体奏家/新井英夫の予告報告 (DANCE-LABO KARADAKARA)

体奏家/ダンサー新井英夫の舞台活動とワークショップ活動の予告と報告。たまに日々の雑感あれこれなども。

音楽劇「おはなしオルガン」稽古スタート。ミューザKAWASAKIでパイプオルガンと踊る

2010-04-30 09:27:21 | 予告
パイプオルガン奏者の原田靖子さんにお声がけいただき、音楽ホール「ミューザ川崎」で8/3(火)に、こどもフェスタ「おはなしオルガン」にダンスで出演します。オルガニスト原田さんに加え、もうひとりの共演者は、中ムラサトコさん。彼女は唄と語りの天才的なアーティスト。

毎夏、親子向けプログラムとして続いている「こどもフェスタ」のオルガン企画(ホールに素晴らしいパイプオルガンがあるのです!)。今年は、新たに唄・声とダンスも加わえて、オルガンから奏でられる不思議な世界を楽しんでいただこうという企画。ということで今週から稽古がスタートしました。スタッフの方がブログで、稽古の模様を紹介してくださっています。

演目は、今回のために書き下ろした音楽劇「字のない手紙」(脚本:中ムラサトコさん/演出:柏木陽さん)面白くなりそうです!

ブログはこちら↓ 新井は「ながーい紙」の上でなにやら動いています。
http://www.summer-muza.com/?m=20100429

東京コンタクト・インプロ・フェスに講師で参加します。

2010-04-27 12:28:34 | 予告
5/1~3に開催される東京コンタクト・インプロ・フェス(日本女子体育大学にて)に講師で参加します。野口体操を紹介するクラスを担当します。

(以下ぼくの解釈ですが)
コンタクト・インプロヴィゼーションは、1970年代にアリメカで生まれた「ダンス」の形式。コンタクト=接触して、体重を互いに支え合ったり、預け合ったりしてその合力からムーヴメントを即興的に生み出していくというもの。創始者のひとりのスティーブパクストンさんが、若かりしころダンサーとして来日した際に、「合気道」に出会い、そこから大きな影響を受けて発想された比較的新しいダンスのジャンルです。欧米を中心に、コンテンポラリーダンス創作の主要な技法のひとつとして活用されているだけでなく、作品公開を目的としない、たとえば剣道や柔道の「まちの道場」のように市民が集まって楽しむJamセッションの形式をとった、身体コミュニケーション文化としても根付いているのもユニークなところだと思っています。

というわけで、このフェスティバルには、海外からの講師に加え、ぼくの野口体操紹介クラスのほかに合気道のクラスもあったり、横断領域的に同時代の「からだ文化」を体験できる興味深いプログラムが並んでいます。ご興味のある方はぜひ。

まだ参加枠には若干名の余裕があるようです。

http://contactimpro-spiral.com/2010/


この企画の一環として5/4アサヒアートスクエアで、コンタクトインプロの紹介と公開ショウイングもあります。こちらにも参加する予定。東京圏のみなさまの前でひさびさに踊ります。こちらもぜひ。
http://www.arts-npo.org/aas/event/2010y5m4.htm



「光のダンス」を改訂開発中

2010-04-16 11:35:21 | 雑感
映像作家の落田伸哉さんと3年前からはじめた「光のダンス」。ライブで光源を持って踊りその場でデジカメでもって光の軌跡を撮影。即プロジェクターで投影する…というダンスと写真と絵画の領域横断的ライブ表現です。公演のみならず、ワークショップで小学生100名あまりと取り組んだことも。アイデアとしては新しくも難しくもないのだけれど、当たり前に思っている視覚や絵画の「仕組み」や時間と空間と記憶のつながりを「今ここ」で感じ直す方法として、引き続き研究しているテーマでもあるのです。

昨日の「稽古場」で新たな「光のダンス」のアイデアを発見!! 来月とあるレセプションで「新作・Sky and Tree(仮)」として初演予定。残念ながら非公開なのですが、どこかで必ずお披露目します。

以下は、2007年春にこの「光のダンス」(=「Writing×Lighting」)のピースを初演したaXesプロジェクト(カナダ・日本協同滞在制作企画)のスライドです。音楽は、友人のモントリオールの打楽器デュオGaPa。南インド出身のGanesh Anandanとアイルランドにルーツを持つPatrick Grahamの名コンビ。こういう音楽家の出会いがあるのがいかにもカナダらしい!

aXes- Montreal 2007



mixiに「コミュニティダンス」のコミュをつくる

2010-04-10 00:59:00 | 報告
「コミュニティダンスのひろば」というありそうでなかったコミュをmixiに立ち上げました。
のぞいてみてください。で、興味があったら御参加ください!!

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4951976

以下、コミュ案内の挨拶文より
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「コミュニティダンス」という名称がまだ一般的でなく現状に即しているかわかりませんが、「異世代・障碍のあるなし・異文化・ふだん顔を合わせないような人どうしがダンスによってつながり・恊働・創造する緩やかな場」というように私自身は考えています。

昨今、行政の事業として、企業メセナ的事業として、市民の自主的活動として、NPO活動として、大小さまざまな「コミュニティダンス」が、ここ日本で生まれてきているように感じます。産業構造・地域社会の変化…それらに伴う必然なのか? 偶然なのか?ともあれ、「何か」がわくわくと起こってきそうな予感がしています。

「コミュニティダンス」に関わる人、興味のある人の情報交換・交流の「ひろば」になれば、と思って立ち上げたコミュです。ありそうでなかったコミュなので立ち上げてみました。


山形県の白鷹町文化交流センター訪問!! そして、ちょっと踊る。

2010-04-02 09:45:39 | 報告
先週、山形県の「白鷹町文化交流センターあゆーむ」を訪問。ここで開催中の「小林俊介展」を見に行きました。小林くんは高校時代の同級生。テンペラ技法を駆使した奥行きとゆらぎのある独自の絵画を展開されています。地元産の和紙を使った新作も。ここ「あゆーむ」はダンス企画にも積極的に取り組んでいらっしゃるとのことで、学芸員の宮本さんのご厚意でちょっと踊らせていただきました。

小林俊介展は4/18まで開催中! お近くの方はぜひ。

「あゆーむ」のブログに新井訪問の記事があります↓
http://samidare.jp/siraayu09/