お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

マトリョーシカのニス塗りと「くまのプーさん」

2014-05-05 12:52:04 | マトリョーシカ

犬家猫八さんに納品するマトリョーシカ。猫八さんなので全部猫。

Cimg2349_2

ニス塗り中です。

絵は上下はまった状態で描きますが、ニスは上下はまった状態で塗ると、ニスがくっついて開かなくなるおそれがあるので、上下はずして、塗ります。

下は持つところ(内側に入る立ち上がり)があるからいいですが、上は持つところがないので、 絵の具の容器にかぶせて、容器を持って塗ってます。

他にもっといい方法があるかもしれないけど…。

とここまで考えて、似たようなフレーズを何かの物語で読んだ気がして一生懸命記憶回路をたどって…思い出しました!

「くまのプーさん」 でした。

Cimg2126  これ。

 私の小学2年からずっとの愛読書 。

ぼろくなっては困るので、

Cimg2127  子供用ということで購入しましたが、自分が読む用。

これの最初の方、2階からバタン・バタンと降りてくるところ。

「二階から降りてくるのに、クマ君はこんなおり方っきり知らないのです。もっとも、ときには、考えることもあるのです。このパタン・パタンをちょっとやめて、考えてみさえしたら、ほんとは、また別なおり方があるんじゃないかな…とね。それから、いややっぱり、そんなおり方、ないのかな、とも思ってしまうのです。」

A.A.ミルン作 石井桃子訳 です。 (某アニメ会社のくまとちょっと違います。原作のプーさんは原則赤いチョッキを着てないです。)

長じて、本屋の洋書売り場に行けるようになって買ったのがこれ。↓

Cimg2131

といって、原書で読むわけもなく、「飾り」になりました。

 でも気になったフレーズは英語で何と書いてあるかだけ見てみました。

いちばん気になっていたのは、

「… スズメははえないが ハエはすずめる…」というプーさんが歌っていた歌。

英語では

「A fly can't bird, but a bird can fly.」 でした。

 なるほど。

石井桃子さんの訳は名訳だと思います。この方の訳がなければ、私の愛読書はなかった…!

今、「赤毛のアン」を訳した方の生涯を描いたテレビ小説をやってますが、「くまのプーさん」もやったらいいのに…と思います。(某アニメ会社のプーさんじゃなく←しつこいですね。)

 先ほど読み返してみたら、この スズメははえないが の前の節の カトルストン・パイ の方が気になってしまいました。何だろう…?

