播磨灘文房発

気儘な日々の雑感です。

どこから来て どこへ行くのか……

2015年12月24日 | 今日のスケッチ<NIKON D7000>
恨五百年


恨五百年


恨(ハン)多きこの世 薄情なあなた
情を残して身体だけ逝ってしまうなんて涙がこぼれる
いかにもそうだよ、そうだとも 
 おおよそ(ハン)五百年生きようというのに何を苛立つ

白砂の浜辺に七星壇を祀り
あなたを生き返らせてと祈るよ
いかにもそうだよ、そうだとも 
 おおよそ(ハン)五百年生きようというのに何を苛立つ


青春に踏みにじられた せつない我が愛
涙を流しながら 何処へ行くのか
いかにもそうだよ、そうだとも 
 おおよそ(ハン)五百年生きようというのに何を苛立つ


恨(ハン)多きこの世 冷たいこの世
情けがなくてやりきれない
いかにもそうだよ、そうだとも 
 おおよそ(ハン)五百年生きようというのに何を苛立つ

<李政美の世界*全歌詞コレクション>より引用させて頂きました。


豊臣秀吉という天下人が、朝鮮を侵略していなければ、私はこの世に存在していません。

最近、そのことをつよく思うようになりました。

時間の不思議

2015年12月23日 | 今日のスケッチ<NIKON D7000>
荘村 清志  アランブラ宮殿の思い出


ギターのことを想う度、プロになりきれなかった悔しさだけが込み上げていたのですが、今は違います。

たとえ、一時でもギターに触れられたことが幸せであったと思えるようになりました。

眼を閉じて荘村さんの曲を聴いていると、青春の日々を思い出させてくれる風が、吹きつけてくるのです。

おのれの人生を総括するとき、たとえ1分でも生かされて在る歓びを感じることができたのなら、良しとすべきなのだと……。

風 景

2015年12月20日 | 今日のスケッチ<NIKON D7000>
??? - ?? (2005)


 ユン・ヨンソン 『オルグル』

 円を描こうとして 思わず描いた顔
 この想いに咲いた 白いあの頃の夢は
 草葉にできた露のように輝いていた瞳
 円く 円く 渦巻いては去る顔


 円を描こうとして 思わず描いた顔
 虹を伝い昇った 五色の空の翼
 雲の中の蝶のように舞っていた過ぎし日
 円く 円く 渦巻いては去る顔
 円く 円く 渦巻いては去る顔

誘 惑

2015年12月19日 | 今日のスケッチ<NIKON D7000>
            私が小学時代を過ごした昭和30年代の路は、雨降りのあと、至る所に水溜まりがありました。

            今も、鮮烈に登下校時、水溜まりで遊んだ記憶が甦ってきます。