週刊少年サンデー 2010年04・05号 感想
マギ
単行本について。
待望の単行本第1巻と第2巻が発売された。
単行本では、本誌掲載時から修正された箇所が幾つかあった。
まず、第2夜では、アリババのモノローグを追加。
砂漠ヒヤシンスに捕食されつつある少女を目の前にし、アリババの心の叫びが「おい、誰か助けろよ!!」から「誰かじゃねえよ!!」に変わる瞬間が良かった。
また、同じく第2夜で、ブドウ酒商人の名前が「ブーゲル」から「ブーデル」に変更されていた。
本誌では、第2夜と第5夜で名前が違ったのだが、どうやら「ブーデル」が正しいらしい。
第7夜にも変更点があった。
本誌掲載時は、
足から喰われていたアラジンだが、
単行本では頭から喰われていた。
これはどうして変更したんだろう?
アラジンの身長を考えると、その方が自然だから?
それとも、本誌掲載時の状態では、ウーゴくんを呼んで脱出出来るからだろうか?
また、単行本では、アラジンのサラシの秘密についても触れられていた。
秘密といっても大した事ではなく、サラシはアラジンの原案が女性だった頃の名残なのだそうだ。
公式に「男の子」だとも明言され、これで性別詐称の可能性はなくなった。
本編について。
盗賊のアジトに乗り込んだモルジアナは、単刀直入に「ここから出て行ってください」と告げた。
最初は、その言葉を本気にしなかった盗賊たちだが、モルジアナの脚技の前に次々に倒されていく。
戦いながらモルジアナは「最近、私はわかってきたことがある。」「私の身体はみんなとちがう。みんなより高く跳べる。速く動ける。」なんて考えていたが、逆に言うと、最近まで気付いていなかったのか。
盗賊を粗方片付けたモルジアナだったが、そこに奴隷商人ファティマーが現れる。
ファティマーは、爪に強毒を持つ「砂漠カラス」を操ると、盗賊団を相手に獅子奮迅の活躍をしていたモルジアナをいとも容易く昏倒させてしまった。
ファティマーによると、赤髪と強靭な脚力は戦闘民族『ファナリス』の証らしい。
言われてみれば、モルジアナの髪の色は、黒じゃなくて、赤だったんだっけ。
それはさておき、前にジャミルも「ファナリス」という名前を出していたな。
「ファナリス」は上等な生物兵器であり、高く売れるとファティマーはご機嫌だった。
そんな“上等な生物兵器”を、奴隷商人がこうもあっさりと捕獲してしまったり、奴隷使いが調教して服従させてしまえるところが、この作品の面白いところだ。
一度は自由の身になったのに、再び足枷を嵌められてしまったモルジアナ。
そこに一人の少女(?)が現れたところで、次回に続く。
神知る
ディアナによると、桂馬が攻略した者の中に、ディアナの姉妹がいたかもしれないとの事。
そして、ディアナの姉妹――女神がいる娘は、駆け魂を出した後も記憶が残っているのだとか。
ディアナの推測が混じっているが、本当だとすれば新展開だな。
ただ、天理みたいに、完全に記憶が残っている者はいなかったよな。
微妙に覚えているキャラは結構いるけど、それについては説明があったし。
ケンイチ
櫛灘美雲、こんなに強かったのか。
まさか、たった1人で、逆鬼としぐれの2人を相手に戦えるとは。
流石に、そのまま1対2で勝てたとは思わないけど、それにしても凄い。
それより凄いと思ったのが、長老が戦っていた小太刀使い。
赤羽刀と自分の小太刀を捨てたとはいえ、長老相手に仲間を連れて逃げ果せるなんて……。
はじあく
悪の組織「フラン」の科学者、倉田シンイチ――自称、Dr.クラータ登場。
倉田は、キョーコにモデルを頼むと、そのまま一緒に姿を消してしまった。
思わせぶりな冒頭や、連続行方不明事件が起こっているという話など、珍しくシリアスな展開になりそうな雰囲気ではあるが、まず間違いなくそうはならないんだろうなぁ。
それはそうと、久々登場のエーコの“マイ電柱”に笑った。
屋内でも使えたのか、その電柱。
あと、よく見たら、裏に「2-3 阿久野エーコ」なんて書いてあるし。
金剛番長
そういや、金剛番長って、哺乳類じゃないんだっけ。
マギ
単行本について。
待望の単行本第1巻と第2巻が発売された。
単行本では、本誌掲載時から修正された箇所が幾つかあった。
まず、第2夜では、アリババのモノローグを追加。
砂漠ヒヤシンスに捕食されつつある少女を目の前にし、アリババの心の叫びが「おい、誰か助けろよ!!」から「誰かじゃねえよ!!」に変わる瞬間が良かった。
また、同じく第2夜で、ブドウ酒商人の名前が「ブーゲル」から「ブーデル」に変更されていた。
本誌では、第2夜と第5夜で名前が違ったのだが、どうやら「ブーデル」が正しいらしい。
第7夜にも変更点があった。
本誌掲載時は、
足から喰われていたアラジンだが、
単行本では頭から喰われていた。
これはどうして変更したんだろう?
