かちゃら@ハナハナ☆ワーホリ的生活

つれづれ日記とワーホリで行ったオーストラリアのお話など・・・

3.シドニー北上 バックパッカーズデビュー

2007年03月30日 | 1年かけたバス旅の記録
目次はコチラ

10月15日、ノースシドニーを出発しニューキャッスルへ。
近かったので電車で向かった。

わたしのバックパッカーズ(安宿。みんなバッパーと呼んでいる。)
デビューがニューキャッスル。ここで悲惨な目にあった。

当時の「○○の歩き方」にバッパーは1つだけしか載ってなかった。
電話で予約する自信がなかった私は直接行ったんだけど、
そこには5階建てくらいのボロいパブがあり、恐る恐る中に入ると
恐ろしく怪しいオッサン達が、まだ明るいのにビールを飲んでいた。

宿泊客は労働者風のオッサンが数人いるだけでバックパッカーは
1人もいない。 キッチンもあるけど使っていない感じ。
部屋も1人。恐ろしくなって、近くのインフォメーションで
他の宿がないか聞いたら、「すぐそこにYHAがあるよ」だって。

翌日のYHAの予約をしてもらった。
その日にその宿をキャンセルして出ることができない小心者な私・・・。


その日の夜は、なぜか壁から「トントントントン」って音がずっとするし、
深夜に部屋の前を人が行ったり来たりするし、怖くてナイフを
枕の下に忍ばせて寝た。

翌日、朝なのに暗いパブのカウンターでチェックアウト。
キーデポジット(部屋の鍵の保証金)を最初に10ドル渡したので
10ドル返ってくると思ってたら、20ドル渡された。

知らんぷりしてもらっちゃおうかな、と思ったけど、
そのままもらってパブを出た瞬間、
「おじょうちゃん、待ちな!」って捕まって売り飛ばされたら・・・
と心配になり、「ノーノー、10ダーラー」と言って返した。
もらっとけば良かった?

逃げるように移動したYHAはとっても綺麗でホッとしたよ。
バッパーの冷蔵庫にバターと野菜を忘れてきたんだけど、
もう行きたくなかったので泣く泣くあきらめた。
半年後なら「私のバター!」って必死になって取りに
帰ってだろう。。。。

ラウンド中、あんな所を載せたらダメだよ~!って言ってたら、
そこに泊まった子に遭遇。その話で盛り上がった。
ガイドブックをあまり信用しちゃいけませんな、と意気投合した。

ニューキャッスルは活気があるとは言えないけど、
岬にある灯台跡へ 向かう遊歩道を私は気に入ったよ。
散歩を楽しむ老夫婦や家族連れ、チャリダー達と「ハーイ!」と
挨拶しながら歩く海沿いの道は素敵だった。


写真:ニューキャッスルの灯台跡へ向かう道

次は、さらに北のコフスハーバーへ向かう。
この時初めて、ラウンドにはかかせない長距離バス“グレイハウンド(通称
グレハン)”に乗る。電話で予約したので、本当に予約が取れているかビクビク
しながらバス停で待っていた。ちゃんと乗れた時はもう感激だった!

コフスハーバーはオージー(オーストラリア人)のリゾート地。
マトンバードの島に登るとハーバーと町が見渡せてとても気持ちがいい。


写真:コフスハーバーのマトンバード島からの景色

ニューキャッスルのYHAのお姉さんに「次はコフスハーバーに行く」と
言ったら、YHAを予約してくれた。その時は意味がわからなくて、
「コフスハーバーで誰かが待ってる」ということだけ理解ができた。
到着したらYHAの人がいたから、そういうことか!とやっとわかった。

あとで知ったんだけど、頼んだらYHA同士で予約してくれるんだね。

YHAは結構古かったけど、宿泊者同士が気軽に仲良くなれる雰囲気。
無料のバーベキューパーティーもあった。今はこのYHAはないみたい。

ここでなかなか英語の会話に入っていけない私に、イングリッシュの
女の子が微妙な日本語を操りながら、仲間にはいれるようにいろいろ
気を使ってくれた。本当にありがたかった(T▽T)

コフスハーバーででとても楽しい時間を過ごせたんだけど、
ひとつ悩みができた。

英語で話したいけど話せない。
もっと会話が出来るようになりたい。
素敵な人達と出会えたから、余計その思いが強くなった。
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