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良く考えると文化開放するまでもなく韓国では、水面下で日本文化は若者を中心に関心のある人にはすでにコピーなどの方法で浸透していたのである・・。つまり韓国側は、料理のフタを開ける前に、既にお腹がいっぱいであったのである^^。
今回はネットでのアンケートを元に、韓国での日本TVドラマ人気についてご報告をば。
インターネットのポータルサイト(NEVER)ネイバーが今年5月に行なったアンケート結果、韓国で人気の日本ドラマTOP5を発表している。
1位「1リットルの涙」 2位「世界の中心で愛を叫ぶ」 3位「ごくせん」シリーズ 4位「電車男」 5位「野ブタ。をプロデュース」という結果になった。
(「電車男」の映画版も韓国内で上映されたが、ファイル交換で既に視聴済み・・散々な結果となったのだ。^^)
インターネットのポータルサイトは、各国での使用人気は違うことは想像出来ると思いますが、日本では圧倒的シェアはヤフーですよね。あなたもパソコンを立ち上げると1番最初に現れるように設定してあるのでは?韓国では(NEVER)ネイバーというポータルサイトが1番シェアなのです。ご参考までに
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韓国で人気のドラマ1位「1リットルの涙」(5月時点)
約2年前の2004年日本ドラマ解禁(有料放送のみ・地上は未だNG)についての解禁半年後の結果を当時の記事を引用し振り返ってみる・・
「
~日本ドラマ、韓国で苦戦 開放半年、視聴率1%以下~
・今年1月の第4次日本文化開放によって、日本のドラマが韓国の有料 テレビに登場して約半年が経過した。地上波放送解禁に向けての試金石と 期待されたものの、視聴率は低迷し苦戦中だ。
5月末まで放送された日本のドラマ40本を分析した韓国放送映像産業 振興院の報告書によると、「ごくせん」(日本テレビ)が視聴率1・24%と、 韓国有料テレビ業界で「成功水準」とされる1%を唯一突破。期待された 「踊る大捜査線」(フジテレビ)は0・69%、「GTO」(同)は0・59%と不調 だった。
映画チャンネルのCGVは「ランチの女王」(フジ)など3本が0・3%以下で、 6月のドラマ改編では日本ドラマの放送を見合わせた。 報告書は、40本中38本が2002年以前の作品で「最新のヒット作、 木村拓哉など韓国で人気のある俳優が出演しているドラマがない」のが 原因と分析している。
・「ごくせん」(日本テレビ):1.24%
・「踊る大捜査線」(フジテレビ):0.69%
・「GTO」(フジテレビ):0.59%
・「ランチの女王」(フジテレビ):0.3%以下
韓国有料テレビ業界で「成功水準」とされる1%を突破したのは「ごくせん」
のみ。これらは大きく期待を裏切る結果であったらしく、6月のドラマ改編では
日本ドラマの放送を見合わせたそうである。
・40本中38本が2002年以前の作品である。
・最新のヒット作、木村拓哉など韓国で人気のある俳優が出演しているドラマがない。
というのが原因と分析している。 」
と当時報道されている。
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2004年夏ドラ「世界の中心で愛を叫ぶ」の作品人気に押され
日本女優NO1人気となった 綾瀬はるか
2005年には今回のアンケートで4位になった「電車男」が韓国のネット上で静かなブームになり、 (もちろん不法ファイルでのタダ視聴^^)当時の日本女優人気では「電車男」に出演していた伊東美咲が一時トップになった程であった。
今年の5月時点でのネイバー日本女優人気アンケートでは、1位綾瀬はるか/2位
松嶋菜々子/3位竹之内結子/4位深津絵里/5位松たか子・広末涼子となっている。
ちなみに好きな男優は、木村拓哉/オダギリジョー/妻夫木聡/竹之内豊/小栗旬・松本潤と言う順位となっている。
今回の調査アンケートで興味深かった報告として
韓国でリメイクしたらヒットしそうな日本ドラマTOP5があり、
1位「僕と彼女と彼女の生きる道」 2位「空から降る一億の星」 3位「SUMMER SNOW」 4位「オレンジデイズ」 5位「リップスティック」「白い巨塔」という順位が発表された。
1位「僕と彼女と彼女の生きる道」では韓国人にもお馴染みのチョナンカンこと草なぎ剛が主演しているのも何かの縁か^^。
今回 日本のテレビドラマを通して韓国という国がどのように日本を見ているかの参考になれば、と想い取り上げてみました。
現在のところ韓国での日本映画の大ヒットと呼べる映画はありませんが、業界の裏では日本の原作争奪合戦が繰り広げられていることも頭に入れてをけば、日本も含めたアジアのエンターテイメントの融合が始まっていることに気付くはずです。
最後に韓国で日本の作品を原作とする制作中の映画をご紹介。
「きらきらひかる」漫画「カンナさん大成功です!」「肩越しの恋人」「プリズンホテル」02年ドラマ「愛なんていらないよ、夏」「ブルーもしくはブルー」・・など。
もちろん日本原作も面白い事もそうですが、プラス日本・アジア市場へのアプローチ材料に使う事は言うまでもありません。