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週刊少年ジャンプ 感想

2009-12-14 23:48:36 | ジャンプ
週刊少年ジャンプ 2010年02号 感想


バクマン。

 この作品の恋愛パートには興味が持てない。
 登場人物は大騒ぎしているんだけど、読んでいても感情移入出来ないし。




黒子のバスケ

 今回は点数に関するミスが多かった。


 前回ラストは、



 青峰がファウルを貰いながらもシュートを決め、39-59。


 だが、今回の最初のコマは、



 19点差を追う誠凛…
 黒子投入で逆転なるか!?

 ……19点差じゃねーよ。
 こんな計算、幼稚園児でも間違えないだろ。
 そもそも、カントクが心中で「20点差… 覚悟決めるしかないわね…」と言ってたじゃねーか。


 まぁ、アオリについては、作者じゃなくて、担当のミスなんだろうけど、その次のシーン。

 黒子は緑間対策に使った「超長距離パス」を使い、最も敵陣に近い火神にボールを回す。
 それでも、青峰は後ろから追いついて来たが、火神もここで日向にパスを出した。



 日向が3Pを決め、試合は42-59。

 うむ。39+3=42だから、計算的には合っている。
 だが、その前に、青峰はファウルを貰ったから、フリースローを1本打ったハズ。
 なので、この時点の得点は、42-60なのではないだろうか?

 いや、勿論、青峰がフリースローを外した可能性もある。
 しかし、これまでどんな体勢でも入れて来た青峰が、フリースローを失敗するだろうか?
 仮に失敗したとしても、そんな“大事件”に誰も言及しないとは思えない。


 後半初得点の直後、黒子は桐皇のパスをスティール。
 そして、黒子からパスを受けた伊月が連続ゴールを決めた。



 しかし、何故か、誠凛の得点は1点しか増えていない。

 ……何だか、今回は無茶苦茶だな。
 一つ一つのミス自体は些細な事だが、こういうのを見ると、作品の底の浅さが感じられてしまう。
 試合全体を通して、点数の推移を考えているのなら、こういうミスは起きないハズだし。



 さて、そんな訳で、今の正しい点差はよく分からないが、黒子の活躍で誠凛が追い上げて来た。

 このまま一気に流れをとろうと、黒子は「加速するイグナイトパス」を放つ。
 黒子によると、このパスは中学時代「キセキの世代」しか取れなかったのだと言う。
 だが、今回の相手は「キセキの世代」のエースにして、かつて黒子の相棒だった青峰である。

 「悪りーな テツのパスは全部知ってる ミスディレクションのタネもな」
 そう言った青峰は、黒子のパスをあっさりと止め、5人抜きしてカウンターを決めてしまった。
 そして、青峰が口にするのは、トドメの一言。



 黒子おまえのバスケじゃ勝てねえよ


 分かっていた事だが、これで本当に負けが見えて来たな。
 最後のページの上下が黒く塗られているのは、意味があるのだろうか?
 こういう演出をするのは回想シーンだけど、もしかしてこれはもう回想だとか?
 その場合、次回開始時点で、既に試合が終わっている可能性もあるな。


 ところで、口では「黒子のバスケ」を否定した青峰だったが、



 心の中では「やっぱ全然違げーな テツが入るとよ」と、黒子の力を認めてもいた。



 また、「同じってことは 成長してねえってことじゃねぇか」とも言っているから、青峰が否定しているのは、“黒子のバスケスタイル”ではなく、“黒子のバスケットプレイヤーとしての実力”なのではないかとも思う。

 考えてみれば、黒子が再会した「キセキの世代」は、みんな帝光時代より強くなっていたが、逆に黒子が相手からそう言われた事は無かった気がする。
 これまでは火神の成長ばかりが描かれていたが、今度のは黒子の成長フラグかな?


 青峰が口にした「赤司」というのも、きっと「キセキの世代」の1人なのだろう。
 「黒子のバスケじゃ勝てない」というのは、元は赤司のセリフらしいから、ラスボスは「キセキの世代」で最強の青峰ではなく、赤司という人物になるのだろうか?


 それはそうと、これで「キセキの世代」の4人の色が判明した(多分)。
 最後の1人は、やっぱり黒との対比で白になるのかね?


