憲法と法律と経済のお勉強

文学畑の「花神」が、一番苦手な法律と経済を「お勉強」しようと思ってつくったブログです。

憲法を学ぶ   第一条

2006-04-01 | Weblog

第一条

天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権を存する日本国民の総意に基づく。

 

理解したこと

    つまり、国民主権を打ち出すことによって、天皇の政治介入を阻止している条項だということ。

    天皇が「元首」であるか、の議論が行われてきたこと。

    明治憲法では「統治権の総攬者」と規定されていたこと。

 

疑問

    日本国民の総意はいつ誰が調べたのだ?「天皇制はいらない」という総意を国民が示す手段はあるのか。(おそらくないだろう)

    国民統合の象徴の「統合」という言葉が何故必要だったのだ?

 

伊藤真氏から学ぶ

    天皇の権能については内閣の助言と承認が必要であることを規定し、国政に関する機能を有しないことを明言している。

    天皇は国政に関する権能を一切有していないことを「裏から」表現している。


1 コメント

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はじめまして (はじめの一歩)
2006-04-06 17:50:51
TBありがとうございます.今後も参考にさせていただきます.私も憲法集会のこと,忘れないうちに書いていかないと...
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