K'sマンション

      1F:音 2F:本 3F:自然 4F:自遊
        ☆自作物語2F本
クレインズKの

SELECT No,38 《ERIC CARMEN》

2006-04-26 21:28:22 | 1F:音楽
 エリック・カルメン

パワーポップ・シーンに多大な影響を与えたラズベリーズ。その中心人物として卓越したメロディ・メイカーぶりを発揮していたのが、エリック・カルメンである。
75年、『サンライズ』でソロ・デビュー。パワーポップ感は若干後退したものの、甘いメロディを溶け込ませたシティ・ポップで大きな支持を得た。そして、彼の魅力/才能が存分に発揮された作品として名高いのが、AOR路線に歩み寄った78年の『チェンジ・オブ・ハート』である。TOTOからビーチ・ボーイズ人脈に至るまで、西海岸AOR勢をゲストに迎えて築き上げられた、どこまでもスウィートでセンチメンタルな音。シンフォニックなテイストも取り込んだトラックは切なげに鳴り響き、カルメンのヴォーカルは力強さと繊細さを巧みに使い分け、聴く者を魅了したのである。
80年代は、レコード会社との確執もあり活動低迷。しかし90年代に入り、セリーヌ・ディオンによって「オール・バイ・マイセルフ」がカヴァーされると再評価の声が高まり、98年には13年ぶりとなるアルバム『夢の面影』を発表、話題を振り撒いた。

推薦音源
All By Myself
Never Gonna Fall in Love Again
She Did It
Change Of Heart

大阪懐古館 13 《綿業会館 》

2006-04-25 23:59:35 | 5F:写真館
綿業会館

国指定重要文化財☆☆☆
大阪市中央区備後町2-5-8
昭和6(1931)年

『1928年に「日本の綿業 の進歩発展を図るため」という岡常夫氏(当時東洋紡績専務取締役)の遺言で100万 円の寄付を受け、関係業界からの醸出金50万円を加えた150万円を基金に綿業会館建設が決定されました。現在の金額だと60~70億円になるそうです。』

謎の彗星シュヴァスマン・ヴァハマン

2006-04-24 00:00:00 | 3F:自然
5月12日に、シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星が地球に最接近します
5月上旬は、夜8時には、東北東の空で見え、午前3時頃には真西の方向、高さ80度ほどのところにあり、夜が明けるまで一晩中見えています


シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星は、1930年に、ドイツのシュヴァスマンさんとヴァハマンさんによって発見された小さめの彗星です。
5.4年の周期で太陽を一回りする短周期彗星で、ゆがんだ軌道のため、遠いときは木星の軌道付近まで離れますが、近いときは地球軌道の少し内側にまでやってきます。そのため、タイミングによっては、彗星が太陽に近づく頃に、地球にも大接近します。1930年の発見時にも、地球に0.06天文単位にまで近づいていました。ただし、タイミングが合わないと、小さい彗星ですので、なかなか見えません。そのため、1979年に再発見されるまで、なんと半世紀にわたって、行方不明となっていた謎の彗星なのです。
他にも謎があります。1995年に太陽に近づいたときには急激に明るさが上昇し、その後、彗星の核が3つに分裂しているのが観測されたのです。汚れた雪玉とも言われる彗星は、太陽の熱で融け蒸発していく間に、核が分裂してしまうことがよくあります。
シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星の場合、2000年に太陽に近づいたときには、3つに分裂した核のうち2つが戻ってきたのが確認され、新しい破片も発見されました。そして、今年の3月には、新たに4つの核が発見されました。さらに、4月6日の時点では、破片の数は数十個にもなっていることが確認されました。どんどん分裂を繰り返しているようで、もしかすると、今回も皆さんが眺めている最中に、また分裂していくかもしれません。分裂が起きると、急に明るくなることもありますので、注目したいところです

SELECT No,37 《DAVID SOUL》

2006-04-20 21:12:21 | 1F:音楽
デイヴィッド・ソウル

「刑事スタスキー&ハッチ」のハッチ刑事でおなじみの、デイヴィッド・ソウル。
77年の全米ナンバー1ヒット曲「やすらぎの季節」(Don't Give Up On Us)の優しい歌声は今でも色褪せない。

推薦音源
Don't Give Up On Us

SELECT No,36 《King Harvest》

2006-04-19 21:08:03 | 1F:音楽
キング・ハーベスト

70年代に活躍したグループで、カントリー調の豊潤なサウンドから、カラフルなポップ感覚まで、ふくよかな音楽で渋い人気を集めた

推薦音源
Dancing In The Moonlight

光プレミアム

2006-04-18 22:11:16 | 4F:自遊
我が家に光がやってきた

そう
フレッツ光プレミアム!!
それでは
ここで紹介!

まず
※通信速度が速い!!

