リア充への道

6月30日までに彼女をつくります

現代とはボタン一つでリア充への道が開ける時代のことである

2009-05-28 01:21:51 | 日記
2週間前に、Aさんにメールを送った。

黒木メイサを可愛い系にした感じの女性だ。

元バイト先の仲間だ。

同じ就活生として、よく話もしていた。

そんなに話しかけてくれるほうではないが、

こちらから歩み寄ると、ニッコリと微笑んでくれる良い子だ。


「飲みにいかない?」

何のためらいもなく送った。

前に、違う用件でメールした時に、「また、今度飲もう」と送ったら

「いいですねぇ~」と良い感触の返事が返ってきたからだ。


それに最近俺は悶々としている。

彼女が欲しい。

彼女が欲しい。

彼女が欲しい。

ボーっとしていると、いつも考えている。


躊躇っている暇なんかない。

ボタン一つで、リア充への道が開けるかもしれないのだ。

ええい、ポチットな!!!





しかし、返信は来ない。

何分か置きにケータイを眺める俺。

センターに問い合わせしても意味ねーぞ、俺!

嫌な予感がした。

これは、女の子の常套手段「メール無視」作戦なのか?

いやいや、もう少し待ってみよう。

今彼女は忙しいのかもしれない。

ネガティブな考えが自然と浮かんでくるが、

それを何とか意志の力を持って、押さえ込もうとする。

チキンな俺と心の中で鍔迫り合い。

チキンな俺が、袈裟に斬ってくる。

その度に、何とか防御する。

しかし、決して攻撃には出れない。



ああああああ




返信が来たのは翌日昼だった。

ふぅー

とりあえず安心、安心。

何度経験しても、女性からの返信には緊張する。

同時にめちゃくちゃ楽しみでもある。

シュウカツの結果を待つときの心境に似てる気がする。



ドキ、ドキ、ドキ。


ケータイの決定ボタンを押す。



「いいですね~、クリリン(仮名)さんいつ暇な日ありますか?」



俺、ガッツポーズ!全俺が泣いた。

脳内がフルに活動し、俺は妄想モードに突入した。


あんなことして

こんなことして

うほっ


脳内は、アバンチュール(あれ、死語w?)だ!

おーい、俺!まだ早いぞ!


仕留めろ!仕留めるんだ!



「来週の火曜とかどう?」


よし、これで返信が来て、デート決定だ。

久しぶりのデート。

絶対に負けられない戦いがそこにはある。



ん?

あれ?

返信が来ない。

前回の返信も遅かった。何となく嫌な予感がした。

再び、キチンな俺、登場!

鍔迫り合い。


何か返信おせーぞ…。

彼女いやいやhんしんしてるんじゃねーの…?

断れずに困っているから返信が遅いのでは…?


そんなチキンな俺と心の中で戦う。


ブーブー


ケータイがなったのは、次の日の昼すぎ。

24時間以上たってるぞ!こらぁ!!!


と思っていたが、返信の内容を見てそんな考えは吹っ飛んでた。


「いいですね。それじゃ、当日は楽しみにしています」


キターーーーーーーーーーーーーー。

頭の中では、俺は彼女を抱いていた。