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咲 -Saki- 感想

2017-04-07 13:54:45 | 咲-Saki-
第173局 回復


扉絵



 今回の扉絵は大阪の強豪たち。

 三箇牧、荒川憩の冬服はブラックナース?
 末原さんの、スカートの下にジャージを履いた、女子力放棄スタイルもダサ可愛い。
 あと、遥か彼方で愛宕姉が手を振っていること、最初は気付かなかった(笑)。

 ふと思ったけど、もしかして、この6人が大阪の個人戦代表だったりするのかな?




本編



 37分前。
 え~と、これは前回ラストから遡って37分前という事なのだろうか?

 いつが起点なのかは分からないが、とにかく37分前!(笑)
 5位決定戦は次鋒戦が決着を迎えようとしていた。


 南3局  親:二条泉  ドラ:



 のよーからリーチが入り、その同巡に自分も聴牌を入れた泉。
 だが、安手の愚形だったため、泉は親でありながら冷静にオリを選択する。
 中途半端に打とせず、しっかりと現物のを切るところが良いね。

 すると、そのを安河内さんがチー。



 ダブ南のみの2000点で、のよーのリーチを蹴ってみせた。



 チカセンの言っている通り、安河内さんのチーは門前聴牌を崩しての鳴き。

  ドラ

 この待ちで聴牌っていたところをチー、打待ちに変えた形。
 が安河内さんから3枚見えているから、外側のは狙い目になるし、上手い鳴きだね。

 一応、安河内さんはチーしなければ、をツモって待ちのツモり三暗刻聴牌。
 でも、はのよーが対子、も泉の手に1枚あるので、十中八九絵に描いた餅になっていただろうね。




 南4局  親:安河内美子  ドラ:

 次鋒戦の獲得点数は、千里山:+600点、新道寺:+8200点、姫松:+6100点、有珠山:-14900点。
 大差は付いていないが、完全にチカセン1人が削られている形。

 そんなチカセンは「良い手をください」と神様に願ったが、



 神様がチカセンに与え給うたのはこの手。



 それを見た、チカセンのこの顔(笑)。

 第1ツモの時点で面子手5向聴、七対子4向聴。
 ドラもが1枚のみとイマイチの手で、チカセンが取った行動は……、



 自棄になっての大明槓!!(笑)

 『咲-Saki-』のキャラクターはカンの使い方が巧みなので、こういうのは逆に珍しいな。
 咲は言わずもがな、愛宕姉の清老頭を隠すためのブラフ、ハッちゃんの暗槓での鬼門発動、ガイトさんの死に面子狙い、末原さんの当たり牌取り込み、マホは置いておくとして他に何があったっけ?



 さて、チカセンの自棄カンにより、追加された槓ドラは
 手牌の対子にドラが乗り、チカセンは神様に感謝する。
 さっきはこんな顔していた癖に、チカセンの信仰って……(笑)。



 更に、のよーから、泉から新ドラのを鳴き、チカセンの手は……、



 一向聴?! まだいーしゃんてん!?

 ページを捲った瞬間、頭の中に『YES!! READY to PLAY』が流れたじぇ(笑)。
 確かにドラ5にはなったけど、三副露してまだ嵌張2つの一向聴って、チカセンもフィアレスだな。
 こんなん、他家からリーチが入ったら、即死するやん(笑)。

 しかし、チカセンは幸運にもツモで先制聴牌。
 他家が無理をせずオリに回った事もあり、チカセンはこの手をツモ和了る事が出来た。



 タンヤオドラ5で3000・6000。
 完全に運任せの結果オーライだが、兎にも角にもハネ満ツモで負債の大半を返済する事に成功。
 そして、この和了りと同時に次鋒戦も終了!!



 点数状況は、千里山:118400点、新道寺:103000点、姫松:97700点、有珠山:80900点。



 次鋒戦では大きな動きはなく、千里山が危なげなくトップをキープ。
 獲得点数ではマイナスだけど、次鋒戦は泉の戦略的勝利といったところかな?
 ラス親だった安河内さんにとっては、オーラスのハネツモがアンラッキーだったね。

 また、安定した麻雀を見せるのよーは、この5決で今大会オールプラスを達成。
 でも、たらればを言えば、南3局のリーチ不発は惜しかったね。
 あれが和了れていれば、チームは浮きの2着になっていた訳で。
 まぁ、こればっかりは、そうさせなかった安河内さんを褒めるしかない。




 さて、次鋒戦が終わり、次はいよいよ中堅戦!!

 一番の見所は当然……、



 江口セーラ vs 愛宕洋榎!
 南北大阪、因縁のライバル対決!!
 負ける姿が想像出来ないこの二人、果たして上を行くのはどちらなのか!?

 ちなみに実績は、江口セーラの獲得点数が、2回戦:19900点、準決勝:37000点。
 一方、愛宕洋榎の獲得点数は、2回戦:36900点、準決勝:5700点。
 単純に比較する事は出来ないけど、これだけ見ると攻撃型のセーラの方がやや上?
 でも、1回戦まで考慮すれば、愛宕姉は清老頭直撃で5万点差を引っ繰り返しているからなぁ。


 どちらが勝つのか予想が付かないが、いずれにしてもハイレベルな勝負となりそうだ。
 なお、次号は休載で、次回掲載は5月2日発売号。

 今回は一部線の荒いページはあったが、一応は全ページトーンまで貼られていた。
 今後もこのくらいのクオリティは維持してくれると嬉しい。




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23 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2017-04-07 20:28:20
んで次号休みかよ。あと30円返せ
Unknown (Unknown)
2017-04-07 21:48:21
チカセン、まさに苦しい時の神頼みですね…
Unknown (Unknown)
2017-04-07 22:12:13
セーラのお尻エロいね
Unknown (Unknown)
2017-04-08 01:37:19
ハスガデルデー
Unknown (Unknown)
2017-04-08 02:01:35
チカセンの顔で吹いたw
Unknown (Unknown)
2017-04-08 05:52:28
クイタンっぽい2副露相手にドラの8ピン切るって割りとヌルくない?
Unknown (Unknown)
2017-04-08 09:49:07
ここであれだ、なんもかんも政治が悪いとw
Unknown (Unknown)
2017-04-08 09:52:28
チカセンのあの顔は業界だけでなく
神にとってもご褒美だったんだろな
Unknown (Unknown)
2017-04-08 10:06:45
今年中に5決終わんねえな
Unknown (Unknown)
2017-04-09 12:38:09
ユアンが飛ぶ展開あるよ

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