4時30分からの朝食済ませ、外に出ると御来光です。
小屋も赤く染め~
5時前 小屋を出発、三俣蓮華岳に向います。
焼岳と乗鞍岳。後方に御嶽山が見えます。
青空バックにスカイラインを描く穂高連峰
青空バックに双六岳
予定では今日中に下山して栃尾温泉に泊るつもりなので双六岳は以前登っているのでスルー
分岐から巻道経由で三俣蓮華岳を目指します。
ヨツバシオガマ
チングルマとコイワカガミのお花畑
巻道から望む丸山(手前)と三俣蓮華岳(奥の山)
アオノツガザクラ
ハイマツの緑と残雪の山稜
お花畑と槍ヶ岳
両サイドのお花畑を愛でながら歩を進めて行くと三俣蓮華岳が迫り、山頂の標識が見えます。
コバイケイソウと槍.穂高連峰
どこまでも花の饗宴ロードが続きます。
澄んだ青空と残雪の白さ、開放感あふれるこの広がりはさすが北アルプス、最高のロケーションです。
シナノキンバイ、ハクサンイチゲなど・・・
三俣峠 三俣山荘経て鷲羽岳への分岐です。
前を歩いて居られた年配のハイカーさんは鷲羽岳へ
この方はテントも使わず山小屋周辺の地面に寝袋を敷き、星空を仰ぎながら寝泊まり、昨夜は満月で
見られなかったと話され、当方も無人駅に寝泊りしますが凄い方がいるものです。(山小屋の2食宿泊費9500-をうかされ )
鷲羽岳経て雲ノ平の露天風呂に入るのが最大の楽しみだそうです。
お花畑を見ながら山頂へ
カールのお花畑と丸山 帰りは稜線を行きます。
7:50 2841m三俣蓮華岳山頂
長野、岐阜、富山の3つの県境に聳える憧れの山でした。
富山県側の展望です。
正面左に大きな山容の薬師岳、その手前の広き台地は雲ノ平、右手前に祖父岳その後方に立山と剱岳
左手前に祖父岳、後方に立山と剱岳、黒き峰は水晶岳、三角錐はワリモ岳 右端は鷲羽岳
カールが目立つ黒部五郎岳
長野県は云わずと知れた槍.穂高連峰
岐阜県側は笠ヶ岳と御嶽山
山頂から西方向は黒部五郎岳に向う分岐です。
加賀の名峰 白山
ひときわでかい薬師岳と雲ノ平。
山頂に佇んでいると硫黄の匂いが漂ってきます。
手前に祖父岳2825m、後方左に剱岳、右に立山と黒々した水晶岳
これから稜線越しに行く丸山2854mと笠ヶ岳
稜線から望む歩いて来た巻道と三俣蓮華岳のカール
雪渓と越えて来た三俣蓮華岳を振り返る。
同じ双六小屋から双六岳経て稜線越しに来られた登山者と行き交わします。
イワツメクサ
遠ざかる三俣蓮華岳
雪渓と鷲羽岳に水晶岳
丸山を越えると正面左に双六岳と笠ヶ岳
9:25 双六には寄らず中道分岐から中道コースへ
コバイケイソウのお花畑
コバイケイソウと鷲羽岳
足元にはミヤマリンドウが咲き乱れています。
暑い日差しの中、双六岳山頂を目指すバーティ
槍に続く樅沢岳と眼下に双六小屋
10時50分双六小屋到着、水を補給し11時00分出発、昨日もそうでしたがこの時間帯になると槍。穂高にガスかかり
穂先や穂高に峰々は隠れています。日差しも射したり陰ったりで陰っている方が有難いです。
ハクサンシャクナゲ
白さがないキヌガサソウ
12:35 弓折乗越
この時間、急いで下山すれば予定通り新穂高からバスで栃尾温泉まで行くことも可能ですが長丁場だけに
体力が続くか自問しつ・・結局楽な鏡平山荘に泊ることに決め、ここで大休止
モミジカラマツ
ゴゼンタチバナ
14:00 鏡平山荘着
アイスコーヒを頼みベンチに腰掛けパンで腹ごしらえ、宿泊手続き済ませ鏡池へ
16:15 逆さ槍ヶ岳
絶えずガスが流れ山の表情は千変万化
泊り客は40名程度で17時夕食です。食後再び鏡池へ
18:55 山荘のスタッフもこちらに駆けつけて眺めていました。
19:05 赤く染まる槍ヶ岳を眺め、今日も山懐に抱かれて一日が暮れていきます。
20日の行程とコース
双六小屋5:00~15巻道分岐~7:30三俣峠~50三俣蓮華岳8:10~50丸山~9:25中道分岐~
10:50双六小屋11:00~12:35弓折乗越13:00~14:00鏡平山荘(泊)
21日(木)晴れ
4:35 西鎌尾根が赤く染まりましが・・・
槍に~
穂高は染まらずでした。
4時半からの朝食済ませて5時30分下山の途に・・
ミソガワソウ シソ科イヌハッカ属の多年草
