週刊少年サンデー 2010年17号 感想
ハヤテのごとく
さようなら。
僕の好きだった人………
ああ、過去形になってしまった。
これでアテネルートへのフラグは折れ、ナギルート確定か。
いや、それは連載開始当初から確定していたんだろうけど、一悶着欲しかったなぁ。
ヒナギクといい、アテネといい、もう少し自分に素直になっても良いのに。
まぁ、ヒナギクルートに関しては、アテネが退場した事で復活する可能性もあるけど。
いずれにせよ、こうなったら早いトコ、ハヤテにナギを意識し始めて欲しいなぁ。
それと、ナギが自分で王玉を壊してしまった件は、一体どうなるんだろう？
T.R.A.P.
「やはり高校生は無理があったか。」
詩音のこのセリフからすると、海音の年齢はもっと下なのか？
ワザワザ年齢詐称をしてまで、詩音が海音を高校に入れた理由は不明。
新キャラ、前田進（？）と前田椿登場。
椿の方は「雑音」が聴こえないようにとヘッドホンを着けている。
雑音というのは、やはり特殊能力の事なのだろうか？
マギ
スラムでカシムと再会したアリババは、酒場で昔話に花を咲かす。
そして、自分を親友だと言うカシムに勇気付けられ、アリババは王宮へと帰って行った。
王宮への抜け道を探るため、カシムの部下に尾行されているとも知らず。
カシムとの再会で吹っ切れたアリババは、厳しい修行にも前向きに取り組んだ。
そしてある日、アリババは王に呼び出されると、この国を任せたいと頼まれてしまう。
沈黙の末、アリババは王に、１つの質問をした。
王は、アリババの母の事をどう思っていたのかと。
アニスのことか…
沢山のしがらみがあって…………
一緒にはなれなかったなぁ……
しかし…
うん……
愛していたよ。
どうやら、王とアリババの母との間には、何やら複雑な事情があった様だ。
この言葉を聞いたアリババは、初めて王が自分の父親なのだと実感する。
その上で、アリババは、この国を任せたいという王の申し出を断った。
アブマドとサブマド、既に２人の王子がいる国に、自分が入っていっては国が乱れてしまう。
それよりも、スラム育ちで民の気持ちが分かる自分は、兄王子たちを精一杯補佐していくと。
「よろしく頼む。」
王にそう言われたアリババは、身の引き締まる思いで、この国に尽くす決意をした。
その夜だった。
カシムが盗賊団を従え、王宮に盗みに入ったのは。
最初にそれを発見したのはアリババだった。
だが、もし捕まったら、カシムは処刑されてしまう。
かと言って、カシムに協力する訳にもいかない。
何も決められないでいる内に、アリババは盗賊の一人に殴られ、昏倒させられてしまう。
そしてカシムたちは、アリババの「トンネル」を使い、奪った財宝を運び出したのだった。
まさか前回の陣取りゲームが、伏線になっているとは思わなかった。
楽しい思い出だったハズの「トンネル」が、苦い記憶に上書きされてしまったのは悲しいものがある。
う～ん、しかし、カシムが何を考えているのか、イマイチ読めないなぁ。
前回のカシムが盗みを再開したのは、家族のためだったみたいだし、アリババにも手伝わせなかった。
でも、今回のカシムには金に困っている様子がなく、アリババを利用しただけにも見える。
そもそも、臆面も無く「親友」なんて言葉を口にしてしまうところが、胡散臭い。
ただ、前回を読み返すと、アリババの王宮入りも、カシムが関係している気もするんだよな。
カシムの様子のおかしい日があり、その数日後に王様が来るなんてタイミング良過ぎるし。
アリババが王宮に入る日の事を話し始めた時、どうしてカシムは動揺したんだろう？
カシムの妹、マリアムについても謎が残るな。
カシムは、妹がグレて困っているなんて言っていたけど、本当だろうか？
最初にアリババが尋ねた時は、微妙に話をズラして、妹のことについては触れなかったし。
それと、アリババと再会した時、カシムが暗い目をしていたというのも気になる。
そして、どうしてアリババは今、カシムの「霧の団」にいるのだろう？
騙され続けているなら分かるけど、「カシムの本性を見抜けなかった」なんて言っているのに。
もしかして、今回の「ひでー失敗」は、「野に下る事になった大事件」とは、別なのか？
今回の事件に関しては、アリババは被害者であって、王族籍を剥奪するには弱い気もする。
