宮崎発 ヨーコのおいしいもん手作り日記

宮崎産のフレッシュな素材を使ってコンフィチュールを作り始めたヨーコ。始めてからの出会いや折々のできごとを綴ります。

ホームページアップしました!

2007-10-30 19:58:58 | Weblog

HPを作ろうと動き出して3ヶ月。いろんな方の力を借りてどうにか形になりました。

まわりに10月にはアップしますと宣言していたので、どうにか滑り込みセーフ。(ホッ)

ようやくスタートラインに立てました。

ブログもMTに移行します。

これからが本番ですね。よろしくお願いいたします。

 

URL http://kamome-confiture.jp/

 


キウィとりんごのコンフィチュールその2

2007-10-26 17:29:54 | Weblog
試作中、キウィの鮮やかな緑色がだんだん茶色くなっていくのを見ながら悲しく思っていました。
そこで、どうにかこの緑色を残せないかといろいろ調べていたら、銅線を一緒に入れると緑色ががきれいに残るという記事が目につきました。

果肉のグリーンを残すため、煮え始めたら銅線で作ったリングを入れると銅が緑の退色を防いでくれる。ただし、短時間で引き上げること。入れ過ぎると不自然に緑色が濃くなり、味も悪くなるとのこと。

でも、そんなことをして大丈夫なのか心配になり、県の食品開発センターに問い合わせてみると・・・
理論上は不安定なクロロフィル(葉緑素)と銅イオンが銅クロロフィルになり多少安定するそうです。
でも、銅線はやめてくださいとの回答。(当たり前ですが)

そこでしばらく頓挫していたのですが、「銅鍋」を持っていたことを思い出しました。また、テレビや雑誌で紹介されるコンフィチュールは銅製の大鍋で作られています。緑色の秘密はここにありと、この銅鍋で作ってみると、鮮やかとまではいえませんがそれなりに納得できる緑色が残りました。ここまでが昨年の話。

そして、ようやく今回宮崎県産のキウィとりんごを使ったコンフィチュールを商品として出すことになりました。苦労しただけにうれしさもひとしおです。








キウィとりんごのコンフィチュールその1

2007-10-25 16:49:47 | Weblog
10月も後半になり、宮崎産キウィが収穫時期を迎えました
さわやかな甘さと食べやすさから人気の高いキウィフルーツ。

原産地はお隣の中国で、別名「チャイニーズ・グーズベリー」。
しかし栽培はされていなかったようで、1904年キウィの種がニュージーランドに持ち込まれ、品種改良されて現在のキウィの原種が誕生しました。
その後50年ほどで生産量も増え、輸出されることに・・・。
その際、色と形がニュージーランドの国鳥「キウィバード」に似ていることから 「キウィフルーツ」と命名されました。
私も実物の「キウィバード」を見ましたが、ほんとによく似ていて、うまいネーミングだと感心しました。
今では、ニュージーランドを代表する果物で、日本で販売されているキウィの約9割がニュージーランド産です。

日本では60年代に登場し、比較的栽培しやすいことから国内でも生産されるようになりました。
宮崎県でも県内各地で栽培されています。

今回、このキウィとりんごを使ったコンフィチュールを作りました。
それぞれの持つ酸味がうまくマッチし、朝の目覚めにぴったりのさわやかな味です。

にんじんジュースの威力

2007-10-22 22:24:18 | Weblog
つい1週間前まで、半そでの生活だったのに、ここに来て南国宮崎も朝夕は肌寒くなってきました。

今日こそはと冬用布団をベランダに乾し、肌布団を洗濯。

朝から掃除機をかけたりガラス戸を拭いていたら、汗びっしょり。
もう少しもう少しと濡れたまま動いていたら、急にブルッ。
次にゾクッと来てあっという間に風邪につかまってしまいました。

