体戦と個人戦は違うなぁ。
そして、この杏果さんの言葉は、閑無ちゃんにとってはショックだったらしい。
地雷を踏んだ事に気付いた、杏果さんの表情が素敵。
でも、閑無ちゃんは、小学生の頃の様に当たり散らしたりはしなかった。
石飛閑無は成長している!
ただ、トばされた自分と、大逆転劇を演じた杏果さんを比較し、大分落ち込んではいる模様。
そんな閑無ちゃんの態度に、こんな事を考えてしまう杏果さんは甘優しいなぁ。
そして、自分の頬を叩いてセルフツッコミする杏果さんと、ビクッとするシノチャー可愛い。
さて、辛くも初戦を突破し、次はいよいよ決勝戦!!
……決勝戦?
何だ、このトーナメント表(笑)。
慕も言ってるけど、1回戦が準決勝だったのかよ。
もっとも、団体戦を1日で終わらせようと思ったら、こうするしかないのか……。
そして、県大会に行けるのは、決勝の上位2校なんだね。
去年も万原中と湯町中が県大会進出してたから、そうだろうとは思っていたけれど。
決勝戦。
決勝戦は、閑無ちゃん、はやりん、慕の3連続トップでストレート勝ちで優勝したそうだ。
慕、自動卓に72400点と表示されてるけど、荒稼ぎしたなぁ……。
先鋒、次鋒とトップを取ったからには、他校は湯町中だけにはトップを取られまいとマークしていただろうに。
まぁ、1校が2位勝ち抜けを狙い、敢えて慕に大トップを取らせた可能性もない訳ではないが。
優勝し、県大会進出を決めた湯町中。
だが、万原中に苦戦した慕たちは、無邪気に喜んでばかりはいられなかった。
「ポップコーン食ってる場合じゃねぇ」
ショックを受ける李緒ちゃん可愛い。
閑無ちゃんの言葉は、曖奈ちゃんも肯定する。
「他の市の代表はかなり手強いから 気を引き締めるにこしたことはないわね」
「引き締めろ! 気!!」
悠彗、お前、曖奈ちゃんの子分みたいになってるぞ(笑)。
それはそうと、悠彗の倒置法に、何か聞き覚えがあると思ったら、
灼の「引きしめて 気…」だった。
菰沢中学校
7年連続島根県代表で、去年は万原中も負けたという菰沢中。
今回は、その菰沢中の生徒2人が登場。
永見知子。
咥えているのは、煙草か、飴か、ポッキーか?
椋千尋。
愛称が「ちひ」というのが良いね。
全国常連校で1年生エースを務める逸材。
ただ、小学生大会には、会場の松江市が遠いために参加していなかった様だ。
実力がありながら、同じ理由で大会に出なかった子は彼女以外にも少なからずいるらしい。
なお、dreamscapeでは、2人のカラーリングが公開されていた。
あの夏
夜、杏果さんの家に、一本の電話が入った。
電話は石飛家からで、何でも閑無ちゃんが家にいないのだという。
閑無ちゃんの行き先に心当たりのある杏果さんは、真っ直ぐにそこへと向かう。
ここから、前回言っていた「あの夏」の話に繋がるのか。
あの時、杏果さんが思い出していたのは、小学2年生の時のエピソードみたいだね。
閑無ちゃんも関わっているみたいだけど、何があったんだろう?
次回掲載は、次の9月24日発売号。
少し残念
ユエチャーは年相応というか。
志崎の綾ちゃんと同学年だしね。
シノハユはアニメ化するならもっとストックためてから
夕方放送で4クール~欲しい。
アニメ化してほしいな
田舎イェイ~。
そら遠いわ