咲-Saki- 阿知賀編 ドラマCD 感想

咲-Saki- 阿知賀編　ドラマCD　バイト＆バイト　感想




　各々、卒業式or終業式を終え、春休みを迎えた阿知賀女子麻雀部。
　だが、張り切って麻雀を打とうとした途端、部室の自動卓が壊れてしまった。
　まだ部費のない阿知賀女子麻雀部は、修理費を払うためにバイトをする事に……というお話。

　手積みは嫌だなんて、『咲-Saki-』世界の高校生＆中学生雀士は贅沢だなぁ。
　僕も中学の頃から自動卓で徹麻やったりしてたけど、手積みは避けたいなんて言ったことなかったぞ。

　それはそうと、『咲-Saki-』世界でも、全員が家に自動卓を持っている訳じゃないのね。
　誰かの家に使わない自動卓があれば、春休みの間はそれを使えば良いんだし。
　咲やのどっちが持っていたから、現実のゲーム機くらい普通にあるものなのかと思ってた。

　玄や宥の旅館には自動卓があったハズだけど、流石に繁忙期に商売品を借りるのは無理か。
　そういや、どうして旅館の名前が「夏みかん」なんだろう？　何か関係あったっけ？
　そう思って、よく考えてみたら、「夏みかん」じゃなくて、「松実館」か？


　旅館のバイトと、神社のバイトがダブルブッキング。
　だから、タイトルが『バイト＆バイト』なのか。

　にしても、憧の家が神社だったとは意外だったなぁ。
　永水のキャラと比べると、憧には全然巫女のイメージがない。
　もっとも、普段の憧は、家の手伝いなんて全然していないそうだが。

　なお、声の区別が付かなくて、最初は穏乃の家が神社なのかと思ってた。
　『阿知賀編』第１話で、穏乃が春は家の手伝いが忙しいとも言ってたし。
　確か、穏乃の家が何をやっているのかという説明は、まだなかったよね？
　他の部員が、旅館、神社、ボウリング場だから、穏乃の家も特殊な職業なのかな？


　灼は、一人ボソボソと特徴的な喋り方をするので、区別し易かった。
　赤土監督の言っていた通り、一番しっかりしているし、リーダーシップも発揮していたね。

　宥は、普段が普段だからか、何度もサボリ疑惑を受けていて笑った。信用ねー。
　それはそうと、宥には猫が寄って来る能力もあるのか。それはちょっと羨ましい。
　一方、妹の玄には、大吉が寄って来る能力があるのね。二人とも、意外と応用利くんだな。

　それと、穏乃はイメージ通りだけど、憧も意外と同レベルなのね。
　まさか掃除中に、柳生新陰流だの水鴎流居合だの言って、ノリノリでチャンバラを始めるとは思わなかった。
　でも、外見は美少女になっても、中に入っているのはやはりアコスなのだと、ある意味納得。