くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

東十八間櫓の崩れた木材が減っている

2016年10月02日 | 熊本城・復旧復興

おはようございます。

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7月後半から熊本大神宮の社務所の撤去作業が開始されました。そしてその後もこちらでの作業は続いています。

2016年8月11日の記事

熊本大神宮の倒壊した社務所は撤去されました

2016年7月29日撮影

 

2016年8月6日撮影

 

7月、8月はまだ倒壊した東十八間櫓の木材がたくさんありました。

東十八間櫓は重要文化財ですので、倒壊しても木材を処分することはできません。

使えるものはきちんと保管し、復興するときに使います。

熊日の記事(2016年9月9日)によると、

今回は建物の部材と石垣、瓦、土が混在し、難易度が高い。一つ一つの部材を傷めないように重機でつり上げて降ろす。ブルーシートの上では、木材からくぎを抜いたり、しっくいを取ったりして部材を調査し、西出丸の格納庫に一時保管する。石材が出て来た場合は、石工と相談しながら進める。

 

と書いてありました。大変な作業です。根気のいる作業です。

私の想像をはるかに超える地道な作業に言葉を失いました。 

 

 

2016年9月17日撮影

 

7月、8月の写真と比べると木材がかなり少なくなっています。

今年の夏は例年よりも暑かったです。

そんな中もコツコツ作業をし、ここまで進みました。

すごく大変だったと思います。炎天下での作業は。

でも、作業する人たちの熊本城への想いが少しずつ形になっていくんでしょうね。

 

私の中で、熊本城が元に戻るのは長い時間がかかると理解していたつもりです。

でも、ここを見ただけでも、それは本当に長い長い道のりなんだと改めて感じました。

 

これから先いくつもの夏が過ぎ、冬が過ぎたら終わるんだろう。

それまでどうか、どうか作業に関わる人たちは無理せず続けてほしいです。

 

 

  

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