Asian Cars通信 ~since 2005~

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レクサス試乗記(2) IS250は高いか?

2005年11月15日 | 試乗記
 先日、かねてより興味のあったレクサスISに試乗する機会を得た。
 乗ったのはIS250の標準モデルである。
 印象は、やや足回りが固めの、小ぶりのマークXといったところであった。

 レクサスは内容に比べて値段が高すぎるのではないか?という意見が聞かれる。
 確かに小ぶりのマークXにしては高すぎる。250万でもいいような気がする。
 それが390万円からという価格設定である。プレミアムブランドの老舗、BMWの320i、メルセデスのC180コンプレッサーとほぼ同等の価格である。
 しかし、個人的にはISはこの値段でいいと思う。レクサスが高いのは、トヨタの意気込みそのものだと思っているからだ。
 加えてBMWやメルセデスは4気筒モデルで、レクサスはV型6気筒。あちらはオプションのカーナビも標準装備。それら2台と比べれば高くないとレクサスの営業マン(セールスコンサルタント)は丁寧な口調で言っていた。
 ただし、同じ2.5リッターだからといってBMW325iと比べると、五感に訴える心地よさでは明らかに負ける。その快音を聴きたいだけでしばらく走っていたくなるBMWに比べると、IS250のエンジン音はあまりに平凡な印象だからだ。
 繰り返すが、この車が2代目アルテッツァとしてネッツ店に投入され、250万円からという設定で販売したとしたら、ISの倍以上売れただろうか?390万から350万に値下げしたら飛ぶように売れるだろうか?多分それはないと思う。
 うがった見方かもしれないが、レクサスが値下げするのは、BMWやメルセデスが値下げする時…トヨタはその時を狙っているのかもしれない。
 レクサスからは今後も目が離せない。

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