かちゃら@ハナハナ☆ワーホリ的生活

つれづれ日記とワーホリで行ったオーストラリアのお話など・・・

27.地下都市クーバー・ピディ

2007年03月30日 | 1年かけたバス旅の記録
目次はコチラ

アデレードでなかなか仕事が見つからない。
さあ、どうしよう・・・?
西のパースへ行って仕事を探すか、北のダーウィンに抜けるか・・・・

なに!? 7月から消費税アップでツアー代金が上がる?!

エアーズ・ロックとダーウィンでは4WDのツアーに参加したいので
もちろん安いうちに行っておきたい!
そんな訳でアデレードからダーウィンに抜けることにした。

最初に目指すのはクーバー・ピディ。地下にホステルがある町。
砂漠気候のため、昔の人達が地下に住居を作ったんだって。
アデレードからバスで北へ10時間、960kmの旅だ。

早朝6時、バスはクーバー・ピディに到着した。
バスを降りると、熱く乾いた空気に包まれる。辺りは真っ暗だ。

バッパーの宿泊者は意外と多く、受付は大忙しだった。
受付のおばちゃんは、「はーい!みなさんいらっしゃーい!」と
朝からハイテンション。次々とお客をさばいていく。

地下っていうけど普通やん…と思っていた。ところが
部屋に案内されてビックリ。そこは真っ暗闇の穴だった。
穴の入り口には“Room8(8号室)”の札が置いてある。
あれ…? ドアがない!!
電気をつけたら、穴の中に2段ベッドが2つあった。


とくに変わりないやん・・・と思ってたら・・・


こんな感じ・・。電気を消したら昼間でも真っ暗!


ほかの部屋をちらっと見たら、みんな真っ暗な穴の中で
イビキをかいて寝ている。おったまげた。
セキュリティーなんて関係ないって感じ。
でも誰も盗難しようとは思わないかも、あの状況は・・。

クーバー・ピディでは、午後1時からの観光ツアーに参加し、
翌朝6時にやってくるバスで次の町へ向かう。
きっちり24時間の滞在だ。

朝早かったので、とりあえず洞穴ルームで3時間ほど寝る。

9時頃に起きて朝食をとり、町をぶらついてみた。
町は埃っぽく閑散としていて、オパールショップとバーが目立つ。
アボリジニの人も多く、たまに見かける町の人は、
カウボーイハットが似合いそうな荒野の人達といった感じだ。
昨日まで都会的で緑豊かなアデレードにいたのに、
もっとずっと前のことだっだような気がしてきた。
NEXT > (28)オパールツアー
BACK> (26)アデレード









最新の画像もっと見る