てなわけで
らくらくネットサーフィン!!


次に
※セキュリティが万全!!

セキュリティ対策ソフトが標準サービスなので、市販のソフトのように初期費用ならびに一年毎の更新手数料が不要!
また、最新のパターンファイルを自動アップデートしてくれるので、これまた楽々安心!!


それから
※オンデマンドTV対応

ナンヤ映画やテレビが見れるらしいけど・・・(まだ見た事ない)


ほんでもって
※テレビ電話対応

って
これまたやったことない(フォーマのテレビ電話もやったことないし、やりかたすら分からん)


それからそれから
※光でんわ

電話代が安い!
って
家の電話はあんましかけへんし有り難みが今イチわかりまへんけど・・・。




以上
詳しくは
NTT西日本までGO!GO!!

大阪懐古館 12 《旧川崎貯蓄銀行福島出張所》

2006-04-17 21:27:23 | 5F:写真館
旧川崎貯蓄銀行福島出張所

国登録有形文化財☆☆☆☆
大阪市福島区福島5-17-7
昭和9(1934)年
『大阪駅に近い国道2号線に面して、こんな建物が有ったとは驚きだ。この会社は衣料品を扱っているそうです 。』

バナナホール閉店

2006-04-12 13:31:54 | 4F:自遊
『親会社の倒産のために存続が危ぶまれていた大阪・梅田のライブハウス「バナナホール」の閉店が決まり、最後の営業日の9日、約600人がラストライブに酔いしれた。
 バナナホールは1981年12月にオープン。年間約6万人が訪れる人気ライブハウスだったが、昨年8月に親会社の貸しビル会社が倒産、店舗はIT企業に売却された。
 存続を求めるファン約1万2000人から署名が寄せられる中、昨年9月からは家賃を支払って営業を継続。銀行に融資を依頼するなどして買い戻し交渉を続けてきたが、IT企業はすでに同じ場所に別のライブハウスを作る計画を進めており、条件が折り合わず交渉は決裂、閉店が決まった。』



なんとも残念 
神戸チキンジョージに続く老舗の閉店・・・。
時代なんかなぁ・・・。
まぁ
そのEDコントライブっちゅーIT会社らしいけど、バナナには似てもにつかんコ洒落たクラブでもするつもりやろーけど、カンコドリ鳴いて1~2年で潰れるやろなぁ

♪ぞうさんの歌♪

2006-04-11 16:58:20 | 4F:自遊
♪ぞ~うさん
   ぞ~うさん

 お~はなが
   ながいのね♪

 そ~よ
   かぁ~さんも
    なぁ~がいのよ♪

誰もが知ってる、童謡「ぞうさん」

仲むつまじいぞうの母子と、それを動物園に見にきた人間の母子の仲良よく微笑ましい歌・・・。

が・・・・
そうではないらしい。

この歌
実は形態蔑視した差別的意味が大きいと云う 。
他の動物から見たら、鼻が長い君はおかしいと・・・。
しかし
子供のゾウは、しょげたり怒ったりせず「大好きなお母さんも長いよの」と朗らかに切り返し、それを誇りにしている歌という。
平和でゆったりした三拍子のスローワルツの曲は、そんなたくましさを秘めていた。



朗らかな人は、周りに安心を与える
その人は、心の中に毅然と誇れる“何か”をもっているからだろうと思う
 のっそら
 のっそら
母と歩む
子ゾウのように。

創想物語  『あわせ鏡』

2006-04-07 17:53:41 | 2F:本
ワタシの名前はミコ
もうすぐ一年生になる、ちょっとオマセな女の子!!
おかあさんの化粧台にチョンと座り自分の顔を見るのが大好きで、お出かけするおかあさんの真似をして、いつも、鏡を覗いてる

そこには色々な化粧品やヘアースプレー、ブラシにドライヤー、どことなく花の香りのするその場所は、とっても居心地の良い、心落ち着く所でした


ある時、化粧台の引き出しの奥から一枚の鏡を見つけたんです
お祭りでもらうウチワのような貝殻の形をした大きな手鏡を・・・。

その手鏡は真ん中から左右に観音開きする扉があって、裏には豪華な薔薇の刺繍がされ、とてもきれいな手鏡でした

「おかあさん?こんなのみつけちゃった!?」

「あらっ!?おばあちゃんの鏡ねっ^^」

「亡くたったおばあちゃんの・か・が・み・??」

「そーょ おばあちゃんがおばあちゃんのおかあさんから受け継いだ鏡っていってたけど??」

「そのおかあさんは、そのまたおばあちゃんからもらったって、そうして代々譲り受けてきた鏡なのよ」

「へぇーじゃーワタシのだぁ^^」
「だっておかあさんはワタシにユズラなくっちゃいけないのでしょ^^」

「やったーワタシの鏡ねっ!!」

「まぁまぁ^^」
「大切にするのよっ^^」
っと
その日からその鏡はミコの宝物になりました
どこにいくのも一緒で、その手鏡の扉を開けて、映る自分に「こんにちはっ^^」っと、まるで他人の家をうかがうよーに挨拶するのが日課になりました

