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近代麻雀 感想

2011-10-02 21:24:44 | 近代麻雀
近代麻雀 2011年11月01日号


病葉流れて -泡沫の闘牌-

 新連載。

 舞台が1960年代、主人公が大学生、ヤクザが登場。
 この古臭い設定だけで、僕はもうお腹一杯……。

 原作は、1998年に出版された、同名の小説の様だ。




ムダヅモ無き改革 ~獅子の血族編~

 ハッキリ言って、つまらない。
 全自動卓での積み込みくらい、今更何とも思えないし。




雀荘うえだ繁盛記

 新連載。

 声優・植田佳奈のコラム。
 麻雀徒然日記とあるが、要は麻雀に関連する仕事日記だった。

 僕自身は、声優全般に興味がないので、この日記にも興味が持てない。
 この声優のファンなら、楽しんで読めたのだろうか?




麻雀博物館 夢譚

 『マジャン -畏村奇聞-』の作者、カミムラ晋作の読切作品。



 取り敢えず、麻雀博物館の学芸員キュレーター、一色ハイネが可愛かった。
 ただ、この娘は普通の人間なの? それとも、ロボ娘なの?



 話の内容も、結構面白かった。


 接待麻雀のため、麻雀博物館の「透視牌」を借り受けた主人公。
 他3人を均等に勝たせる事には成功するが、自身の手抜きを疑われてしまう。

 そのため、主人公は最終戦に一つの条件を付ける。
 それは、主人公がラスを引いたら、トップの者に休日を献上するというものだった。


 最終戦、主人公は意外な苦戦を強いられる。
 3人の猛攻に押され、オーラスを迎えた時点で、主人公はラス目。
 そんな状況下、透視に集中した主人公の目は、他家3人の“望み”を映し出してしまった。




 おまけに、この時、

   ツモ  ドラ

 主人公は、手牌全てが当たり牌。

 放銃確定。Tiro Finaleティロ・フィナーレ




 果たして、主人公が選んだのは、誰だったのか?


 そして、



 実は、主人公の方も、心の奥ではそれを望んでいたという、まさかのオチ。

 最後で、こう来るとは、思いも寄らなかった。
 何だか、麻雀博物館に行きたくなって来たな。




麻雀小僧

 今回の麻雀は、常時ドラ3枚+割れ目アリのインフレルール。

 セーフティリードがないから、トビに照準を合わせるという考え方は面白いな。
 その考え方が正しいのか、間違っているのかは、知らないケド。




むこうぶち



 今回は、店主のルール説明を断る傀が、新鮮に見えた。
 いつもなら、一通り聞いてから、「関西三麻の千点加符、がドラですね」と、オウム返ししてない?





「どんな遊びゲームもスポーツも 要するに不自由や障害を面白がるのが基本」

 店主のこのセリフに、目から鱗が落ちた。
 言われてみれば、確かにそういうものかもね。




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4 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-10-02 21:51:50
ティロ・フィナーレ(コスプレの格好的な意味でも)ですね・・・
Unknown (Unknown)
2011-10-02 21:59:19
>声優・植田佳奈のコラム。
好きな人は見るんじゃないかと…。
まぁこの人、問題発言ばかり言うからあんま好きじゃないが…。
Unknown (Unknown)
2011-10-02 22:07:08
植田佳奈って咲ちゃんの中の人だよね?

咲ファンなら、声優ファンでなくても一定数は興味を持つのでは?
Unknown (Unknown)
2011-10-03 06:28:34
>「どんな遊びもスポーツも 要するに不自由や障害を面白がるのが基本」
ゲームに必要なものは「ルール」と「ゴール」
ルール(束縛・障害・設定)もゴール(目的・達成条件)もなければ
それはただのおもちゃ、みたいなことを聞いたことがあるな

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