今回はリアルにするために人形を設置します。
これは繊細な作業なので気をつけてやりましょう。
油断すると人形がなくなってしまいます。数mm~十数mmですからね。
人形設置の作業は全てピンセットで行います。
使う接着剤はすぐに乾き、よく付くのでプラスチック専用接着剤がオススメです。
プラスチック専用接着剤は模型屋に行けば160円ほどで買えます。
木工用ボンドでも設置はできますが、付けすぎたりすると仕上がりが汚くなってしまう場合があります。
まず、人形を用意します。今回はTOMYTECの「情景シリーズ ザ・人間009 乗る人々」とKATO「ブルートレイン乗務員」です。
TOMYTECの方は、駅で待つ人、KATOの方は駅員として設置を行います。
ブルートレイン乗務員でも充分駅員として使うことができます。
服が違う、と指摘されても地方には独特なものがあるのだ!とでも言ってください。
用意したのは合計18体です。使ったのはその内の14体です。
<用意した人形>
まず、設置したいところを決めます。これはあまり多く設定しない方がいいです。
田舎なのにごまごました駅になってしまいます。
べつに設定しなくてもできます。むしろその方が自由にできていいかもしれません。説明は設定した場合を説明します。僕は設定しませんでした。
「立っている人形の設置方法」
まず、設定したところに合う人形を選びます。
それから、ピンセットで人形をもって接着剤を人形の足に付けます。少しで大丈夫です。
接着剤を塗ったら設定したところに人形をピンセットで置きます。
これでもし、倒れてしまったら、しばらくピンセットで押さえて下さい。
すぐに付きます。接着剤が足りない場合もあるので、その場合は接着剤を追加で塗ってください。
これが面倒くさい場合は設置するところに直接接着剤を塗って人形を置いてピンセットで押さえて下さい。
お次は
「座っている人形の設置方法」
こちらは、立っている人形より簡単です。
まず、人形のお尻か設置するところに接着剤を塗ります。これも少なめにしてください。ベチャベチャ付けると見栄えが悪くなります。
そして、接着剤を塗った人形を設置するところに置きます。
もし、人形が傾いていたり、斜めに腰掛けている場合は接着剤が乾かないうちにピンセットで直してやってください。
これで、人形の設置は完了です。
<完成>
[駅舎の待合室]
新聞を読んでいる人(上)、切符を買おうとしている人(右下)、改札を通ろうとしている子供と駅員(右)などが居ます。
みえませんが、外には列車に向かって敬礼をしている駅員が居ます。
[ホーム]
ホームには手と足を組んでいる人(手前)が待っています。電車がなかなか来ないのでいらいらしているのでしょうか?
なぜか子供がベンチによじ登ろうと懸命です。
そして、遠くを見ているのか手を目の上に当てている青年が立っています。
奥の小さな待合室には長いベンチが一つあります。
見えませんが、その中に駅員が休憩しています。

次は列車も入れて・・・
この写真の右には見えにくいですが先ほど説明した駅員が立っています。
頭は見えませんが列車に向かって敬礼をしています。
どうですか?とてもリアルになったでしょう?
こういうことでレイアウトはだいぶ変わります。
技術をあまり必要としないので皆さんチャレンジしてみてください。
では
【スカイヤー】