KANA OYAMA

いつも応援してくださっているみなさんとの交流の場になるといいなと思います(^^)

涙じゃなく笑顔で。。。

2009年08月22日 | Weblog

更新が遅くなってみなさんにご心配おかけしてすみません。




昨日の朝、私の1番の応援団長である方が天国に逝かれました。
このことをブログに書くことは迷ったのですが
自分にとってすごく大きな存在でもあり、
加藤さんという強く優しく素晴らしい人がいたことを
みなさんに知ってほしかったので書くことにしました。
それに加藤さんにも伝わる気がするので。。。


加藤さんは母の上司で私たち姉妹を学生の頃から
自分の娘のようにかわいがってくださり、応援してくださいました。

いつもニコニコ、そしてパワフルな人で
周りの人も自然と笑顔にさせてしまう、そんな人でした。
加藤さんの周りにはいつも人がたくさん集まっているというか
自然に集まり、誰もが加藤さんの魅力にひかれているように感じました。

それは癌に侵され、余命半年という宣告を受けても変わらず、
本当はすごくツライはずなのに、どんな時でも笑顔を絶やすことなく
逆に周りの人を元気にするパワーを放っていました。

そんな加藤さんだから、数々の奇跡を起こし
余命宣告をうけてから約2年病気に負けなかったのだと思います。

加藤さんはいつも私を生きがいだと言ってくれました。
私のスパイクを見るまでは…
私がコートに立つところを見るまでは…とプレッシャーをかけるのではなく
本当にニコニコしながら楽しみにしてくれていました。

それが私にとってどれだけ力になったか。。。
どれだけ励まされたか。。。

前リーグでなんとしてもコートに立ちたかった大きな理由が
加藤さんにコートに立つ姿を見せたいという想いでした。
残念ながらワンポイントでの出場のみでスパイク打つところは
見せられませんでしたが、ブロックポイントをあげるところを
見せることができ、そして喜んでもらえて本当に嬉しかったです。

でも欲をいえばもっとコートに立つ姿を見せたかったし
スパイクだって見せてあげたかった。。。
日の丸つけてプレーしてるところだって見せてあげたかった…
もっと喜ばせてあげたかったし、もっと元気あげたかったし
もっとちゃんとありがとうの気持ち伝えたかった。。。
いまさら後悔しても遅いし、そんなこと絶対加藤さんは望んでないって
わかってるけどやっぱり悔しくて…

でも亡くなる数日前、たまたま東京に用事があり
加藤さんに会いに行くことができたんです。
その時には意識も朦朧としていてお話などはできず
呼びかけることや手をにぎることしかできませんでしたが
きっと私だとわかってくれたと信じています。
東京に用事があったのも必然で神様がそんな時間を用意してくれたんだと
思います。
お話することはできなかったし、
苦しそうな姿を見るのはつらかったけど
最後にちゃんと会うことができてよかったです。



昨日の朝、母から電話をもらってからは涙が止まりません…
でもいつもニコニコしていた加藤さんだから
私が落ち込んでたら悲しむだろうし
笑顔で練習頑張ってほしいって思ってるだろうから
練習が始まるまでは泣いてしまってたけど
練習は切り替えて頑張りました。
それが一番の供養になると信じて。。。

でもこうしているとやっぱりまだ涙がでてきてしまいます…

本当に加藤さんの笑顔にどれだけ元気をもらったか。。。
大好きなあの笑顔がもう見られないことが本当に悲しいけど
これからは私が加藤さんのようにいつもどんな時も笑顔でいられるような
そんな強い人になりたい。
そしてその笑顔でたくさんの人を元気に幸せにしていきたい。

これからもずっと天国から見守っていてくれるはずだから
がっかりさせないよう1日1日大切に一所懸命生きていきたい。
そして必ず復活して活躍して喜んでもらいたい。



最後に…

加藤さんへ

加藤さんに出会えたこと本当に幸せに思います。
そして加藤さんに応援していただいたこと誇りに思います。

天国でもきっとあの素敵な笑顔でたくさんの人に囲まれているでしょうね。
本当に本当にありがとうございました。
そしてこれからもずっと温かく見守っていてくださいね。
大好きです。