JUNSKY blog 2015

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福岡市長選の候補のリーフを読む

2006-10-11 23:58:12 | 地域情報
引続き、福岡市長選挙について

真っ先に民主党に推薦を頼みに行ったという候補者のリーフを読みました。
政策だけ読むと、多くのところで 清水とし子候補の政策 と重なってます。

状況をよく知らない市民が読めば、このリーフを出している候補者は、
「人工島住民投票条例」制定運動や、
『よばんでよかオリンピック』の運動を推進してきた、
市民の運動から立候補した候補者のものではないか?と錯覚するでしょう。

「大規模公共事業を見直し、税金は市民生活をより豊かにするために使います」
と言っています。

しかし、その無駄な大規模公共事業を福岡の人工島でも諫早干拓でも推進してきたのは、他ならぬ民主党です。

この候補者の「お約束」は、山崎市政に苦しめられた市民の気持ちを捉えたものではありますが、
それはいわば、票を掠め取るプロパガンダというものです。

ちょうど、この記事を書いている途中で
「大津留敏彦のブログ2」を訪れてみると
「日本国憲法擁護連合」さんが、民主党の候補に期待するような御意見をコメントされていたので、
これにコメント返しをしてきました。

まさに、この候補のパクリ公約に期待してのコメントでした。
私のコメント返しは、下記の通り。

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日本国憲法擁護連合さん

民主党に真っ先に推薦を頼んだ候補者のリーフを読みました。
なかなか良くできています。
表面的には、清水とし子候補と共通する項目が多くあります。
民主党の前歴を良く知らない市民の支持を掠め取りそうです。
『人工島を“負の遺産”から「市民の財産」に変えます。』ということです。

山崎市長も一期目は人工島事業を見直すと言って市民の大きな期待を集めて市長になりました。
今回、民主党に推薦を頼んだ候補者と同じようなことを言っていました。
しかし、市長になってまもなく市民の期待を裏切り自民党に擦り寄りました。

二期目は、民主党も含むオール与党(日本共産党を除く)体制で、市民負担ばかり増やす市政をやってきました。
市民負担はあらゆる面で増やしたにも関わらず、8年間で借金を5000億円も増やしたのも、このオール与党体制による、無駄な開発行政です。

民主党は、与党になって以来4年間に山崎市長が提案した予算や条例に、一つとして反対の態度を示していないのです。
これは、人工島開発に関する予算も当然含みます。
その上、「オリンピック招致決議」にも民主党は賛成したのです。


【よばんでよかオリンピック】の市民運動が高まる中で、人口の1割を超えるという市政史上最大規模の署名を前にして、その請願に『反対』できず、かといって、招致決議に賛成してきた立場上、賛成もできず、継続審議となり、
結局落選の成果を市民運動は勝ち取ったのです。

このような、山崎与党として、「市民負担」の急増と、人工島に象徴される「無駄な開発」を推進してきた民主党の推薦を受けている候補者に、期待するのは幻想ではないでしょうか?

上に書きましたように、山崎市長の当選前後の豹変を思い出していただきたいのです。

それと、もっと大事なことは、憲法改正(改悪)でも、教育基本法改正(改悪)でも、民主党の立場は、「日本国憲法擁護連合さん」の立場とは全く対立する政治的立場だと思いますが如何ですか?
 
9条の精神を押しつぶしてしまうのが、民主党の改憲案だと思いますが・・・

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「清水とし子さんを福岡初の女性市長に!」第3回
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2006Oct11 JUNSKY


1 コメント

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福岡市長選挙について (日本国憲法擁護連合)
2006-10-12 23:56:18
トラックバックありがとうございます。

福岡市長選挙を通じた私のコメントに関して

批評ありがとうございます。

私は民主党という政党は、第二保守政党に

すぎないと認識しており、連合とともに批判を

展開してまいりました。



とりわけ、地方自治体においても、民主党の

立場などは肯定しがたいと考えています。



確かに、私のコメントは反山崎候補者として

民主党の健闘をたたえてはいますが、

清水さんも善戦してほしいという意見が、

どちらともとれない姿勢として批判されたのだと思っています。今回の場合、オリンピック招致に敗退したため山崎候補は苦戦を強いられることでしょうし、その反発が大きいと思いますが、そもそもオリンピック招致そのものが、ナンセンスだったと私は認識していますので、民主党の姿勢は批判されるべきだと思います。一方で、反山崎派の候補だという場合は、組織的・支持基盤からすると民主党のほうが、大きいという現実があり、山崎に勝てる候補者としてリアルな指摘をしたわけですが、私の本意は民主党なんかではないことをご理解ください。



本来であれば、反山崎に対峙する市民側の

候補者、首都圏や関西圏における、野党統一候補

のような方との一騎打ちが好ましいと考えています。

私は、民主党も共産党も社民党も開発に反対する市民型の

候補者を選定するようなものでなければならないと考えています。昔でいえば、奥田八次さんなどのような統一候補が

望ましいですね。



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