週刊少年サンデー 感想

週刊少年サンデー 2010年24号 感想


マギ

　まだ「霧の団」にいたのか、ＳＭＬ３兄弟。
　彼等が「霧の団」に義理立てする理由はないハズなので、これは意外だった。

　それにしても、大丈夫なの？
　確かに、シンドバッドは、３兄弟の顔を見ていない可能性が高い。
　でも、アジトを潰した、モルジアナやアラジンに関しては、そうとは限らないのでは？



　「霧の団」のアジトに、ジュダルが姿を現した。
　だが、ジュダルは、煌帝国がバルバッドで何を企んでいるかは、興味がないのだそうだ。

　ジュダルが好きなのは、草原編で登場した呂斎と同じく「戦争」だとの事。
　煌帝国は、沢山の兵隊、迷宮攻略者、迷宮怪物軍団が居て強いと、ジュダルは嬉しそうに言う。
　兵隊と迷宮攻略者はともかく、迷宮怪物軍団というのは、少し気になるな。

　もっとも、ジュダルが一番組みたい相手は、シンドバッドなのだとか。
　ここに来たのも、どうやらシンドバッドを「世界せーふく」に誘うためだったらしい。
　ジュダルは、そうやって何度もシンドバッドを誘い、その度に断られている様だ。



　シンドバッドに誘いを断られたあと、ジュダルはアラジンの存在に気付いた。



　ジュダルは、アラジンが自分と同じ「マギ」だと知ると、笑顔で手を差し出す。



　しかし、アラジンがその手を取ろうとした次の瞬間、ジュダルはアラジンの顔を殴っていた。

　格闘マンガだと、よくいるよなぁ。
　こうやって、挨拶代わりに不意打ちするヤツ。
　やっぱり、ジュダルにとっては、強いかどうかが全てなのか。


　更に、ジュダルは不思議な力で「王候補」がアリババだと見抜くと、会談の事を嘲笑し始めた。
　必死に喚いたのに聞いてもらえず、仕舞いにはウジ虫呼ばわりされて泣くなんて、情けない奴だと。

　これには、アラジンが「彼は決して情けなくなんかない！！」と反論するが、



　それを聞いたジュダルは、懐から杖を取り出し、今度はアリババに攻撃。
　アリババがその攻撃を喰らうと、ジュダルはまた「弱い」「くだらない」とアラジンたちを嘲笑する。


　そんなジュダルに対し、アラジンも杖を構えて対峙した。


　最初はなんとなくだった……
　でも、今ははっきりとわかる！！



　僕はこの人を止めなくてはならない！！！


　アラジンが戦う姿勢を見せたのは、単に攻撃されたからではなく、使命感を感じたためらしい。
　その理由には、前にウーゴくんが言っていた“「世界の異変」の主”が関わって来るのだろうか？
　やはり、ジュダルは「世界の異変」の主に心を操られてしまった「マギ」なのか？
　何となく、大昔に読んだ『ロトの紋章』というマンガを思い出した。


　さて、突然に始まった、アラジン対ジュダル―――、初めての「マギ」同士の戦い。
　第七迷宮を消滅させたジュダルに、アラジンは対抗する事が出来るのか？
　また、アラジンにはウーゴくんが居るが、ジュダルもジンの金属器を持っているのだろうか？
　それとも、ジンは「マギ」を敬っているから、相手が「マギ」だと攻撃出来ないとか？

　アラジンとジュダルの対決も気になるが、バルバッド国の行方も気になるところ。
　バルバッドは今のままで、シンドリアが「霧の団」を受け入れる可能性もある訳だし。




はじあく

　今回は、アキとユキに唆され、ジローがキョーコを抱き締める話。

　やっぱり、ジローとキョーコがいちゃついて、ニヤニヤ出来る回は良いね。
　キョーコは、アキとユキに怒るのではなく、むしろお礼を言うべき。


　なお、次回は、センターカラーだそうだ。




ハヤテ

　そりゃそうだよ！！

　人ならざる者が棲んでいるような気配というのが、猫の気配だったというのは笑えた。




ケンイチ

　相変わらず、新島は情報収集能力に関して言えば、達人級マスタークラスだなぁ。
　まぁ、単に“闇”がアホなだけかも知れないけど。




神知る

　新キャラ登場。



　不純で不潔な新悪魔に…
　悪の鉄槌を！！


　ああ、悪魔だから、正義の鉄槌じゃなくて、悪の鉄槌なんだ。

　それはそうと、セリフからすると、彼女が古悪魔ヴァイス？
　それとも、彼女自身は新悪魔だけど、古悪魔を復活させようとしている原理主義者だとか？

　エルシィやハクアと違い、髪のドクロに角が生えているから前者かな？
　ただ、それにしては、エルシィに負けず劣らず、悪魔としてキャラが弱そうだけど。

　ところで、ふと疑問に思ったんだけど、悪魔というのは女しか居ないのか？