私は、現在、某大手SIrでシステムコンサルタントをしている28歳です。
6月からシステム監査人として監査法人に転職が決まりました。
転職活動は、07年の3月、約1ヶ月間でした。
転職をしようと決めて、リクルートエージェントを訪ねたときは、
システム監査という言葉は聞いたことはあったけど、
実際に何をする職業なのかも知りませんでした。
リクルートエージェントの方に進められるままに、
システム監査って良さそうだと思い面接に向けて調査してみたものの、
4大監査法人それぞれ「システム監査」といっても求めるものは違うし、
ネットなどで「システム監査」で検索してみても、
「システム監査人」の資格の情報などはあっても、
日常どんな仕事をしていて、どんな素質の人が求められるのか、
どんな経験が積めるのか、などが見えてこない。
私も、まだシステム監査として働き始めていないので、
実際こんな仕事です、ということは言えないけど、
面接でこんなことを聞かれたとか、
この本を読んでおいてよかったなど、
これからシステム監査職を目指す人のために役に立てると思う。
そして自分のために、初心忘れるべからず。
今、システム監査に対して、抱いているイメージ、
自分が貢献しようと思っていること、面接で答えたこと、
勉強しようと思っていること、身に付けたいことなどなど、
忙しい毎日が始まってしまう前に、記録に残しておこうと思います。
***************
【概要】
2月中旬にリクルートエージェントにネットから登録
2月27日にリクルートエージェントにて面談
3月10日 職務経歴書提出
3月17日 ソニーマーケティング面接
3月19日 KPMGビジネスアシュアランス筆記試験
3月21日 あらた監査法人面接
3月27日 あずさ監査法人 適正検査
4月3日 KPMGビジネスアシュアランス人事部長面接
4月7日 リクルートエージェントの担当者と電話面接
4月9日 あずさ監査法人最終面接(内示をいただく)
トーマツマネージャー面接
4月10日 あずさ監査法人から内定が出る
まずは、4大監査法人について
監査法人とは
・・・5人以上の公認会計士の社員(パートナー)からなる、
すべての社員が業務執行権を持ち、法人の業務執行機関を構成する。
社員は出資者であり役員。無限連帯責任を持つ
会計士ではないので、公認会計士法について質問されることはないと
思いますが、一応、監査法人は会計士による監査業務が主たる業務なので、
公認会計士の歴史と社会的意義は知っておいたほうが良いと思う。
1948年(S23) 公認会計士法制定
1951年(S26) 証券取引法に基づいて公認会計士の監査が実施される。
1961年(S36) 上場企業の監査が制度化される。
1968年 トーマツ創業
4大監査法人は、トーマツ監査法人、新日本監査法人、あずさ監査法人、あらた監査法人の4つ。
トーマツ
あずさ監査法人
・元朝日監査法人と新日本監査法人のKPMGグループが合併。
・朝日監査法人は、伝統的保守的体質とされ、
保守体質の住友グループ(三井住友銀行、住友金属鉱山、住友化学など)や
ホンダ、三菱電機、HOYAなどの監査を行っている。
・社風はのんびりしており、女性が働きやすいと定評も実績もある。
・給料は少なめ
新日本監査法人
・1961年からある太田哲三会計事務所を源流とする
・昭和監査法人→太田昭和+センチュリー(中堅監査事務所3社が合併)し、新日本監査法人に
・松下系、日立系のクライアントが多い
・保守的
・女性のための制度が充実している。
トーマツ
・ブランド力、国際力で世界で通用する監査法人
・監査以外にも力を入れており、コンサルティング力がある。
・社風もアグレッシブ
・新生銀行、あおぞら銀行、マイカル、カネボウなど再建系や電通などをクライアントに持つ
・早くから海外進出していたため、国際力がある
・監査や会計の本も、トーマツから出されたものは評価が高いものが多い。
・選考が遅い。ほかの監査法人と選考ぺースが合わないため、併願できない。
あらた監査法人
・上記3社に比べ規模は小さく、歴史も浅い。
・平均年齢33歳
・PwCのメンバーファームのため、4大監査法人の一つとされているが、
3大プラス1という見方が強い。
・現在、制度や会社として立ち上げている最中で、これから成長していくか、
ほかの監査法人に吸収されるか見方が分かれる。
