ご無沙汰しております
3月から近所の工務店で住宅建築の仕事をパートではじめました
職場へ行っている日も家にいても、仕事のことばかりめまぐるしい日々です。
でも、、、働くって素晴らしい・・・カモ
それでもGWは、きちんと暦どおりにお休みをいただく事になり、
仙台にいるおかん(←という名のお友達。お母さんではないのよ)を頼って
夫婦で東北へ行ってまいりました。

By HataTaku
( 倒れた桜の木 花が咲いていた。)
3日間で 仙台市 → 石巻市 → 気仙沼市 → 陸前高田市 →大船渡市 へ行きました。
それぞれの被災地の景色のすさまじさに、帰ってからもしばらく頭がぼうっとしました。
海も見えない場所から
瓦礫の山だけがどこまでも広がっていて、
電柱も信号もビルもない大きな空がぽっかりあいている。
自衛隊の動かす重機の音だけが遠くで響いていて、人の姿が見えない。
灌水した食品加工工場の街はヘドロと魚の腐った匂いにカラスが群がる。
どうすることも出来なかった恐ろしさを、ぐちゃぐちゃの自転車から感じました。
一昨年、「日本の集落」という取材で訪れた石巻市の二つの集落にも行ってみました。
どちらの集落もほぼ壊滅状態で、みなさん避難生活をおくっていらっしゃいました。
天然スレート石葺きの家並みはすべて無くなり、瓦礫の中にたくさんのスレートが落ちていました。
何がしたい?何ができる? 何かしたい。何かできる?何かできる。
この破壊的な景色から復興していく姿を、
時には参加しながらお手伝いしながら
ずっと見続けていこうと思います。