 僕としては、

 「赤司!」「青峰!」「緑間!」「黄瀬!」「黄×!」「5人揃って『キセキの世代』!」
 「待て! 待て待て! おかしいだろ! 何で黄色が2人いんだよオイ!」
 「あのー 火神っち オレら色とかそういうのじゃないっスから」
 「いや 色じゃ…」
 「一人一人の個性を見てもらいたいのだよ」

 どうしても、こういうネタを思い浮かべてしまうけど。



 最後に。
 今回の日向は良かった。



 オレが撃つ時は称える準備だけしとけや…!

 流石、クラッチタイム中は、すげー自信だ。




ギャグマンガ日和

 10周年記念という事で、SQから出張して来たそうだ。


 内容はタイムスリップとタイムパラドックスについて。

 過去の自分が変態行為をする → 皆から罵られた事でタイムスリップの方法を発見する → 変態行為をネタに脅される → 過去の自分に忠告する → 過去の自分が変態行為をしない → タイムスリップの方法を発見しない → 変態行為をネタに脅されない → 過去に戻って忠告出来ない → (最初に戻る)

 ……過去の自分にタイムスリップの方法を教えてやれよ。




ねこわっぱ!

 唐突に巫女が新キャラとして登場した。
 タマの同級生が誰も出なかったのは、今回が初めてか?




ぬら孫

 白蔵主は馬鹿キャラだったのか……。

 自分の首級を取り、堂々正面から京に入れと言う白蔵主。
 部下たちはそんな白蔵主を見捨て、奴良組の船を落とすための攻撃を開始した。

 白蔵主は、正々堂々戦えと言って、部下を止めようとしていたけど、これは部下が正しいだろ。
 羽衣狐から空の守護を任されたというのに、「仇敵の奴良組が攻め込んで来ましたが、大将同士の一騎討ちで負けたから通しました」なんてのは、利敵行為以外の何者でもないだろうに。

 リクオは、首を斬る代わりに、白蔵主を仲間に誘ったが、このまま仲間入りするのだろうか?
 個人的には、羽衣狐を倒した後に仲間になるならともかく、いま仲間になるのはやめて欲しいなぁ。
 相応の理由があれば別だけど、将棋の駒みたいに、負けた途端に主を裏切るキャラは好きになれない。


 首無たちが、リクオに技を教えなかったのは、二代目の言葉を守っていたためらしい。
 リクオ父は、リクオがどういう生き方を選ぶかは、本人に決めさせるつもりだったのだそうだ。
 そのため、首無たちや総大将には、あまり妖の世界の事は語らせない様に言い含めていたのだとか。

 ……一見もっともらしい理由だけど、微妙に納得出来ない部分が。
 それなら、どうして総大将は、8歳のリクオを三代目に決めてしまったのだろう?
 二代目が死んだからだったのかも知れないけど、全然リクオに選ばせてないじゃん。
 それに、三代目を継ぐと決まってからも、技を教えなかった理由がよく分からない。
 自分たちが守るつもりだったのかもしれないけど、技を教えない理由にはならないような。

 強引な後付設定なのか、それとも、ちゃんとした理由があるのだろうか?


 朝になり、太陽が昇っても、リクオたちは夜の姿のままだった。
 昼のリクオはともかく、イタクの昼の姿が見られなかったのはちょっと残念だ。
 その原因は、変わり果てた京都にあるようだが、何が起こっているのだろうか?
 こんなところにいて、カナちゃんや清継たちは大丈夫なのか?


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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-12-17 13:56:13
FGはメチャクチャ難しいシュートでも妙に決めるのにフリースローは超苦手って人は結構いますよ。
どちらかとレブロンはそういうタイプですね。
コービーはフリースロー成功率の高さも凄さの一つですし…
Unknown (Unknown)
2009-12-18 10:44:25
私はあまりアニメ化反対とは言わないが、
『バクマン。』はアニメ化して欲しくない!!

http://www9.nhk.or.jp/anime/bakuman/

それでも見てしまうのだが・・・。
原作が好きなだけに残念。
Unknown (katsu666)
2009-12-21 22:57:46
>フリースローは超苦手
そうなんですか。
単純に、敵から邪魔されない分、楽なものだと思っていました。

>バクマン。
全25話なんですね。
ラストはアニメオリジナルになるんでしょうか?

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