単の山ガールさんリズミカルに降って行かれ、若さが羨ましいです。
7:45 清冽な雪解水が流れる秩父沢出合は絶好の休憩スポット
ヤマブキショウマ
8:35 小池新道下山です。
ホタルブクロ
ウツボグサ
9:00 わさび平小屋
小屋周辺に咲いていたタマガワホトトギス
林道で見つけた オオヤマレンゲ まだ蕾もありました。
10:10 左俣林道ゲート 無事かえって来ました。
新穂高ロープウェイ前バス停から濃飛バスで高山に出て駅前の食堂で昼食(山菜そば)休憩、高山BTより
14時40分発の大阪行高速バス(濃飛バス)に乗車、客は僅か5名でした。
何処でも座り放題で乗鞍岳に出かけて来た京都のお姉さん2名と暫しお喋りタイムでした。
21日の行程とコース
鏡平山荘5:30~シシウド原~7:45秩父沢出合~8:35小池新道入口~9:00わさび平小屋10~10:10左俣
林道ゲート~10:15新穂高ロープウェイ前バス停10:55=平湯温泉=12:30高山濃飛バスBT14:40=
高速バス=18:50京都駅八条口~19:30自宅
参考までに今回の交通費はJR 京都~名古屋 2550- 名鉄バス 名古屋~新穂高 6200-
濃飛バス 新穂高~高山 2160- 高山~京都 高速バス4200- 合計15110-
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いつの間にかサクッと北アルプスのど真ん中にいたんですね。
どれをとっても素晴らしい。
もちろんかおりさんのカメラワークの冴えもありますが、何と言っても北アという舞台装置はどこを切り取っても絵になりますからね。
槍と穂高を飛騨側から見るアングルも新鮮です。
北から張り出した高気圧で、空気が乾燥して山がくっきり見えていますね。
ハイマツの緑と雪渓のコントラストも素晴らしく、雄大な北アルプスのだいご味が伝わってきます。
個人的には、雲の平から歩いた祖父岳、ワリモ岳、鷲羽岳の稜線写真がお気に入り
今日中に下山とか!続きを楽しみにしています。
さざ波ひとつ立たない名前通りの鏡池に、青空と雲沸き立つ逆さ槍ヶ岳の絶景、
そして夕映えの槍ヶ岳、鏡平山荘で至福の時間を過ごされましたね
今回の様な素晴らしい好天に恵まれたら、下山は勿体ないし、最高の選択でしたね。
お蔭で、私もめったに見られない絶景を拝見することが出来ました。ありがとうございます。
久しぶりに新穂高から双六共和国に出かけて
文句なしの快晴に恵まれ、超ラッキーで幸運なる北ア行きでした。
ハイマツの緑、残雪の白さ、空の青さは最高のロケーション
余りに恵まれ過ぎて後が怖いような心持どす。
長きスクロールご覧いただき、有難うございます。
久しぶりの北アで最高の夏空に大展望とお花畑に
酔いしれた3日間でした。
この年で最高のご褒美かもね~
再三にわたってコメント、有難うございます。
最高のお天気に恵まれた北アルプス、未だに興奮冷めやらずです。
巻道で冷たき雪解け水が迸る小さな流れ、夏の日差しを浴びながら短い夏を精一杯謳歌する花々、ぐるりと名峰に囲まれた360度広がる大展望の三俣蓮華岳
小鳥の囀りに澄んだ青空と雪渓の白さ、夕映えの槍ヶ岳
何処を撮っても絵になる眺めはやはり北アルプスですね
思い切って出かけた夏の山旅、良き記念になりそうです。
雄大な北アの展望とお花畑・・・。
チングルマとコイワカガミのコラボがいいですね。
予定を変更して鏡平山荘に宿泊されたのですね。
でもそのおかげで夕日の鏡池展望が見れて!
お疲れさまでした!
北アルプスってこんなにも雄大な山が多くて、植生も多くて、お写真とレポートを何度も観ています。
長年のかおりさんの山への敬愛の心がこもった山歩きに、今回の大展望が待っていたと思います。
すみません、文章が下手でこれしか書けないです。
ご無事で何よりでしたね。
パート2を拝見しました。
ずっと写真を眺めていると自分も行った気分になり嬉しくなります。
1000m前後の峰では見ることが出来ない風景ですね。。。これでも北アルプスの一旦、ほんの一部の眺めだと思うと奥深さに心が躍ります。
行ってみたいところは一杯ありますが、今は地元で目いっぱい山を自然を愉しみます!
では又で~す✿