それに、「第12夜」でも、アリババはバルバッドで大事件を“起こす”と書かれていたし。
今回で、煌帝国が「霧の団」の黒幕だという線は消えたかな？
カシムたちの魔法武器は、煌帝国から与えられたものだという可能性も考えていた。
でも、今回の王宮襲撃を見る限りでは、カシムたちは魔法武器を持っていない。
なので、「霧の団」の魔法武器は、バルバッドの宝物庫の中にあったのだろう。
それに、既にアブマドが煌帝国の言いなりだったというのなら、内乱を起こす必要は無さそうだし。
いや、そう考えるのは、早計か。
アブマドたちは「霧の団」の“不思議な魔術”が、魔法武器によるものだとは知らなそうだった。
仮にアブマドたちが知らなかったとしても、国軍の誰も存在を知らないなんて有り得るか？
それに、バルバッド国内部から、「霧の団」に情報が漏れている可能性も指摘されていたし。
最後に。
やはり、カシムの葉巻には、何か秘密があるのだろうか？
夜、王宮に忍び込もうというのに、葉巻を吸うヤツなんていないよな。
詳しくは知らないけど、葉巻も赤く光るんでしょ？
ケンイチ
そうか。
フレイヤの祖父は、孫やその友人を人質に取られている形なんだっけ。
いつの間にか、フレイヤ祖父自身が人質みたいに見えていた。
アーガードによると、フレイヤ祖父の力は、梁山泊に匹敵するらしい。
その実力が見抜けない蛮刀使いは、フォルトナみたいに達人の雑魚なのだろう。
はじあく
ん？
ちょっと混乱したけど、屋台で会ったのは渡父と渡母だよな？
渡父が渡母の事を「奥さん」と呼ぶって変じゃね？
……と思って調べてみたら、最近はそう呼ぶ人もいるらしい。
普通は「妻」か、子供がいれば「母さん」、そうでなければ名前呼びかと思っていた。
日常会話用の言葉ってのは、すぐ変わるから難しいよなぁ。意識して勉強しないと。
それはさておき、キョーコの母も、昔は悪の組織の一員だったのか。
考えてみれば、ジローとキョーコは従姉弟なんだから、その可能性はあったよな。
ところで、ジローの父と母の内、キョーコの母と血が繋がっているのはどっちだっけ？
最後に。
エーコ姉さん、暴走し過ぎ。
ハヤテのごとく
さようなら。
僕の好きだった人………
ああ、過去形になってしまった。
これでアテネルートへのフラグは折れ、ナギルート確定か。
いや、それは連載開始当初から確定していたんだろうけど、一悶着欲しかったなぁ。
ヒナギクといい、アテネといい、もう少し自分に素直になっても良いのに。
まぁ、ヒナギクルートに関しては、アテネが退場した事で復活する可能性もあるけど。
いずれにせよ、こうなったら早いトコ、ハヤテにナギを意識し始めて欲しいなぁ。
それと、ナギが自分で王玉を壊してしまった件は、一体どうなるんだろう？
T.R.A.P.
「やはり高校生は無理があったか。」
詩音のこのセリフからすると、海音の年齢はもっと下なのか？
ワザワザ年齢詐称をしてまで、詩音が海音を高校に入れた理由は不明。
新キャラ、前田進（？）と前田椿登場。
椿の方は「雑音」が聴こえないようにとヘッドホンを着けている。
雑音というのは、やはり特殊能力の事なのだろうか？
マギ
スラムでカシムと再会したアリババは、酒場で昔話に花を咲かす。
そして、自分を親友だと言うカシムに勇気付けられ、アリババは王宮へと帰って行った。
王宮への抜け道を探るため、カシムの部下に尾行されているとも知らず。
カシムとの再会で吹っ切れたアリババは、厳しい修行にも前向きに取り組んだ。
そしてある日、アリババは王に呼び出されると、この国を任せたいと頼まれてしまう。
沈黙の末、アリババは王に、１つの質問をした。
王は、アリババの母の事をどう思っていたのかと。
アニスのことか…
沢山のしがらみがあって…………
一緒にはなれなかったなぁ……
しかし…
うん……
愛していたよ。
どうやら、王とアリババの母との間には、何やら複雑な事情があった様だ。
この言葉を聞いたアリババは、初めて王が自分の父親なのだと実感する。
その上で、アリババは、この国を任せたいという王の申し出を断った。
アブマドとサブマド、既に２人の王子がいる国に、自分が入っていっては国が乱れてしまう。
それよりも、スラム育ちで民の気持ちが分かる自分は、兄王子たちを精一杯補佐していくと。