・TOYOTA、SONY、ダイハツなど大企業をクライアントに持つ
6月からシステム監査人として監査法人に転職が決まりました。
転職活動は、07年の3月、約1ヶ月間でした。
転職をしようと決めて、リクルートエージェントを訪ねたときは、
システム監査という言葉は聞いたことはあったけど、
実際に何をする職業なのかも知りませんでした。
リクルートエージェントの方に進められるままに、
システム監査って良さそうだと思い面接に向けて調査してみたものの、
4大監査法人それぞれ「システム監査」といっても求めるものは違うし、
ネットなどで「システム監査」で検索してみても、
「システム監査人」の資格の情報などはあっても、
日常どんな仕事をしていて、どんな素質の人が求められるのか、
どんな経験が積めるのか、などが見えてこない。
私も、まだシステム監査として働き始めていないので、
実際こんな仕事です、ということは言えないけど、
面接でこんなことを聞かれたとか、
この本を読んでおいてよかったなど、
これからシステム監査職を目指す人のために役に立てると思う。
そして自分のために、初心忘れるべからず。
今、システム監査に対して、抱いているイメージ、
自分が貢献しようと思っていること、面接で答えたこと、
勉強しようと思っていること、身に付けたいことなどなど、
忙しい毎日が始まってしまう前に、記録に残しておこうと思います。
***************
【概要】
2月中旬にリクルートエージェントにネットから登録
2月27日にリクルートエージェントにて面談
3月10日 職務経歴書提出
3月17日 ソニーマーケティング面接
3月19日 KPMGビジネスアシュアランス筆記試験
3月21日 あらた監査法人面接
3月27日 あずさ監査法人 適正検査
4月3日 KPMGビジネスアシュアランス人事部長面接
4月7日 リクルートエージェントの担当者と電話面接
4月9日 あずさ監査法人最終面接(内示をいただく)
トーマツマネージャー面接
4月10日 あずさ監査法人から内定が出る
まずは、4大監査法人について
監査法人とは
・・・5人以上の公認会計士の社員(パートナー)からなる、
すべての社員が業務執行権を持ち、法人の業務執行機関を構成する。
社員は出資者であり役員。無限連帯責任を持つ
会計士ではないので、公認会計士法について質問されることはないと
思いますが、一応、監査法人は会計士による監査業務が主たる業務なので、
公認会計士の歴史と社会的意義は知っておいたほうが良いと思う。
1948年(S23) 公認会計士法制定
1951年(S26) 証券取引法に基づいて公認会計士の監査が実施される。
1961年(S36) 上場企業の監査が制度化される。
1968年 トーマツ創業
4大監査法人は、トーマツ監査法人、新日本監査法人、あずさ監査法人、あらた監査法人の4つ。
トーマツ
あずさ監査法人
・元朝日監査法人と新日本監査法人のKPMGグループが合併。
・朝日監査法人は、伝統的保守的体質とされ、
保守体質の住友グループ(三井住友銀行、住友金属鉱山、住友化学など)や
ホンダ、三菱電機、HOYAなどの監査を行っている。
・社風はのんびりしており、女性が働きやすいと定評も実績もある。
・給料は少なめ
新日本監査法人
・1961年からある太田哲三会計事務所を源流とする
・昭和監査法人→太田昭和+センチュリー(中堅監査事務所3社が合併)し、新日本監査法人に
・松下系、日立系のクライアントが多い
・保守的
・女性のための制度が充実している。
トーマツ
・ブランド力、国際力で世界で通用する監査法人
・監査以外にも力を入れており、コンサルティング力がある。
・社風もアグレッシブ
・新生銀行、あおぞら銀行、マイカル、カネボウなど再建系や電通などをクライアントに持つ
・早くから海外進出していたため、国際力がある
・監査や会計の本も、トーマツから出されたものは評価が高いものが多い。
・選考が遅い。ほかの監査法人と選考ぺースが合わないため、併願できない。
あらた監査法人
・上記3社に比べ規模は小さく、歴史も浅い。
・平均年齢33歳
・PwCのメンバーファームのため、4大監査法人の一つとされているが、
3大プラス1という見方が強い。
・現在、制度や会社として立ち上げている最中で、これから成長していくか、
ほかの監査法人に吸収されるか見方が分かれる。
・TOYOTA、SONY、ダイハツなど大企業をクライアントに持つ