 あー、しかし

6月のマトリョーシカ展まで まだ間があると思って油断してましたが、もう5月に突入。

これからは余計な予定を入れないで、せっせと作らなくては…。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
プーさん、お好きだったのですね。私は子どもの頃... ()
2014-05-05 15:03:34
プーさん、お好きだったのですね。私は子どもの頃は本を買ってもらえず、大学生の時に自分で買って読みました。岩波のですが大きい版で。私もディズニーのプーさんはプーさんと認めていません(笑)。こぷたとかイーヨーとか可愛かったけれど、その後に読んだ『大きな森の小さな家』の方にもっと夢中になって、A.A.ミルンはそのまま忘れてしまいました。ずいぶん経って、「大草原の小さな家」がテレビドラマになりましたが、そちらは(赤いチョッキのプーさんではなく)長髪のとうちゃんが嫌で嫌で、まったく見ませんでした。とうちゃんは、固くて短い髪がかっと立っていなくては(笑)。
石井桃子さんの本と言えば、小学生のとき離れて暮らしていた母が、『ノンちゃん雲に乗る』を買ってくれ、祖母にぼろくそに叱られていたのを思い出します。祖母は参考書しか買ってくれない人でした(笑)。ミフィーも私の中では「うさこちゃん」です。
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春さんこんにちは。 (karat)
2014-05-05 16:47:13
春さんこんにちは。
えー、プーさん一番好きです。
私の子供のころは娯楽と言えば本で、多分、初めて自分用に(姉妹共用でなく…)買ってもらった本です。
そのせいではないですが、今までの勧善懲悪とか、主人公にいろいろな困難が降りかかる話とか、因果応報的な話とかとは一線を画す、画期的に楽しい話だったのですね。
アニメキャラクターのプーさんはお人よしの食いしん坊みたいですが(見たことはないですが、宣伝か何かで声を聴いたときガッカリしました)、原作のプーさんはいろいろと考えて含蓄のあることを言うのです。
今でも、つい開いてしまうと途中からちょっと読んだりして…。
それぞれ、お気に入りの物語ってありますね…(^^)
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夜分遅くに失礼します。 (つくしんぼママ)
2014-05-07 00:10:25
夜分遅くに失礼します。
切手のあたりからご無沙汰しておりました。
この感動をどう伝えたらいいのか、プーさんとても嬉しいです。ヽ(^。^)ノ
出会いは小学校3年生、学校の図書館でした。私が持っているのは「クマのプーさん」と「プー横丁にたった家」が一冊に収まっているハードカバーのものです。大人になってから子ども用に絵本全15冊を買いましたが、やはり私のものです。(笑)某アニメ会社のプーはプーではありませんよね。私が本物のプーとか本物のミー(ムーミンです)とか言うと、偽物ってあるの?なぁんて言われたりしますが・・・。
我が家の階段には、絵葉書を額に入れて飾っています。クリストファー・ロビンが二階から降りてくるものを上段に、またその逆を下段に。
それと・・・ニス塗りの上の部分ですが、トングではどうでしょうか?100円ショップにいろんなのが売ってますけど。塗り終わったらカップに立てるとか~トングの先に輪ゴムを巻いたらすべらないのでは~なぁんて適当なこと言ってすみません。やったこともないのに、余計なお世話だったらごめんなさい。
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つくしんぼママさん、おはようございます。 (karat)
2014-05-07 08:06:26
つくしんぼママさん、おはようございます。
プーさん!うちには「百ちょ森」の地図の絵ハガキが額に入れて飾ってあります…(^^)…。
ムーミンは残念ながら出会わなくて、子供の見ているアニメで知りましたが、アニメ化にはやはり何だか抵抗があったと後で聞きました。
でも、オープニングかエンディングで白鳥英美さんが歌っていた、「♪~誰にでも一度は必ずあるはずさ、くやしなみだで枕ぬらしたこと…」という歌が好きで、アニメは家事をしていて見なかったですが、歌の時だけ見てました。(^^)
 それから、今度100円ショップに行ってみます。ありがとうございます。
本場では、上下付けたまま、長い釘のようなものに刺して、縁日のリンゴ飴のようにニスに浸ける…とマトリョーシカ販売店のブログで見たことがあります。
別のには専任の人が手で塗ると書いてあるのもありました…。
(上下は付けたままで)。いろいろですね。
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くまのプーさんが話題になっていたので。私も好き... (サラマンダー)
2014-05-10 21:49:38
くまのプーさんが話題になっていたので。私も好きで何回も読みました。プーさんが熟考するところが好きです。いろいろなアイデアも。以前くまのプーさんの展覧会があったので、無謀と知りつつ英語版を買いました。そこで一番初めに確認したのは「おたんじゃうび、およわやおよわい」の部分はどうなっているのかというところです。HIPY PAPY BTHUTHDTH THUTHDA BTHUTHUDY
でした。プーさんの絵はA.A.MILNEに限ります。
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サラマンダーさん、こんばんわ。 (karat)
2014-05-10 22:12:06
サラマンダーさん、こんばんわ。
ですよね。A.A.ミルンに限りますよね…。
某アニメに対し、原作の方はクラシック・プーとかいうらしいですが…。
訳も素晴らしいと思います。
英語の変な綴りを日本語に直すとこんな感じになるというのもさすが。
あと、コブタの家の表札の「トオリヌケ・キ」を確認したことも思い出しました。
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