あしたはきっと特撮日和

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第26話 「全滅!ウルトラ5兄弟」

2007-03-11 01:37:16 | ウルトラマンエース
地獄星人 ヒッポリト 登場
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東京西部には連続3日目で光化学スモッグ注意報が出されていた。
タクシーのラジオがそう告げていた。
そんな暑い日、工場地帯に突如現れた「超獣」。
「地球人に告ぐ。ウルトラマンエースを渡せ。」
「さもなくばこの世の地獄を見せてやる。」
「私らはこの宇宙で一番強い生き物、ヒッポリト星人だ。」
ヒッポリト星人と名乗るこの星人は声高らかに告げる。
「まず風地獄を見よ。」
身長200メートルはあるという情報もあるこの強敵にTACは出撃!
風地獄を起こす星人にTACの一斉攻撃が開始された。
しかし、ミサイルはヒッポリト星人の体をすり抜けてしまう。
風だけじゃなく光線もぶっ放す星人。
焦りの色を隠せない山中隊員。
山中機は星人の風を浴びて撃墜され脱出。
星人はエースの引き渡しを要求。
北斗と南は変身を決意し、星人に突撃をかける。
しかし、そのときどこからともなく声が聞こえてきた。
「エースになってはいけない。お前達の勝てる相手ではない。」
そして、ウルトラリングも光らない。慌てる二人。
竜隊長の命令を無視してそのまま手を握り星人に激突!
・・・と思ったらタックスペースは星人をすり抜けてしまった。
あれれ?と不思議な表情の二人。
「はぁーっはっはっはっ!どうだ地球人諸君。
 君たちの科学でこの謎は解けまい。
 約束をしてもらおう。今度オレが現れる時エースを渡してもらおう。
 その時こそ、こうなるのだっ!」
星人はエースの人形の首を叩き折った。
「はーっはっはっはっ!」星人は姿を消した。

「命令違反は絶対に許せん!人間の命はひとつしかないんだぞ!」
竜隊長は北斗を一喝。庇う美川と今野にも「口を慎め」と諫める。

星人の行方を追っていた北斗と南は事故車を発見。
着陸してみるとそこには人影が。
「超獣が谷間に立っていた。アレを子供に・・・ヒロシに渡して下さい。」
それは首をもがれたウルトラマンエースの人形だった。
「超獣が首をもいでしまった。」
「それを・・・届けて下さい・・・。」そう言って運転手は絶命。
北斗は推理した。星人と「超獣」は同じものではないか。
証拠を探す二人は自動車に「超獣」の痕跡を発見した。
ここで前半終了、長い・・・。

梶研究員の分析で超獣のものらしいが断定はできないということだった。
谷間の超獣が星人と同一であると主張する北斗。
念力か分身術、あるいは自らの影を投影したものではと推理。
TACの分析では星人は寒天のような状態らしい。
細胞破壊銃が有効と判断しているようだ。

人形をヒロシの元に届ける北斗と隊長。
ヒロシはエースの人形を投げつけこう言った。
「エースなんて僕たちの味方じゃないや!
 エースは父さんを助けてくれなかったじゃないか!
 TACなんてダメだよ。
 あんなエースを早く星人に渡しちまえばいいんだ。
 そうすれば星人だっておとなしくなるのに。」
このクソガキ!
お姉さんは謝らなくていいですよ。謝るのはガキの方じゃい!
「俺たちは今まで地球人のために戦ってきた。
 それなのに地球人はもうエースを必要としないのだろうか。」
その頃、本部には「エースを星人に渡せ」という電話が殺到。
夕子さんがどんな気持ちで聞いていたかと思うと心が痛むなあ。
こんな「バカ市民」無視するべきだっ!
「いっそのことエースを星人に渡してしまったらどうなんでしょうか。」
この山中の言葉に竜隊長久々に激昂!
バカもんっ!
「君たちはそれでもTACの隊員か!
 星人の作戦にウカウカと乗ってしまうほどバカなのか!
 エースを渡したら次はどうなる。星人は地球を乗っ取るに決まっている。
 君たちにそれがわからないのか!?」
 我々は戦う!エースも戦うんだ!!
ちょうどその時、ヒッポリト星人が町に現れた。
「今度は火炎地獄を見せてやる!」と暴れる星人。
細胞破壊ミサイルでの攻撃も星人には通用しない。