鏡に扉があるなんて、ミコには初めてで、どこかヨソのおうちに入るような気持ちになるんでしょー


ある日
いつものように化粧台の前で 手鏡の扉を開け
「こんにちは^^」
っと言うと、その鏡は化粧台の鏡に写り込み、鏡の奥のワタシがニコッと
「いらっしゃい^^」っとほほ笑みかけたんです!!
ワタシはびっくりして手鏡の扉をバタッと閉めました
「確かに、いらっしゃいって言ってたよ・・・鏡の中の向うのワタシが・・・」
恐る恐るもう1度、手鏡の扉を開け、化粧台の鏡に合わせてみました
「こ・ん・に・ち・は・・・」
すると
鏡の向うの映り込んだワタシの顔は、目一杯の笑顔で「いらっしゃ^^」
っと笑ってます

不思議そうな顔のワタシと、合わせ鏡に写る笑顔のワタシ・・・。

ミコは勇気を振り絞って言いました

「あなた誰?」

・・・

「なにいってるの??ワタシはあなたじゃん!!」

・・・・??

キョトン顔のミコと、笑顔のミコ

そこで、鏡の奥のもう一人のミコが言いました
「じゃーねぇ 昨日の晩ご飯は、ハンバーグののったカレーとポテトサラダ・・・今朝はトーストと卵焼きと野菜ジュース!!卒園式の入場でコケちゃって恥ずかしかったでしょっ^^」
「それから・・・」

・・・・

「うんっ!!わかった!!」
「じゃーワタシならワタシの考えている事、分かるはずねっ!?」

「あたりまえジャン!だってワタシはあなたですもの!!」
「じゃーゆーねっ」
「んーとぉ・・考えてることはぁ・・・小学校でツトムくんと同じクラスになりたいなぁ・・・とか?ヤスコ先生さようなら・・・とか??昨日の夢は恐かったなぁとか?今日の晩ご飯なんだろなぁ??とか・・・って、ゆーか?ワタシが思っている事、言ってるだけなんですけど・・・」

合わせ鏡の向うのもう一人のワタシは正真正銘のワタシでした・・・不思議だけど・・・。


それからとゆーと
ミコはあわせ鏡の中の自分を“ミカ”と呼んで、まるで友達のようにおしゃべりするのが楽しくて楽しくて、毎日鏡の扉を開けては、「こんにちは!?」っとミカを呼び出していました
それは
兄弟のいないミコにとって、姉か?妹ができたような、とっても新鮮な感覚でした









ある日
ミコが公園に遊びに行った時の事
ミコより大きなお兄ちゃん達がブランコで遊んでいました
それは思いっきりブランコをこいで、勢いよくジャンプして、飛んだ距離を競うといった、とても危険な遊びでした
最初は恐々見ていましたが、だんだんと面白く
「がんばれ!!がんばれ!!」っと楽しくなってきました

そして
お兄ちゃん達がいなくなった、地面にはチャンピオン一郎、二位淳平、三位ケイタと三本の線が書かれていて、無人のブランコが、ゆらゆら揺れていました
ミコも好奇心から、その楽しそうな遊びを、見よう見真似でやってみました
それがとても危険な遊びと云うことを、疑うこともなく、勢いにまかせてブランコをこぎました
力いっぱい!お兄ちゃん達に負けないよーに、こいで・こいで・こいで・・・
それは幼稚園児が支える事の出来ない勢いまでに達し、力尽きたミコは勢いのまま振り落とされ、頭から地面に叩きつけられました

周りの人達が集まってきて騒がしい様子で、救急車のけたたましいサイレンが近づいて来るのが聞こえました・・・
事故の一方を聞きつけて来たおかあさんが、真っ青な顔で叫び続けていました









あれから
何日たったでしょう?

窓の向うに、スズメの鳴き声と朝焼けの光が、見えました
一輪挿しに入れられた桜の木が綺麗な花を付けていて、その上に入学式で着る真新しい制服がかけられていました
枕元には、あの日持って出た、手鏡を入れた子ぐま模様の手さげ袋がありました

「ここはどこ??」
「いったい何があったの??」

「そーだ!ミカに聞こう!!」

っと
子ぐまの手さげから出した手鏡を備え付けの鏡に合わせ、扉を開きました

「ミカ!?いったいワタシ・・・?」

・・・・??

