子どもの非行は大人の避行

「子どもの非行は大人の避行」というサブタイトルのついた「思春期は訴える」という本を読みました。
冒頭、筆者が子どもとかかわる中で、「自分とこのお父さん、お母さんはどんな親なんや？」という質問をすると、いろいろなニュアンスの違いはあるにせよ、大体をまとめると、「うっとうしいお母さんとずるいお父さん」ということになる、と書いてあります。
そして、「子どもというのは、何もわかっていないようでじつはちゃんと見ていて、見誤ることはないのでしょう。」と。

親が１ｃｍ変われば、子どもは１ｍ変わる。
親子だけではく、他の人間関係でも「自分から変わろう」という意識・努力が必要なことは言うまでもありませんが、「言うは易し行うは難し」。
そこからの「避行」が子どもの非行のもと、ということでしょうか。
考えさせられることだらけです。