「よろしく頼む。」
王にそう言われたアリババは、身の引き締まる思いで、この国に尽くす決意をした。
その夜だった。
カシムが盗賊団を従え、王宮に盗みに入ったのは。
最初にそれを発見したのはアリババだった。
だが、もし捕まったら、カシムは処刑されてしまう。
かと言って、カシムに協力する訳にもいかない。
何も決められないでいる内に、アリババは盗賊の一人に殴られ、昏倒させられてしまう。
そしてカシムたちは、アリババの「トンネル」を使い、奪った財宝を運び出したのだった。
まさか前回の陣取りゲームが、伏線になっているとは思わなかった。
楽しい思い出だったハズの「トンネル」が、苦い記憶に上書きされてしまったのは悲しいものがある。
う～ん、しかし、カシムが何を考えているのか、イマイチ読めないなぁ。
前回のカシムが盗みを再開したのは、家族のためだったみたいだし、アリババにも手伝わせなかった。
でも、今回のカシムには金に困っている様子がなく、アリババを利用しただけにも見える。
そもそも、臆面も無く「親友」なんて言葉を口にしてしまうところが、胡散臭い。
ただ、前回を読み返すと、アリババの王宮入りも、カシムが関係している気もするんだよな。
カシムの様子のおかしい日があり、その数日後に王様が来るなんてタイミング良過ぎるし。
アリババが王宮に入る日の事を話し始めた時、どうしてカシムは動揺したんだろう？
カシムの妹、マリアムについても謎が残るな。
カシムは、妹がグレて困っているなんて言っていたけど、本当だろうか？
最初にアリババが尋ねた時は、微妙に話をズラして、妹のことについては触れなかったし。
それと、アリババと再会した時、カシムが暗い目をしていたというのも気になる。
そして、どうしてアリババは今、カシムの「霧の団」にいるのだろう？
騙され続けているなら分かるけど、「カシムの本性を見抜けなかった」なんて言っているのに。
もしかして、今回の「ひでー失敗」は、「野に下る事になった大事件」とは、別なのか？
今回の事件に関しては、アリババは被害者であって、王族籍を剥奪するには弱い気もする。
それに、「第12夜」でも、アリババはバルバッドで大事件を“起こす”と書かれていたし。
今回で、煌帝国が「霧の団」の黒幕だという線は消えたかな？
カシムたちの魔法武器は、煌帝国から与えられたものだという可能性も考えていた。
でも、今回の王宮襲撃を見る限りでは、カシムたちは魔法武器を持っていない。
なので、「霧の団」の魔法武器は、バルバッドの宝物庫の中にあったのだろう。
それに、既にアブマドが煌帝国の言いなりだったというのなら、内乱を起こす必要は無さそうだし。
いや、そう考えるのは、早計か。
アブマドたちは「霧の団」の“不思議な魔術”が、魔法武器によるものだとは知らなそうだった。
仮にアブマドたちが知らなかったとしても、国軍の誰も存在を知らないなんて有り得るか？
それに、バルバッド国内部から、「霧の団」に情報が漏れている可能性も指摘されていたし。
最後に。
やはり、カシムの葉巻には、何か秘密があるのだろうか？
夜、王宮に忍び込もうというのに、葉巻を吸うヤツなんていないよな。
詳しくは知らないけど、葉巻も赤く光るんでしょ？
ケンイチ
そうか。
フレイヤの祖父は、孫やその友人を人質に取られている形なんだっけ。
いつの間にか、フレイヤ祖父自身が人質みたいに見えていた。
アーガードによると、フレイヤ祖父の力は、梁山泊に匹敵するらしい。
その実力が見抜けない蛮刀使いは、フォルトナみたいに達人の雑魚なのだろう。
はじあく
ん？
ちょっと混乱したけど、屋台で会ったのは渡父と渡母だよな？
渡父が渡母の事を「奥さん」と呼ぶって変じゃね？
……と思って調べてみたら、最近はそう呼ぶ人もいるらしい。
普通は「妻」か、子供がいれば「母さん」、そうでなければ名前呼びかと思っていた。
日常会話用の言葉ってのは、すぐ変わるから難しいよなぁ。意識して勉強しないと。
それはさておき、キョーコの母も、昔は悪の組織の一員だったのか。
考えてみれば、ジローとキョーコは従姉弟なんだから、その可能性はあったよな。
ところで、ジローの父と母の内、キョーコの母と血が繋がっているのはどっちだっけ？
最後に。
エーコ姉さん、暴走し過ぎ。
