東海道中を自転車旅行してきました。
コースは八王子~湘南~箱根峠旧道~沼津~静岡~掛川~浜名湖の往復
二泊三日で実走600kmの旅。
【1日目】
6時15分、八王子をキンタさん、アギーちゃん、僕の3人で出発し次の集合場所、東名入口、セブンを目指す。走り始めてすぐ、アギーちゃんは遥か彼方に消えて行く。相変わらず速い。
残された2人で1時間ほどR16を南下し、予定時刻に第二集合場所のセブンに到着。
既にMOCOさん、TAKAさん、リラッウマくん、お見送りのふじくん、ぴぉさんが待っていました。時間も押していたのでコースを確認し境川CRへ、
途中、親父さんが現われる。膝を負傷したとのことなので心配をしていたのですが自転車に乗れるまでに回復されてました。藤沢からは東海道へ、ここで親父さんとお別れ。
湘南を気持ちよく巡航。烏帽子岩、富士山などを見ながら走ることだけで旅行気分。ほどなくし小田原に到着。箱根峠を椿ラインもしくは箱根旧道で行くかで意見が分れる。
前者は日本有数の絶景、後者は「箱根に来たのなら旧道」と言われるサイクリストの勲章のようなもの。
最終的には後者を選択。今回のイベントのタイトルに何気に書かれていた「脚力精鋭」、主催者MOCOさんの思いか。
箱根旧道のスタート地点である三枚橋というところでしばし休憩し、アプローチ、まずは温泉宿街を通過する。この辺りは道幅も狭く、10%程度の勾配はある。最初から飛ばすつもりはなかったが、いきなり心拍が上がっていた。しばらくすると分岐や平坦地、下り坂があったりコース間違えたかな?とも思ったりもしたが、それでも少しづつ斜度はきつくなり、ここが箱根旧道であることを身体が教えてくれた。
畑宿から上の部分の七曲りと呼ばれところは、さらに斜度が増す。特に左コーナはちょっと力をいれればウィリーができそうな勢い。さすが「天下の険」といったところです。それでも目的地である甘茶屋までへろへろになり上がり切る。
その後、芦ノ湖でここまで同行していたリラッウマくんと分れる。
箱根峠からは三島までは、長い長い下り、遠くに三島の街と海を臨むロケーション。ここでいつものタイタニックフォーム。背筋を伸ばし、目線を高く、両手を翼に見立て水平に、次々とコーナをクリア、鳥になった気分を味わう。もう最高!
沼津で昼食をとり、さらに西を目指す。
それにしても静岡から見る富士はでかい。静岡と山梨で富士山はどちらに属するかという論争があっがた、山梨出身の僕としては山梨だろうと思っていたが、これは静岡に分がある・・・
沼津、富士、由比、静岡と次々に通過するがコースはさっぱり、とにかく自転車には優しくない。バイパスで足止め、国道が走れず市道を走ったり、TAKAさんがコースを調べてくれていなかったら全員遭難?してました。
藤枝あたりで夕日に向かい走行(左の写真)、感動もの、疲労は蓄積されるがその分、感動も積み増される、そんな旅もそろそろクライマックス。掛川に入ったころには既に日は落ち、辺りは暗くなっていた、闇に浮かぶ掛川城を左手に右折、MOCOさん先頭で感動のゴール・・・240km走破。ピットで抱き合う面々・・・・
その後、多大なるおもてなしを受け、みなでワイワイ、夕食&大宴会。楽しかった。
【2日目】
TAKAさんと僕は浜名湖うなぎツアーに出かける。実は浜名湖は思い出の地(真ん中の写真)、10数年前、初めて参加したウインドサーフィンの全日本選手権がこの地で行われた。我らチームは9位。個人的には100位くらいと敗戦。1日目の強風レースに翻弄された結果だった。その後1年を通し練習を積み、数年で全国3位を重ねられる強豪チームへの変貌した。
おっと話脱線しましたね。まあ。昔話ね。
そうそう、うなぎ屋。MOCOさんお父さんに紹介して頂いた「清水屋」は本日休み。近くにうなぎ屋さんがあったのでそちらに入るが、繁盛店か1時間は待たされる。
うなぎにケチをつけられる舌は持ち合わせてないのでコメントはできないが国産であることに間違いはなさそう・・・おいしく頂きました。
浜名湖からは天竜を経由し、次の目的地「ならここの里温泉」を目指す。往路と打って変わり、復路は農村地帯の絶好のコース。
温泉近くで4kmほどのワイディングロードも難なくクリアし16:30に到着。ここで1時間の温泉タイム。石に囲まれた露天風呂、つるつる感のある湯質。ゆっくりくつろぐ。
帰宅時間を18時と伝えてあったが若干遅れ気味、掛川のMOCOさん宅へ急ぐ。
2日目も、1日目に増して楽しい食事とお酒、お父さん、お母さんを囲んで自転車談義が永遠と続く、
途中、伊豆一周をしているリラッウマくんから掛川に来るとの連絡が入り、皆で近くの交差点までお出迎え、
1日しか経ってないが再開をみなで喜ぶ、今日も楽しい1日だった・・・・
本日の走行120km。
【3日目】
本日が最終日、東京に戻らなくてはならない。
出発前、皆で記念撮影を行う。(右の写真)
お父さんがが近道を教えてくれると車で引いてくれた。お母さんがこっそり「お父さん行きたいんだよ」と言った一言に親心が隠れていたでしょう。ルームミラー越しの娘の姿にどんな思いだったがは分りませんが、素晴らしいご両親だと感じました。
本当・本当にお世話になりました。
デザート峠(通称)を超え楽しかった掛川に分れを告げる。ここからはなぜか下り基調、Av.31程度で東へと・・・
来た道を帰るのだが、由比、静岡辺りの道は相変わらずわかりません・・・
しかし、なんだ、アギーちゃんの速さは異常。我々が由比にいる頃は清水にいるし、箱根の手前で食事している頃には箱根を1本登り終えて来たとのこと、どうも倍の速さで走っているとしが思えない。
食事を終え、帰路最大の難関、箱根峠に挑む。アギーちゃん別格としてもMOCOさんの走りにはたじたじ、スタート時点で100mほどの
差があったので抜けるかなと思いきや峠頂上では差は開いていたように思える。MOCOさんは私より峠は速いことが判明した瞬間。ああぁ。次、会ったときには負けないようにしないと。
箱根旧道の下りから国府新宿までは各自思うのままフリー走行。国府新宿で二子多摩川組にとお別れ、本当に楽しい3日間でした。MOCOさんこんな楽しいツアーを主催した頂きありがとうございました。また参加者のみなさんお疲れ様でした。
最後になりましたがMOCOさんのご家族皆様の暖かいおもてなしに感謝いたします。
本日の走行 240km
掛川ツアートータル 600km
GWトータル 900km