山ワサビ（別名：西洋ワサビ、ホースラディッシュ）を庭で育てていたのですが、このたび残念ながら全部枯れてしまいました。原因は、写真に写っている通り、成長点（若葉が発生する点）の回りに、蟻が土を積み上げて塚のようなものを作り、成長点を駄目にしてしまったからです。塚のようなものを取り除くと、成長点は腐っていました。
過去にも同じことが起こりました。土に直植えしたものと、土に直接底のついた植木鉢に植えた山ワサビは軒並みやられました。そこで植木鉢を、蟻の巣の見当たらない砂利の上に置いたり、土の上に大きな石を置いてさらにその上に置いたりしたところ、蟻の被害は無くなりました。
被害が無くなって安心して数年、今年になってついに、蟻に山ワサビが見つかってしまいました。今年は仕事が忙しくて、水まきは何とか行っていましたが、油断していて蟻の被害の有無についてはおろそかになり、山ワサビ全滅に至ってしまいました。全滅前によく確認してヒアリハットしていればこのような事態は免れたのですが…、汗。
山ワサビを実際すり下ろして、食べたのは一回だけなので残念な限りです。草本類の作物は全部無くなってしまい、現在栽培しているのはブルーベリーや棗などの木本類の作物だけですが、何とかこれらだけでもヒガイアリを免れさせて継続して育てていきたいと思います。
