吉田修一「東京湾景」

吉田修一「東京湾景」


って事で読んだ本や聞いた音楽の事などちょこちょこつけてみようかと。

　この「東京湾景」、ちょっと前に買っていたんだけど読まずに放っておいた本。この夏の月９原作って事で思い出し引っ張り出してきて昨日１日で読破。なんかドラマとは全然違うじゃない。女の子在日の人じゃないし、ヨン様みたいな憎まれ役も出てこない。　
　でも読みやすくてすぐに読んじゃった。作者が芥川作家だと言うのでもう少しなにか・・・・こう・・・・深みのある描かれ方してるのかなって思ったらそうでもなかった（汗）本当に普通の恋愛小説って思ったんだけどどう？

　でも恋愛するのってこうして相手の気持ちを探りあいながら・・・まして自分の気持ちさえごまかしながらのもやもやしたものかもしれないな。ストレートにやってける人ばかりではないだろう・・・・。最後、男の子は本当に泳いでやってくるんでしょうか～？最後だけはなんかちょっとじわり来ましたが。あ～あとバイクに乗せてもらうところとかいいかもしれない。ドラマにするにはぴったりだと思うけれど、フジのもって来方がなんだかな～って感じです。
　だけど・・・・なんで主人公の２人が出会い系サイトなんかやってるのかがちょっとわからなかった。それともそんな出会いは普通って事なのかな？