アニメ 咲 -Saki- 感想

第７局　伝統


　県予選第１回戦副将戦。



　エトペンと共に、遂にのどっち出陣。






　のどっちと同卓するのはこの３人。

　……人相悪っ。
　つか、この大差で、どうしてこんなに余裕そうなんだろう？




　東１局　ドラ　のどっちは南家。


　最初に少考した以外、２巡目以降は全てノータイムで打つのどっち。

　そして、８巡目。



　この捨て牌状況を受け、



　普通ならを切るところ、のどっちはを切る。

　これは、が残り３枚な上、他家がを使ってなさそうなので、一通の目も残すという考え。

　狙い通り、をツモり、リーチを打つのどっちだが、一発目で薄いツモと裏目を引いてしまう。

　結局、この局は和了れずに流局。



　ギャラリーがパッとしないなどと評す一方、のどっちを偵察に来ていた透華は、その打ち筋にネット最強雀士「のどっち」の影を感じ取る。


　東２局１本場は、他家の大物手を親ののどっちが喰いタンで蹴り、軽く連荘。


　続く、東２局２本場、



　のどっちはこの手から切り。



　「のドラ含みの両嵌を残した方が良くないか？」



　ちなみに、この時の捨て牌はこう。



　場の３枚が見えないのかしら？




　のどっちの打ち筋を真剣に見定める透華……をローアングルから。
　はいてなくて何が悪い？




　この局、のどっちは12000は12600点を和了り、完全に独走。
　更に、他家が高い手を狙って手が遅くなっているところ、のどっちは最速で和了り続ける。



　誰もその速さについていけない―――！！






　のどっちはチームトータルを20万点以上にし、圧勝。
　以前とは次元の違うその強さに、藤田プロも驚嘆。




　また、この試合で透華は、和が「のどっち」である事を確信する。



　いちだいじっ！　いちだいじですわっ！！


　興奮してのどっちの事を井上たちに伝える透華だが、その時同時に他校も清澄の噂をしているのが耳に入る。
　のどっちではなく、清澄高校の「大将」がヤバイと。


　なお、原作通り、咲の闘牌シーンはなかった。




　昼休み、カツ丼さんが、清澄を労いにやって来た。



　いつか倒します。

　敵意剥き出しののどっちが良い。




　２回戦、シード校の龍門渕と風越が登場。



　会場に来ない衣の代わりに、アニメオリジナルキャラの歩が大将に。
　正直、オリキャラは要らなかったと思うのだが、透華の事で対抗意識を燃やす鎖子は良かった。






　去年３位の城山商業を相手に快勝し、得意気な池田。
　この城山商業というのも、個人戦編でまた名前が挙がるだろうか？






　池田は校内ランキング２位。
　OGとの練習試合でもトップ率31%を出してます。
　対戦メンバーには久保コーチ、あなたも含まれています。

　３つ目のセリフは原作にはなかったが、考えてみればそうだよな。






　Aブロックを勝ったのは龍門渕です。
　しかも、先鋒で篠ノ井西を飛ばして勝ってます。


　…………え～。
　これは駄目な改変という気が。

　10万点持ちなのに、半荘で相手を飛ばすというのは現実離れし過ぎだろう。
　せっかく、トップ率31%というリアルな数字を出した後なのに……。


　ちなみに、原作はこう。



　副将戦で飛ぶというのは充分現実的な範囲。

　透華が相手を飛ばして目立ちたかったというのも想像出来るし、原作通りで良かったのに。
　つか、副将前に終わらせたら、透華が怒り出しそうだ。




ED



　今回からEDが変更。

　何だか世界を革命するために決闘しそうな感じだった。




次回予告



　次回サブタイトルは『前夜』。
　予告を見る限り、オリジナル要素が多くなりそう。