kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ザスーラ(日本語吹替版)

2005年12月12日 | 洋画(良かった、面白かった、気に入った)
日時:12月11日
映画館:TOHOシネマズ。日曜の日中なので満席。子どもの多い映画館は活気があるから好きだ。
パンフレット:A4版700円。監督のインタビュー掲載。センターフォールドにザスーラすごろく付き。
その他:6歳の息子と一緒。映才教育中のウチのチビ、9日に「パパ、明日から「ザスーラ」だよね!」。6歳にして映画公開日を覚えるとは恐ろしいヤツ。

■SF宇宙探検ザスーラへの旅
思わせぶりな予告編とは裏腹に、中身は害のないファミリー・ムービーで肩透かしをくらわされた「ジュマンジ」。その続編(焼き直し?)でさして期待もしていなかったのですが・・・。

面白いじゃないか。
というか、「ジュマンジ」の頃とは環境が激変。ウチのチビと登場人物の弟が同じ年ということもあって、感情移入の度合いが違います。まさにファミリームービー。やっぱり面白い映画とは、生活環境と密接にリンクしているんですな。

主人公二人が言うことなすことウチのチビを連想させて、おかしいやら腹立たしいやら。兄弟ゲンカのシーンなんか、思わずスクリーンに向かって、「いい加減に静かにしろ!!」ってどなりそうでした。(感情移入しすぎ)

それに、展開に無理がなく(何でもありのこの設定なら当たり前だ)、演出も丁寧で、笑わせて感動させて最後まで飽きさせません。

■恐怖!ロボットの反乱/人喰い宇宙人ザルゴンの襲撃
50年代風ロボットの動きもなかなかリアル。手がけたのは、スタン・ウィンストン・スタジオ。道理で。そういえば、このロボットが炎の中で立ち上がるシーンは「ターミネーター」のパロディになっていましたね。

さらに悪役ザルゴン星人は造形が上出来な上、演出までしっかりしているので、なかなかスリリング。弟が見つかりそうになるシーンではウチのチビが一言「もう帰ろうよ。」
なかなか楽しめました。

ところで、ロドリゲスの新作「シャークボーイとマグマガール」(分かりやすいタイトル!)の予告篇が流れていました。さすがに「「シンシティ」のロバート・ロドリゲス監督」とは表記されんね。


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