週刊少年サンデー

週刊少年サンデー 2013年27号 感想


マギ



　連載再開。
　扉絵は、グレート・ハンサム・アリババ。

　遂に本編でもグレートハンサム言い出したか。
　単行本で消えてしまうのが勿体ないな、このアオリ。



　黒いジンの軍団を相手に、紅炎の部隊から進み出たのはたったの３人。

　だが、その３人―――楽禁、周黒惇、李青秀が眷属器を手に、

「アシュタロス」「フェニクス」「アガレスより生まれし眷族よ」…
「我が身を捧げる」…　「我が身と…一つになれ」！！

　と唱えると、彼等の身体は巨大化し始め、



　瞬く間に黒いジンと遜色ない大きさになってしまった。

　眷属器って、こんな事も出来るのか。モッさんの未来を視た……。
　詠唱の内容からすると、これは魔装の眷属器版みたいなものなのかな？



　一方、モガメットは、レームにも黒いジンを差し向けていた。
　タイジする事になるのは、勿論ファナリス軍団。



　ムーやロゥロゥの心配をするミュロンは、あざといけど妹らしくて可愛かった。
　そのあと、すぐに「くそっ！！」とか言っちゃう辺りがファナリスだけど。




史上最強の弟子ケンイチ

　厳しい言い方をすると、天地無真流は活人拳として駄目駄目だなぁ。
　自分の身も守れない、愛する者も守れない、不殺の戒律も守れないって……。


　でも、拳聖に掴まれた掌を自ら二本貫手で貫き、



「どうだ！ この血の目つぶしはッ！ 勝ったッ！ 死ねいッ！」からの天地無真流・十字頸木、



　更にその十字頸木を防がれてからの、



　喉への噛み付きという一連の流れは良かった。

　僕は派手な技も好きだけど、地味で泥臭い技というのも好き。
　例えば、兼一の孤塁抜きとか、『修羅の門 第弐門』での毅波秀明のおで虎砲（俗語）とか。

　なんて思ったあとに月マガを読んだら、九十九が×××××（ネタバレ注意）を使っていてちょっと驚いた。

　閑話休題。

　一影九拳相手に善戦した田中さんだったけど、脳天に肘鉄を喰らっては終了かな？
　結果論で言えば、天地無真流の３人は武術を学んだがために不幸になってしまったなぁ。
　出来る事なら、せめて唯一生き残っている田中さんくらいは幸せになって欲しいところだが……。




犬部！ －ボクらのしっぽ戦記－

　お、新シリーズだ。
　今回は犬ではなく、ウサギがキーアニマルとなるみたいだね。

　『ウサギは寂しくても死なないんだよ。』




最後は？ストレート！！



　愛に燃えるミキミキが、遂に宿河原のカーブ、しかも完璧なコースに入ったそれをバットに当てた。

　野球って、バットを手から離して打っても良かったんだね。
　こんな打ち方初めて見たので、反則にならないのかと思って調べてしまった。


　それにしても、さすが白服ともなると、本業じゃない競技でも凄いなぁ。
　テニスの白服でこれなんだから、本職の野球の白服だったら３打数５安打だって余裕なんだろうなぁ。