朝の爽快感は3時間後には熱を持った倦怠感へ・・・。

昼前予定の用事をどうにか済ませ、ベッドに直行。
うつらうつらしているうちにも、熱が上がっているようで汗びっしょり。
熱を測ると38度2分。やっとの思いで着替え、再度ベッドへ・・・

10時間後の今、平熱に下がりました。
回復の早さに自分もビックリです。

毎朝飲んでいるにんじんジュースが効いているのでしょうか?
でも、効いているならこんなに簡単に風邪に罹らないはずですよね。






本日は晴天なり

2007-10-21 23:08:08 | Weblog
一月ほど前に商品撮影をしましたが、雨模様で写真の仕上がりがいまいち。
やっぱり取り直そうということになりました。
ところが、晴れの日を待っているうちに、なかなか決まらなかったラベルのデザインが決まりそうな気配。
それならラベルが出来てから写真を撮ろうということになり、ようやく今日の撮影となりました。

前回は天気のチェックを忘れていたので、今回はしっかり天気予報で晴れを確認。
準備期間がたっぷりあったので、バナー写真撮影用の小道具はカメラマンN氏のお手製。私も雰囲気を出そうとパンを焼きました。

午前10時、カメラマンN氏、デザイナーUさん、それに私の3人で撮影開始。
場所は我が家の庭。デザイナーUさんは撮影助手となりラフ板代わりのカレンダーを持つ係。

私は、その後でコンフィチュールの晴れ姿を眺めてうっとりしておりました。




幸せ気分

2007-10-19 14:18:49 | Weblog
この仕事を始めようと動き出してから1年が過ぎました。

最初から宮崎産の果物を使ってと思っていたわけではありません。
いろいろ動いている中で「うちのを使って作ってほしい」と果物を提供してくれる方が現れ、そこの観光農園で販売したところ好評だったことが始まり。
その話を聞いた方からまた話が来て・・・。

そうやっているうちに気がついたのが宮崎県内でもいろんな果物が栽培されているという事。
これなら農家の方に話を聞き、栽培しているところを見、味を確かめてから仕入れることが出来ます。
調べてみると、いちご、梅、いちじく、梨、りんご、みかん、キウィなど何でもあり。あちこち飛び込みで訪ねて話をし、味見をさせてもらうことから始めました。

そして、わかったのは素材が味を決めると言う当たり前のこと。
いくら手をかけても素材がよくないといいものは出来ません。加工するなら安いのがありますよと言ってくれるところもありますが、傷んでいたり、鮮度が落ちたものは出来上がりの味がいまひとつ。
生食用の新鮮な果物で作ったものはおいしさが違います。

最近は顔なじみになった農家の方から「自分でちぎってよ!」と言われ、収穫の喜びも味わっています。私にとっては作業と言うよりレクリェーション。農作業の一番楽しい部分を体験できて、ささやかながら幸せ気分に浸っています。








阿蘇のジャム屋さん

2007-10-18 23:59:24 | Weblog
先日、阿蘇・湯布院方面をドライブしてきました。

お目当ては阿蘇にある「めるころ」、湯布院の「ことことや」と「風曜日」。
いずれも気になっていたジャム屋さんです。
忙しさと暑さとでのびのびになっていましたが、仕事がひと段落し、涼しくなって来たので行って来ました。

お昼過ぎに「めるころ」に到着。店内に入るといろんな種類のジャムが並んでいて、選ぶのに迷ってしまいます。今回はミルクジャムを4種類とりんごジャムを買いました。

隣にパン工房もあり、こちらもおいしそうなパンが並んでいます。
喫茶室もあり、ここでお昼を食べることにしました。
ランチメニューのキッシュを注文すると・・・。
野菜スープ、サラダ、コーヒーにキッシュが登場。
このキッシュが私好みのおいしさ!フィリングの生クリームと卵の配合が良くて滑らかな食感、それにサクサクのパイ生地がマッチしうっとりするおいしさ!