「ミカっ!?」

・・・


「バカーーーッ!!」
「どれだけ心配かけたら気が済むの!!」
「死ぬとこだったのよっ!!」

・・・

「だから・・・ワタシ??どーしたの??」

「どーしたも、こーしたもないわよっ!!」
「ブランコから落ちたのよっ!」
「出来もしないのに、お兄ちゃんの真似をしてねっ!」

・・・

「あー、そーだった・・・」

・・・

「おかあさんがどれだけ心配してたか知ってるの!!」
「一週間、何も食べずに、つきっきりだったのよっ!!ミコも食べてないからって・・・」

「ほんと、最低な親不孝ものよっ、あなたは・・・」

「もー絶対!あんな危険な事しないって約束してね!!」

「一歩間違えたら・・・ほんと・・・」

「約束よ、、、生きたくっても、生きられない人だっているのよ・・・」

・・・。

「えっ・・・??」

・・・??




「あなた・・・お姉さんがいたの・・・」

「双子の姉がねっ・・・」
「難産の、難産の、、難産の末、、、、あなたを救うために・・・」

「だからあなたは、その子の分まで生きなきゃだめなのっ!」

「おかあさんに同じ思いをさせちゃいけないのっ!!・・・あなたは・・・生きなくちゃ・・・いけないのよっ・・・」

・・・・


何か騒がしい声が近づいて来たので、ワタシは急いで鏡の扉を閉め、寝たふりをしたんです


目を閉じたまま、今ミカから打ち明けられた事を考えてました・・・
ワタシにお姉ちゃんがいたことを・・・
ワタシが生まれる為に死んでいった双子のお姉ちゃんがいた事を・・・


騒がしさが近づいて来たので、薄めを開けて様子を伺ってると、作業着のおじさん二人が大きな箱をヨッコラ運んで来たんです
背中には“山田葬儀社”って、難しい漢字で読めなかったけど・・・

「おじさん??何してるの??」
っと、コッソリ声をかけてみると、おじさん二人はビックリした顔で・・・

「でぇーたぁーー(◎-◎;)」っと、箱をほっぽりだして逃げていったんです

少ししてから、お医者さんと看護婦さんを連れて来たです
青い顔をして・・・

「ミコちゃん??私が見える??」

っと、喉や腕を握って何か調べてる様子で・・・

「先生なんですか!?ワタシブランコからおっこちたんでしょ??」

先生はとても真剣な顔で
「奇跡だっ!!生還してる!?早く!おかあさんに連絡を・・・MRIの準備と、院長に連絡をとってくれ!!」
っと慌て口調で看護婦さんと話している

「先生??ワタシどーしたの??」

「(◎-◎)死んだはずなのに・・・生き返ったんだよっ」
「奇跡が起こったんだよっ」
「天国から帰って来たんだよっ・・・天国から・・・。」

みんなは慌ただしく病室を後に、看護婦さんも「ちょっと待っててね」
っと、声を掛け急ぎ足で、出ていっちゃって、一人になったんです

カーテンが風でユラユラ揺れている・・・

一輪挿しの桜の花が一枚、ヒラヒラと舞っている

「ワタシが死んだ??」
・・・
「そして生き返った??」
「奇跡・・・・」




あなた・・・お姉さんがいたの・・・

・・・

双子の姉がねっ・・・

あなたを救うために・・・
・・・あなたは・・・生きなくちゃ・・・いけないのよっ・・・

ミカの声が蘇る・・・

・・・

「ミ・・・カッ・・・?」
「姉さんっ??」

「姉さんねっ!!」

確信に近い思いで、もう一度、あわせ鏡でミカに会いにいったんです
ワタシの姉さんって事を確かめに・・・
誕生日のあの日に、ワタシの命を救ってくれたように、また助けてくれたの?って、確かめに・・・

手鏡の扉を開けて、ミカを呼んでも、向うに写る姿は自分のままで・・・

結局出てきてくれなかった・・・
もー会えないの?ミカ?

そして手鏡の扉を閉めました
・・・
ドキドキ心臓は高鳴り
ガタガタ震えていました
・・・

「もう会えないのね・・・姉さん・・・」

ごめんね・・・ミカ。

・・・

ありがとう・・・姉さん。


お・わ・・








あれから20年

二度も救われた命を噛み締めて
私も一児の母になりました
“ミカ”ってゆー女の子!!の母に・・・。

そして、あの手鏡も、私が母から無理無理もらったように、娘に取られちゃいました^^
古い子ぐま模様の手さげに入れて、いつも一緒!
って
やっぱり親子ねっ^^
あっ
噂をしていたら・・・

「ただいまー!!」

「おかえりミカ!」

「おかあさんおかあさん!?不思議なことあったよっ・・・」

「んー?どーしたの?」

「あのね、鏡に鏡を合わせると、ワタシじゃないワタシがいるの・・・。」



おわり