ちょっと不謹慎かとも思ったけど・・・100%のリスペクトを込めて、あえて上のようなタイトルにしました。
別に声優ファンを気取るつもりもないんですが・・・私にとって好きなキャラを演じてた方が続けざまにね。
まあ、3月5日に亡くなった納谷悟朗さんはね、ルパンの山田康雄さん同様、俳優であって、声優といわれることに抵抗を持っていたようですが。
私らアラフォーの男どもや、プラスマイナス5歳前後の男性(場合によってはアラサーくらいの人も)にとって、ルパンファミリーの声は、物心ついたときにはTVから流れてましたからねぇ。
無意識のうちに耳に入ってたというか、
「この作品を初めて見たのは、いついつごろだ」っていう意識が全くなく、ごくごく自然に、気づいたら身近にいた、身近にあった
――ルパンというのはまさにそんな作品であり、その主要キャラの声についても同じ感覚を覚えます。
まあ、山田康雄さんのときは、こっちはまだ若く、アニメに対する興味が希薄になってた時期だったんで、「残念だな」とは思ったし「クリカンじゃちょっと」ってのはあったけど(後者については、いまはないですよ)、今回の納谷さんは寂寥感が半端じゃなかったです。
まあ、晩年のとっつぁんの声は老化が痛々しかったし、山寺さんに交代して1,2年は経ち、その間、レギュラーシリーズ(峰不二子という女)もあったけど、それでもやっぱね。「子供のころから長きにわたって」っていうものがなくなってしまうというのは、この歳にもなるとやっぱ寂しいもんです。若いころのそれとは比べ物になりません。
納谷さんは、声だけでなくお姿をTVで見る機会もあって、ガキの使いで、山田さんと一緒に出てきて、ダウンタウンと「ルパン&とっつぁんのアテレコ合戦」みたいなことやってたような気がします。ちなみに、まっちゃんがルパン、浜ちゃんがとっつぁんだったかと(笑)。
って、山田さんも「お笑いスター誕生」の司会もやってたし、「夢で逢えたら」にも出てきたりしててね。野沢直子に「不二子ちゃ~ん」、まっちゃん扮するガララニョロロ(一応、警察官)に、
「ぜーにがたの、とっつぁん~!」
なんていってた気も(笑)。
じつは納谷さんって、とっつぁん以外にも、オレにとって思い入れの強い作品の登場人物を演じてたりします。「EVE burst error」の桂木源三郎(かつらぎ げんざぶろう)というキャラであり、前回、追悼記事書いた本多知恵子さん演じる弥生の父親です。
この源三郎もよかったなぁ~。納谷さんの声質が、
「おしゃれなナイスミドル」でありながら「どっかくたびれた感じもさせる」
って感じで、まさに源三郎というキャラにぴったりはまってた、というか、源三郎を完全に自分のカラーに染め、それをもってキャラの魅力を築き上げていた、っていうか。
まさにプロフェッショナルですよね、納谷さんの演技は。
またひとり、名優が逝きましたね。謹んでお悔やみ申し上げます。
天国でルパンの山田さんと、
「よぉ~、とっつぁん~、遅かったじゃねぇ~」
「ルパーン! 今度こそ逮捕だー!!」
なんてやりとりができたらいいですよね(笑)。
あるいは、桂木弥生役の本多さんと、
「なんだ、パパも来たのか」
「『来たのか』じゃないだろう。親より先に逝く奴があるか、この親不幸者」
「たった数日じゃないか~」
「互いの歳を考えろ、バカ者」
なんてやりとりもね。
別に声優ファンを気取るつもりもないんですが・・・私にとって好きなキャラを演じてた方が続けざまにね。
まあ、3月5日に亡くなった納谷悟朗さんはね、ルパンの山田康雄さん同様、俳優であって、声優といわれることに抵抗を持っていたようですが。
私らアラフォーの男どもや、プラスマイナス5歳前後の男性(場合によってはアラサーくらいの人も)にとって、ルパンファミリーの声は、物心ついたときにはTVから流れてましたからねぇ。
無意識のうちに耳に入ってたというか、
「この作品を初めて見たのは、いついつごろだ」っていう意識が全くなく、ごくごく自然に、気づいたら身近にいた、身近にあった
――ルパンというのはまさにそんな作品であり、その主要キャラの声についても同じ感覚を覚えます。
まあ、山田康雄さんのときは、こっちはまだ若く、アニメに対する興味が希薄になってた時期だったんで、「残念だな」とは思ったし「クリカンじゃちょっと」ってのはあったけど(後者については、いまはないですよ)、今回の納谷さんは寂寥感が半端じゃなかったです。
まあ、晩年のとっつぁんの声は老化が痛々しかったし、山寺さんに交代して1,2年は経ち、その間、レギュラーシリーズ(峰不二子という女)もあったけど、それでもやっぱね。「子供のころから長きにわたって」っていうものがなくなってしまうというのは、この歳にもなるとやっぱ寂しいもんです。若いころのそれとは比べ物になりません。
納谷さんは、声だけでなくお姿をTVで見る機会もあって、ガキの使いで、山田さんと一緒に出てきて、ダウンタウンと「ルパン&とっつぁんのアテレコ合戦」みたいなことやってたような気がします。ちなみに、まっちゃんがルパン、浜ちゃんがとっつぁんだったかと(笑)。
って、山田さんも「お笑いスター誕生」の司会もやってたし、「夢で逢えたら」にも出てきたりしててね。野沢直子に「不二子ちゃ~ん」、まっちゃん扮するガララニョロロ(一応、警察官)に、
「ぜーにがたの、とっつぁん~!」
なんていってた気も(笑)。
じつは納谷さんって、とっつぁん以外にも、オレにとって思い入れの強い作品の登場人物を演じてたりします。「EVE burst error」の桂木源三郎(かつらぎ げんざぶろう)というキャラであり、前回、追悼記事書いた本多知恵子さん演じる弥生の父親です。
この源三郎もよかったなぁ~。納谷さんの声質が、
「おしゃれなナイスミドル」でありながら「どっかくたびれた感じもさせる」
って感じで、まさに源三郎というキャラにぴったりはまってた、というか、源三郎を完全に自分のカラーに染め、それをもってキャラの魅力を築き上げていた、っていうか。
まさにプロフェッショナルですよね、納谷さんの演技は。
またひとり、名優が逝きましたね。謹んでお悔やみ申し上げます。
天国でルパンの山田さんと、
「よぉ~、とっつぁん~、遅かったじゃねぇ~」
「ルパーン! 今度こそ逮捕だー!!」
なんてやりとりができたらいいですよね(笑)。
あるいは、桂木弥生役の本多さんと、
「なんだ、パパも来たのか」
「『来たのか』じゃないだろう。親より先に逝く奴があるか、この親不幸者」
「たった数日じゃないか~」
「互いの歳を考えろ、バカ者」
なんてやりとりもね。