「仮面ライダーＢＬＡＣＫ」について⑰

仮面ライダーとゴルゴムとの戦いは終わった。
ここは素直に「本線」を追っていきたい。

まず今回はゴルゴム側。「創世王」について。

創世王は５万年の寿命が尽きようとしていた。
そこで次期創世王を選ぶことに。
選出方法はキングストーンを持つ候補者同士戦わせる。
その勝者が次期創世王となる。

と、こんな感じなんですが。多少ブレがある。
そもそもキングストーンって何？
創世王たる者の証なのだが未知の部分が多い。
持ち主もよくわかってないようだし。
ひょっとしたら創世王自身も知らないんじゃねぇの。

選出方法も今までの慣習でやってます感が強い。
「どうしてそうしなければならないのか？」
その問いに答えられる者はゴルゴムにもいまい。

寿命が尽きる前に王位継承しないと。
創世王はそのことだけ考えていたような気がする。
全宇宙の支配が可能とかも「甘言」なんじゃ？
継承しないと候補者の命が無いもハッタリでしょう？
だって、ブラックサンは死ななかったじゃない。

シャドームーンをせかせる割に待ったをかけたり。
シャドームーンが倒れた途端、ライダーに言い寄ったり。
なんか、見苦しい。
まるで現実世界の「権力を振りかざす老害」である。

三神官だけが忠実に「しきたり」を守っていた。
まあ、これは理由がわからなくてもできること。
「そういうものだ」で済む話。

結局、創世王の言うことに誰も従ってなかったかも。
そう考えると哀しいご老体であったのだなあ。

長くなりそうなので明日に続く、ってことで。