くいしんぼさんのブログ

おいしいモノ大好きの管理人が好きなものをご紹介しま~す!
多分・・・ガイドブックに載っていないモノばかりだと思います。

牡蠣

2014-01-16 23:31:05 | 和食
海のミルクと呼ばれるくらい栄養豊富な牡蠣です。
完全栄養食であり、天然のサプリメント。しかも低カロリー!



100gあたり、亜鉛:13.2mg、タウリン:1130㎎も含まれています。
1日に必要なたんぱく質量の2/3、カルシウムは1/3、リンが全量、鉄分、ヨードはなんと4倍も含まれています。
特に、カキはたんぱく質がとても豊富で、全ての必須アミノ酸はもちろん合計18種のアミノ酸を持っている良質のものです。

ビタミン
ナイアシン、パントテン酸、レチノール(A)、B1、B2、B6、B12、E、C、葉酸、ビオチン、イノシトール、コリン

ミネラル
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシム、リン、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、リチウム、コバルト

亜鉛パワー
カキには、牛乳の35倍、ほうれん草の7倍もの亜鉛が含まれています。
牡蠣はあらゆる食材の中で一番亜鉛の含有量が1番多いのです。
1位 牡蠣、2位 豚肉(レバー)、3位 ホヤ

亜鉛は、多くの酵素やインスリンの構成成分となっており、とても大切な栄養素です。
●体内の亜鉛が減少してしまう病気は・・・
糖尿病、関節リウマチ、悪性腫瘍などの病気が原因。
●亜鉛が不足すると・・・発育不良、貧血、下痢、食欲不振なども起こります。
●亜鉛の吸収を助けてくれるのは・・・
亜鉛は吸収されにくい性質。クエン酸などに代表される「酸」が亜鉛を溶かし(キレート作用)、体内に吸収しやすくしてくれるのだそうです。

亜鉛は、挙げたらキリがないほどに様々な効能があるといわれています。
美容、貧血、冷え性、花粉症、味覚障害、二日酔いや悪酔いの防止、発毛、精子の生成を助ける・・・。
亜鉛は、風邪の予防・改善にはまさに不可欠といえる栄養素で、免疫力を高めるばかりではなく、粘膜の健康を保つビタミンAを体内にとどめ、喉の痛み・鼻水・鼻づまりなど風邪の症状を緩和してくれます。
そんな亜鉛、しかも天然の亜鉛を楽しく美味しく牡蠣で摂取出来ます。

タウリン
タウリンは牡蠣100gの中に約1130mgで、一般的に多いといわれているタコよりも多い。
1日に必要なタウリンは3000mgと言われておりますが、一般的な食生活で摂取できるのは50mg~250mgといわれており、お医者様も天然の薬として、肝臓を改善するために積極的に摂取することを勧める食材のひとつです。
タウリンには、私達の身体や細胞を正常な状態に戻そうとする作用(=「ホメオスタシス」)があるといわれており、乳酸の増加を防ぎ、スタミナ増強、疲労回復に効果があります。血圧低下効果や、胆汁酸の分泌を促しコレステロール値を下げる働きがあるといわれて動脈硬化の予防になります。
肝臓の機能を高めることからアルコールの分解も促進し、牡蠣を食べることで二日酔いになりにくい ともいわれています。

タウリンダイエット
カラダの細胞を活性化したり、余分な水分や老廃物を浄化したり吐き出したりする機能を助ける働きがあるタウリンは、ダイエット時に摂取する栄養素としては最適なのだそうです。

グリコーゲン
グリコーゲンは簡単に言うと、筋肉・脳・肝臓などの栄養源となる栄養素です。
単独では無味無臭ですが、ほかの味と一緒になるとコクと旨味が出ます。
牡蠣の糖質の50%以上が、効率よくエネルギーに変わるグリコーゲンです。
本来人間は、食べ物の糖質を膵臓がフル稼働して、グリコーゲンに変化させて貯蔵します。
最初からグリコーゲン状態で摂取することで、そのまま蓄えることができます。
体内でエネルギーを一時的に保存しておくための物質です。
一番エネルギーに変換されやすい栄養素である糖質(ブドウ糖)がたくさんつながった構造で、衰弱時など必要な時にはこのグリコーゲンをどんどん分解して糖質を取り出すことができます。
グリコーゲンを内臓や筋肉に蓄えておくと、フルパワーで動けるというわけです。
肝臓の機能を高め疲労回復を助け、筋肉や脳の働きを活発にします。
牡蠣のグリコーゲンは、基本的には季節によって変動し、産卵に向け栄養を蓄える春(3~4月)が一番多く、産卵後の秋口(9月)は一番少ないようです。

カルシウム
現代のイライラにも精神安定効果
カルシウムが不足すると、イライラしやすくなります。
カルシウムは不安症状や興奮症状に用いられ、イライラを抑え神経安定を促す栄養素なので、ストレスが増えると、体内のカルシウムはどんどん減ってしまいます。
牡蠣には極めて良質なカルシウムイオンが多量に含まれます。
ストレス予防にはぴったりの食材です。
また、牡蠣に多いマグネシウムはカルシウムのはたらきを調整する作用があります。

心臓の機能・自律神経の亢進を鎮める
カルシウムイオンは、神経や骨格筋の興奮を鎮める作用があります。

胃痛緩和 → 弱アルカリ性の胃酸過多の中和剤になってくれます。
収斂作用 → 発汗過多や盗汗

造血作用がピカイチ
貧血の改善にベスト!
カキには良質のたんぱく質と同時に造血に欠かせない鉄、銅、コバルトなどのミネラルが豊富に含まれています。
また、造血ビタミンとして知られるA、B1、B2、B12、葉酸なども備わっています。
鉄の造血作用もこの銅がなければ行なわれないのです。
鉄はヘモグロビンを生成しますが、銅はその生成に必要な酵素の活性を高めるからです。
火や熱を加えて温かくして食べたほうがいいようです。カキはレバーにも決してヒケをとりません。
鉄不足による疲労感にも期待できます!

美肌効果
カキは美容食としても最高です。メチオニン、シスチン、タウリンなどの硫黄を含んだアミノ酸が多く含まれています。イオウの温泉に入ると、肌はつるつる、スベスベになり、自分で触っても気持ちが良くなる様な働きが牡蠣にはあるのです。
細胞分裂を促進する=皮膚の再生を促す効果があるので、肌荒れ改善やアンチエイジング効果があるってことですね!
水分代謝も良くなりますので、ポチャポチャッとした水肥りタイプの人は身体が引き締まってきます。

男らしくしてくれる食材
スティーブン・ラム博士(ニューヨーク薬科大助教授)
「もう小さなブルーの錠剤はいらない」(バイ○グラのことです)
牡蠣はまさしく精力増強剤です。
牡蠣は、血流を良くして、テストステロン(男性ホルモンの一種)の分泌も促進してくれます。このテストステロンが低下すると、あなたの男性としてのパフォーマンスも性欲も落ちてしまうと言います。

目にもいい
肝臓が疲れて弱ってくると、目もしょぼしょぼしてきますが、こんなときにカキを食べると目はしっかりしてきます。
眼の疲れや、視力の衰えを回復する効果もあるそうです。


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