の坐すと地と魂の鎭まる地

社や陵、墓所についてや、について勝手氣ままに綴っていきます。

月讀社

2011年09月05日 22時36分13秒 | 九州(福岡、佐賀、長崎、大分)
■社殿■
(16th June 2011)
 


★月讀社★ 長崎県壱岐市芦辺町国分東触464

・延喜式内社、壹岐島壹岐郡、月讀社、名大、論社。

・舊社格は無格社。

・祭は中に月夜見尊、左に月弓尊、右に月讀尊。

・延寶の式内社査定以前は、山のと稱し、社殿もないところであり、古い由緒もないところであったが、「ふかつき」「きよつき」という地名があったために橘三喜により、式内名大社月讀社とし、時の藩主松浦鎭信が石祠と木鏡一面を献じたことから、新しい月讀社として當社が生まれた。

・橘三喜の月讀社の査定は誤りであると考えられている。


■鳥居、社號標■
(16th June 2011)
 


■參道■
(16th June 2011)
 


■社殿■
(16th June 2011)

 


■末社■
(16th June 2011)



((コメント))

2011年6月16日

 延喜式内名大社である月讀社である可能性はないと考えてもよいところであるが、月讀社として、延寶時代に査定を受け、祭祀をされている社であるので行ってきた。壹岐縣主が祀っていたであるのだから、査定ももう少し考えたほうがよかった。確かに、國分寺に近いことも橘三喜は考えたのかもしれない。地名で、この地に月讀神社があったはずとみなし、周囲を探して見つかった小祠が當社であったのであろう。混乱が大きく殘る調査により、多くの社も巻き込まれており非常に由由しきことである。


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