社長のブログ

ルイール社長/長沼賢一のひとりごと

ボート部・・・②練習風景

2007-12-14 11:34:55 | Weblog
ボート部なのだから毎日ボートを漕いでいる、と思われがちですが、これが全く違うのです。ただ闇雲に走る、走る、のです。
午後の授業が終わると、掃除当番の部員を除き、それぞれが勝手に運動パンツとTシャツに着替え、グラウンドでそれぞれが自分に合った予備体操を行います。
適当な時に、誰かがそろそろ走ろうかと声をかけ、マラソンのスタートとなります。
走るコースは特に決まってはいません。その時の皆の盛り上がりでコースはころころ変わります。全員同じコースを走るとも限りません。俺、今日は調子が悪いから軽めにしとくは、と言うものもいるのです。勿論、それでOKです。誰もそのことをとがめだてする者もいません。ボート部はオールを使って漕ぐ競技のせいなのでしょうか、それこそオールOKなのです。
一番短いコースで、学校の周り、一周400メートルを4,5周ぐらい走ったのでしょうか。
長いコースとなると、石神井公園行き、などとのこともありました。遠いと大変だと思うでしょうが、遠いコースほど遠足気分で楽しかったことを思い出します。しょせんボート部のやることですから、たいしたことはないのです。
ただ公園行きの場合、つらいのが階段の上り下りの往復です。これは流石につらいものがあります。
数十段もある階段の往復を、10階を1セットとし、3セットはしました。いくら若いといっても、これには皆ゼイゼイハーハーでした。私はよく冗談で、彼らは彼女をと言って遊んでいましたね。意味、分かります?
ランニングで思い出すのは、小坂君です。
彼はボートの一番前で漕ぐ役目、整調という位置にいました。私は一番後ろで漕ぐ役目、バウと呼ばれていました。
小坂君は一番前で、ストロークサイド(ボートの右側)で漕ぎ、私はバウサイド(ボートの左側)で漕いでいたのです。
そのせいでしょうか、ランニングは別に競争ではないのに、小坂君と私が一緒に走るといつの間にか1位争いをしてしまうのです。
どちらが1位になっても、結局は共倒れです。なぜなら、その後の懸垂、腕立て伏せなどの運動が非常につらくなるのです。
お互いに競争はよそうぜ、と、言い合うのですが、次の日になると、また競争をしてしまうのです。
小坂、その性格今は直ったのかい?