道草

一生懸命生きているから・・・・ゆっくり歩いてみたい時もある
道草をしながらそんな時間を大切にしてみたい

エール 18

2007-11-30 19:32:11 | エール
       
       失敗したらどうしよう
       と考えた瞬間から失敗に向っている
       どうせなら成功の心配をしよう


284

珈琲の豆を挽き・・・・・ゆっくりゆっくり焚いてみる。
部屋中を包んでくれる香りを楽しみながら、
お気に入りのロッキングチェアに座って
大好きなBGMに耳を傾ける。
そんな至福のひと時をとても大切にしている。
今日はセンスのSweetheart Storyの
アルバムをBGMに選んでみた。
中でも最後のBirthと言う曲が大好きで、
何度も何度も聴いてみる。
ほんの少し優しくなれる時間がある。

人それぞれに形は違っても
ほんの少し優しくなれる事を発見するって
ても大切だと思う。





小田代を歩く

2007-11-25 20:56:43 | 日々折々の詠
             
                 【草原の風を追いかけ駆けめぐる
                          姿を重ね小田代に立つ】


   300 貴婦人
  小田代にて

  24日小田代に行って来ました。
  小春日和の穏やかな一日・・・・・のんびり歩いて来ました。
  先週前半の寒波で雪が降ったとのニュースを聞いて、
  貴婦人の周りも雪化粧かなあ・・・・と期待しての3度目の小田代、
  残念ながら週後半の暖かさで雪は消えていたけれど、
  一歩奥に入る林は雪に覆われ、一足も二足も早いそこは冬。
  湿原を囲む木道に積もる新雪の感触を踏みしめて来ました。
 
  「今度真っ白な雪の中に立つ貴婦人を撮ってみたいな」
  と言う私に、
  「カンジキでも履いて来るつもりなの・・」
  という夫の声を背に
  黙々と運転手で協力してくれる事に感謝を思いました。


  小田代に向う時、何人もの三脚を抱えたカメラマンが
  帰って来るのに出会いました。
  朝早く訪ねている方達なのでしょうね。
  何年も、何十回も、訪ねて出会える1枚、
  来年また来るね・・・・と小田代を後にしました。

  空気はもうすっかり冬でした。


エール 17

2007-11-20 11:46:06 | エール
               
               一生懸命頑張った今日は
               明日の、そして未来のテキストになる


   24

  「母さん・・今から帰るから・・・」
  電話の向こうに長女の声
  「大変だからいいわよ」
  「もう加須まで来ちゃったの・・・ちょっと顔が見たいだけだから」

  日曜日の夕方の出来事
  ほんの数時間のおしゃべり、
  そして早朝には仕事があるからと3時間半の道のりを飛ばして帰って行った。
  ちょっと帰るから・・・・と言ってくれるには遠いはずの毛呂山町、
  心配してるなんて一言も言葉にするでもなく、
  他愛もないおしゃべりをして
  じゃあね・・なんて言って帰るほんのひと時に
  たくさんの幸せをもらったような気がする。
  子供達って、こんなものかも知れない。





今日という日

2007-11-17 17:22:41 | 日々の暮らしの中で
             

              いつものように過ごしている今日、
              そんな今日を生きたいと思って過ごせなかった人がいる、
              いつものように過ごせる今日を大切にしたい


51
庭先にて

ご無沙汰しました~~
ちょっとしたアクシデントで某病院に2~3日泊まってみちゃいました。
結果はすこぶる元気・・・・
何気なく過ごせている一日、一日に感謝できる機会でした。
また春が来て、元気に街道歩きが出来ることがとっても楽しみです。






会津中街道を詠む 5

2007-11-03 21:36:53 | 会津中街道


       紅く燃ゆ山のまほらに射すひざしの
         やわらかに匂う張平の秋
         
                                                     


                        
          落葉踏む観音沼の
          水面に映すもみじ葉の陽に透く色冴ゆ



 239・242

10月28日、会津中街道を歩いた。
張平から観音沼、道々の紅く燃みずる里山が私たちをやさしく迎えてくれた。

杉の沢の一里塚から小野岳を背に歩く轍は足に心地良く、
今も涸れることなく湧き出る水の茶屋場跡を見て、
その昔、何人の足を癒したのだろうか・・・・と馳せてみた。
すすきの穂が落ちて行く日を背に光り、
今日も元気に歩けた喜びでいっぱいだった。
そろそろ会津は冬支度・・・・
駆け足で来る厳しい冬の前に見せてくれた会津の一日だった。


エール 16

2007-11-01 21:46:57 | エール


                 
       
       平凡な教師は言って聞かせる
       良い教師は説明する
       優秀な教師はやって見せる
       しかし最高の教師は子供たちの心に火をつける




                    
観音沼に行って来ました
ノートを抱えた課外授業の小学生達がとっても賑やかでした。
今は夢中だけれど、きっと数年後に懐かしく思い出すのかなあ・・・・
  なんて思いながら
  「こんにちは・・こんにちは・・・」の爽やかな声に
  「こんにちは・・・」と応えました。
  
引率の先生方は、どれだけの子供達の心に火をつけたかなあ・・・
 

        


                233・235・236