第４２話 「悪魔の使者 怪奇ハエ男」

ハエ男　登場

暴走する若者の乗るオープンカー。
横断歩道を渡る小学生の列に突っ込む。
小学生をはねたというのに悪態をついて逃走。

怒りの一文字があとを追う。
少年をひき逃げした男を殴り飛ばす。
その男の言いぐさにさらに怒りを爆発させる。

その様子をモニターしていた死神博士。
この男を捕まえ、ハエ男に改造しようというのだ。


はねられたヒロシ君の傷は幸い軽かった。

ヒロシ君役はサラセニアンの回の男の子ですな。
「キカイダー０１」のアキラ君です。

死神博士の作戦はこうだった。
立花レーシングのメンバーに薬をのませる。
薬を飲んだ人間はハエ男に操られる。

犯人の自宅が判明した。
一文字・滝・藤兵衛・ユリが向かう。
しかし、バカ母は自分の子を庇うばかり。
そこで出されたコービーをのんだ藤兵衛とユリ。
突然ナイフを持ち、一文字と滝に襲いかかる。
物音に表に出たお手伝いさんをハエ男が襲う。
白い液体を吹きかけられて爆死。

ハエ男は目が光ります。

ショッカー怪人での発光ギミックは珍しいですな。
一文字と滝はハエ男に立ち向かう。
一文字はライダーに変身。
しかし、勝負は着かずハエ男は姿を消した。

気がついた藤兵衛とユリは「正気」に見えた。
しかし、薬の効果は３日間。
あと２日間は操られた状態のままなのだ。

ハエ男は五郎とエミーにも薬を飲ませる。
正気を失った二人はレーシングクラブに戻った。
滝に電話中の一文字に襲いかかる二人。
藤兵衛とユリもまだ操られたままだ。

いつの間にか舞台は鶴川のお化けマンションへ。
滝が駆けつける。
一文字はヒロシたちを逃がし、ライダーに変身。
戦闘シーンはたいした見せ場なし。

ライダー回転キィーック！


ジュドォーン！


ハエ男は爆発。


全員正気に戻ったと言ってましたな。
しかし、薬の効果はまだ続いているのでは？
死神博士が直接コントロールすればどうなるんでしょう。

ひき逃げ犯人＝ハエ男が死んでしまいました。
ショッカーの存在なんて証明できないでしょう。
従って、犯人は「行方不明」のまま。
ということは刑事訴訟は時効になるでしょう
母親を相手に民事訴訟は起こせるんでしょうか。