アラジンの身長を考えると、その方が自然だから?
それとも、本誌掲載時の状態では、ウーゴくんを呼んで脱出出来るからだろうか?
また、単行本では、アラジンのサラシの秘密についても触れられていた。
秘密といっても大した事ではなく、サラシはアラジンの原案が女性だった頃の名残なのだそうだ。
公式に「男の子」だとも明言され、これで性別詐称の可能性はなくなった。
本編について。
盗賊のアジトに乗り込んだモルジアナは、単刀直入に「ここから出て行ってください」と告げた。
最初は、その言葉を本気にしなかった盗賊たちだが、モルジアナの脚技の前に次々に倒されていく。
戦いながらモルジアナは「最近、私はわかってきたことがある。」「私の身体はみんなとちがう。みんなより高く跳べる。速く動ける。」なんて考えていたが、逆に言うと、最近まで気付いていなかったのか。
盗賊を粗方片付けたモルジアナだったが、そこに奴隷商人ファティマーが現れる。
ファティマーは、爪に強毒を持つ「砂漠カラス」を操ると、盗賊団を相手に獅子奮迅の活躍をしていたモルジアナをいとも容易く昏倒させてしまった。
ファティマーによると、赤髪と強靭な脚力は戦闘民族『ファナリス』の証らしい。
言われてみれば、モルジアナの髪の色は、黒じゃなくて、赤だったんだっけ。
それはさておき、前にジャミルも「ファナリス」という名前を出していたな。
「ファナリス」は上等な生物兵器であり、高く売れるとファティマーはご機嫌だった。
そんな“上等な生物兵器”を、奴隷商人がこうもあっさりと捕獲してしまったり、奴隷使いが調教して服従させてしまえるところが、この作品の面白いところだ。
一度は自由の身になったのに、再び足枷を嵌められてしまったモルジアナ。
そこに一人の少女(?)が現れたところで、次回に続く。
神知る
ディアナによると、桂馬が攻略した者の中に、ディアナの姉妹がいたかもしれないとの事。
そして、ディアナの姉妹――女神がいる娘は、駆け魂を出した後も記憶が残っているのだとか。
ディアナの推測が混じっているが、本当だとすれば新展開だな。
ただ、天理みたいに、完全に記憶が残っている者はいなかったよな。
微妙に覚えているキャラは結構いるけど、それについては説明があったし。
ケンイチ
櫛灘美雲、こんなに強かったのか。
まさか、たった1人で、逆鬼としぐれの2人を相手に戦えるとは。
流石に、そのまま1対2で勝てたとは思わないけど、それにしても凄い。
それより凄いと思ったのが、長老が戦っていた小太刀使い。
赤羽刀と自分の小太刀を捨てたとはいえ、長老相手に仲間を連れて逃げ果せるなんて……。
はじあく
悪の組織「フラン」の科学者、倉田シンイチ――自称、Dr.クラータ登場。
倉田は、キョーコにモデルを頼むと、そのまま一緒に姿を消してしまった。
思わせぶりな冒頭や、連続行方不明事件が起こっているという話など、珍しくシリアスな展開になりそうな雰囲気ではあるが、まず間違いなくそうはならないんだろうなぁ。
それはそうと、久々登場のエーコの“マイ電柱”に笑った。
屋内でも使えたのか、その電柱。
あと、よく見たら、裏に「2-3 阿久野エーコ」なんて書いてあるし。
金剛番長
そういや、金剛番長って、哺乳類じゃないんだっけ。