北斗と南は星人に突撃して被弾。
今度はリングが光る。
「光った。」うれしそうな夕子さん。
とってもハッピーにウルトラターッチ!
ウルトラマンエースは街の星人には目もくれず谷間へ飛ぶ。
「見ろ、エースが逃げたぞ!」・・・山中隊員誤解ッスよ。

谷間に着いたエースが見たものはカプセル内の星人。
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自分姿をスモッグに投影している姿だった。
エースはアローショットでカプセルを破壊。
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同時に街の星人が消えた。

TACも谷間へ向かった。
その谷間ではエースと星人が戦闘開始。
意外と弱いゾ、ヒッポリト星人。
所詮、自分を大きく見せて威嚇するなんて弱い生き物のすることか。
岩投げてエースに受け止められ、
投げ返されて(あれ?エース、いつからギッチョになったの?by次郎クン)
頭に激突。
なんかマヌケなんですけど。
エースもアローショットじゃなくてメタリウム光線撃てばいいのに。
そんなことしてるうちに星人が姿を消した。
そして、「あの」カプセルが左右から迫る。
あれ?こっちかな。
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いや、こっちかも。
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なんてオロオロしている内に捕まるというマヌケぶり。
ヒッポリト星人の高笑いの中、エースは力尽きていく。
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断末魔に飛んだウルトラサイン。
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そして、緑の煙に包まれて・・・
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哀れ、エースはブロンズ像に・・・。
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エースから飛んだサインは当然「SOS」。
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それを見てやってくるウルトラ4兄弟。
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そういえば4兄弟が揃って地球に降り立つのは初めてですなあ。
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彼らが見たものはエースの変わり果てた姿。
セブンが体をさすり首を振る。エースの死亡を確認したようだ。
悔しがる初代ウルトラマン。
そのとき高笑いと共にヒッポリト星人が現れた。
身構える4兄弟。そこに空中からカプセルが!
間一髪で逃れたセブンと新マン。
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しかし、ご高齢のゾフィと初代ウルトラマンはあっさり捕まった。
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セブンは果敢に星人と戦闘開始。キック炸裂!
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新マンはカプセルを持ち上げようとするがダメ。
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ウルトラブレスレッドを使おうとして逆に自分が捕まった。
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実はウルトラマンって視界が狭いんじゃないの?
その間もセブンは星人と格闘中。
星人の攻撃に苦戦。
そして、光線を浴びて倒れる。
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ついにセブンもカプセルに閉じこめられてしまった。
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4兄弟もカプセルで力尽きていく。
緑の煙に包まれ・・・
エースと同じようにブロンズ像に・・・。
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いつも思うのだが、もう少し準備をしてから地球に来ればいいのに。
行き当たりばったりでゴルゴダ星でも失敗したでしょうが。

もう、いまさらそんなことを言ってもどうにもならない。
ウルトラ5兄弟は全滅したのだ。
姿をスーッと消すヒッポリト星人。
駆けつけたTACが見たものは、
ウルトラ5兄弟のブロンズ像だった。
夕陽を浴びて輝くブロンズ像の5兄弟。
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光を失ったウルトラ5兄弟を照らすのはあまりに弱い光。
やがて日が沈む。
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その姿は光が闇に呑み込まれていくようでもあった。

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2 コメント

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この回はめずらしくけがしてる隊員がいる (ゆりえ)
2010-03-13 15:13:45
今回は巨大ヤプール以来でけがをした人を見るが山中隊員、吉村隊員のファンの私的には山中隊員と吉村隊員の包帯だらけの顔面はとても痛々しかったです。ある意味私はこの回とバラバ&エースキラーの回でTACを含める防衛チームの仕事の大変さがわかりました。やっぱり防衛チームの仕事が一番大変だと私はおもいます
返信する
大変ですね (かめ吉)
2010-03-14 20:16:05
やはり命がけの職場ですからねぇ。
「脱出っ!」も生命第一ですから仕方ないですね。
返信する

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