こたつでみかん

日々の生活を書いたり、思ったことを書き綴っています。

コタロー。

2015-05-20 17:31:59 | Weblog
5月10日。

愛猫のコタローが虹の橋を渡った。

旦那と同棲して、私のワガママで飼った猫。

子供がいないから、子供代わりに育てた猫。

いつも、私や旦那が仕事から帰ってくると、嬉しそうにニャーニャー言いながら、玄関に迎えに来てくれた。

狂暴なところがあって、よく噛みついてきた。

動物病院に連れて行くと、本気で暴れて、獣医師達を困らせていた。

そんな猫が、先月半ばくらいから食欲がなくなって、どんどん痩せていった。

先月末には、呼吸が荒くなって、ご飯をほとんど食べなくなった。

動物病院に連れて行って検査してもらったら、肺に水が溜まっているのと、お腹の中にたくさん腫瘍みたいなものがあると言われた。

その時に言われたのは、心筋症と、もしかしたらリンパ腫じゃないかということだった。

それで、腫瘍の細胞を採って、検査機関で見てもらうことになった。

もう、この時点で、長く生きられないことを覚悟した。

ネットで色々見たけど、延命治療のために手術や入院させるより、少しでも長くそばにいたいと思った。
コタローに辛い思いをさせたくなかったし。

そして、GW明けに病院から連絡があった。

結果は、猫には珍しい『組織球性肉腫』で、悪性腫瘍疾患と考えられるということだった。
ただ、もう少し詳しく調べないとわからないらしく、お腹を開いて腫瘍を採って検査してみますか?と言われた。

それで、また動物病院に連れて行ったら、その場で苦しみ出して、息絶えてしまった。

もう、その場で泣き崩れたよ。

後悔の気持ちが溢れだして、コタローに謝ってばかりいた。

そしたら、院長が「猫って、ギリギリまで我慢しちゃうんだよね。だから、自分を責めちゃだめだよ」って言ってきた。

確かにそうだよな。だって、病院に行く前まで元気そうにしてたもんなぁ。

でも、コタローは、もう長く生きられないことを悟っていたようだった。

コタローの遺体を家に連れて帰って、旦那が仕事から帰ってくるのを待ってる間、ずっとコタローを撫でながら泣いていた。

旦那が帰ってきてコタローのことを伝えると、「まだ生きてるじゃん!」って言って、「コタロー、起きろよ。」って言いながらコタローを撫でていた。

旦那もショック受けてたんだよね。

13日に火葬したんだけど、その前日も「コタロー、起きろよ。遊ぼうよ。」って話しかけてて、それを見てたら涙が溢れだした。

それから1週間経つけど、まだ、猫トイレとエサが置いてある。

何となく捨てられずにいるんだよね。

コタロー、うちの愛猫になってくれてありがとうね。
たくさんの思い出をありがとう。