憲法九条やまとの会

今、日本国憲法九条改憲を止める
 ・・・平和を望み、維持したい・・・

「辻井喬が語る・平和のこころ」の報告(憲法九条やまとの会ニュース第13号2面)

2009年11月02日 | 憲法九条やまとの会ニュース

(本文)
3周年記念講演会(6月13日)の報告と感想
「辻井喬が語る・平和のこころ」
■プロフィール:本名・堤清二さん。「西部王国」総帥で衆議院議長も勤めた堤康次郎氏を父に持ち、それを「生まれも育ちも悪い私」と表現する。社会運動家、詩人、作家、経営者と多彩な人生を歩んでおられる。
■辻井さんは優しく穏やかな感じの方で、学生時代の活動経験や若き経営者として企業の革新を図った状況、マッカーサー、アイゼンハワーなどの要人に会ったときの感想などを語りながら、諄々と「意見の違う相手を味方にする」ことの必要、相手の懐に飛び込み信頼をかちとる勇気の必要、を説かれました(この辺の状況は、今年五月に出版された辻井さんの著書『叙情と闘争』中央公論新社に詳しい)。
■信頼された経験として圧巻だったのは、さる中国の人格者として知られる長者に、生涯で一番楽しかったことは何か、と質問したのに対する長者の答え。「隣の億万長者の家が火事で丸焼けになったとき」。隣人中国との付き合いは難しいけれど、「人格者」が素顔をみせるほど、お互いが信頼し裸になれれば、解決できない問題は無い。辻井さんはそう言いたかったのでしょう。
■北朝鮮の「脅威」についての質問に「北朝鮮は攻撃=自滅という国際包囲網を自覚しているから、絶対に攻めたりしない。マスコミの(ためにする)から騒ぎにまどわされないように。」とはっきり答えられたのは流石でした。
■高校生だった戦時中に勤労動員で厚木飛行場の滑走路工事に参加し、今に至るまで多大の爆音被害を住民に与えることになった、と「お詫び」を言われたのも印象的でした。
賛同者会議報告 (7月11日)
「国民投票法」について
7月11日(土)午後1時30分から桜が丘学習センターにて賛同者会議を開催しました。賛同者会議とは、憲法九条やまとの会の設立趣旨に賛同している皆さまの全体会議で、年に4回程度開催されています。
今回の賛同者会議は2部形式とし、第1部に「憲法改定の国民投票」についての講習会を行い、第2部に賛同者による会議を開催しました。第2部では主に6月13日に行った辻井喬さんの集会の報告と、今年の秋以降の憲法九条やまとの会としての取り組みについて話しました。
第1部では講師として横浜弁護士会より佐藤昌樹
会場は、後ろまで、いっぱいの人でした。
総務省ホームページに上のパンフレットを見ることができます。アドレスは、以下です。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/siryo.html

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