大満足のランチでした。






楽しいお仕事

2007-10-15 15:06:43 | Weblog
…宮崎でも秋の訪れを感じられるようになったある夜、とある場所で、とある人たちと一緒に初めての経験をし、楽しいひとときを過ごしました。……

で、その真相は・・
昨夜、宮崎市の「ル・フォアン」というチーズバーでお客さんと一緒にりんごのコンフィチュールを作り、焼きたてのパン、おいしいチーズとワインを味わいながらおしゃべりを楽しみました・・というわけ。

依頼は2月前、準備期間は十分あったのですが、この時期いちじくやブルーベリー、梨の収穫期と重なり、大忙し。

一週間前になってあわててレシピを作り、小林市の生駒高原りんご園からもぎたてのりんごを取り寄せ、いざ本番。

いつもは一人での作業。前回のブログで紹介したように段取りを考え、いかに手早く作業を終えるかを考え動いています。

しかし、今回は参加した皆さんに作り方を覚えてもらうのがメイン。
りんごの皮むきからビン詰めまで、説明をしながら作業を進めました。途中、刻んだりんごを味見して素材の良さを知ってもらったり、変色させないコツを説明したりしながら小一時間。ハプニング(ガス欠2台とも)もありましたが、第1回目としてはまずまずだったのでは・・。
出来上がったりんごのコンフィチュールを手に皆さんにっこり!

その後は、チーズやワインが出てきてお待ちかねのテイスティングタイム。

秋の夜はゆっくりと更けていきました。

※Cheese Bar ル・フォアン  
  ℡0985-24-1515
  宮崎市橘通り西3-2-7
    アサヒビル1F













段取りと工夫

2007-10-12 22:16:27 | Weblog
「熱いジャムを熱いビンに詰める。」 食品加工シリーズ⑧小清水正美著

これを一人でやるとなるとまずは段取。

まず、必要なものをすべて出しておくこと。
途中で探しに行き、焦がしてオシャカにすること2回。さすがに懲りました。3度目はありません!

次に、ビンの蒸気消毒完了と、コンフィチュールの仕上がり時間が同じになるようにすること。
試作するたびに、かかる時間を必ずメモ。
このことでかなり正確に時間が読めるようになりました。記録の大切さを実感。

そして、ビンの口やねじ山を汚さないような道具を工夫すること。
レードルだと口を汚してしまい、そこから細菌が入ったり、ふたが開かなかったりの問題が発生します。
いろいろ考えて行き着いたのが、ステンレス製のじょうごの足?を短く切ってビンに差し込む方法。
グラインダーがないので、点検に来たガス会社の方ににっこりお願いして切ってもらいました。
これだとビンと一緒に蒸気消毒も出来ますしね。

コロンブスの卵、簡単なことですが思いつくまで3ヶ月。
その間、ネットで調べたり厨房機器屋さんにも問い合わせたのですが、適当なものはなし。

これを思いついた時は思わずバンザイしました。

というわけで、左手に軍手とゴム手の二重手袋をして「熱いジャムを熱いビンに詰める」を実行しています。

あっ、もうひとつ、電話は留守電モード・・









たくさんのヒント

2007-10-10 21:58:39 | Weblog
昨日は第3回のITリーダー研修会がありました。

テーマは「売る、説得する表現力講座」講師 加藤先生
     「(株)小竹食品の取り組み」講師 小竹佳代子さん

HP作り真っ最中の私にとっては、ピッタリの内容です。

加藤先生の講義、「需要の喚起フレーズ作成のコンセプト」なんて今一番私が知りたいこと。演習課題の解説を聞きながら、これをどうしたら自分のHPに応用出来るのか考えていました。

次に小竹佳代子さんの講演、中越沖地震で大被害を受けながらもそれを乗り越えてというか、ピンチをチャンスに変えて頑張っていらっしゃる話はつい最近のことだけにとても納得できました。

そして夜の懇親会。参加した人が少なかったので、お二人とじかに話すことが出来、たくさんのヒントをもらいました。

後は私がどれだけそれを実行できるかです。